1941年の春、アムステルダムに住む両親の元を離れ、佐賀県唐津に暮らす叔母(常盤貴子)の元に身を寄せることになった17歳の榊山俊彦(窪塚俊介)の新学期は、アポロ神のように雄々しい鵜飼(満島真之介)、虚無僧のような吉良(長塚圭史)、お調子者の阿蘇(柄本時生)ら学友を得て“勇気を試す冒険”に興じる日々。肺病を患う従妹の美那(矢作穂香)に恋心を抱きながらも、女友達のあきね(山崎紘菜)や千歳(門脇麦)と“不良”なる青春を謳歌している。しかし、我が「生」を自分の意志で生きようとする彼らの純粋で自由な荒ぶる青春のときは儚く、いつしか戦争の渦に飲み込まれてゆく。「殺されないぞ、戦争なんかに!」…俊彦はひとり、仲間たちの間を浮き草のように漂いながら、自らの魂に火をつけようとするが…。
タイ・バンコク。リン (チュティモン・ジョンジャルーンスックジン)は小学1年生の頃から成績はずっとオールA、中学でも常に首席の頭脳明晰な天才女子高生だ。教師である父親との父子家庭で、決して裕福とはいえない生活を送っているリンだったが、優秀な成績が評価されたことで、晴れて国内有数の進学校に授業料の全額免除とランチの無償提供つきの特待奨学生として転入を果たす。転入初日にリンは、勉強はてんで出来ないけれど天真爛漫な明るい性格で女優を目指しているグレース(イッサヤー・ホースワン)と友達になり、勉強を教えることに。しかし中間テスト本番、グレースは教えたはずの問題も解けない始末。見かねたリンは試験の最中に、ある古典的な方法でグレースを助けた。リンのおかげで見事に成績が上がったグレースは大喜び。リンを、彼氏の御曹司パット(ティーラドン・スパパンピンヨー)の家での祝賀会に誘う。グレースから試験での話を聞き、自らも良い成績を手軽に手に入れたいと考えていたパットは、リンにあるビジネスを持ち掛ける。それはテストの答えと引き換えに、一人一科目につき3千バーツの代金をリンに支払うというもの。渋っていたリンだったが、ピアノの鍵盤においた指の動きからインスピレーションを受け、画期的なカンニング方法を思いつくのだが…。
アーミーナイフをいつも持ち歩き、果物をむくのが上手かった男の子、栄大輔(さかえ だいすけ)。栄は、どこかの農家の一人娘と結婚するという。結婚の知らせをきっかけに、幼馴染であった中村由美(なかむら ゆみ)の心には、果物を介した中高生時代の思い出が次から次へと瑞々しく蘇り、同時に栄に伝えられなかった想いが後悔とともに溢れ出してくる。10年のときを経て過去の想いと対峙する決心を固めた由美は、栄に対してある行動をとる…。
ゴールデン・イーグル賞 最優秀脚本賞受賞・作品賞他6部門ノミネート ロシア映画批評家組合賞 最優秀助演女優賞受賞 ロシアの名門ボリショイ劇場に、世界的トップ・バレエ・ダンサーが集結!世界的に活躍する本物のバレエ・ダンサーが集結し、世界最高峰と言われるボリショイ劇場で撮影したステージは圧巻の迫力!本格的なバレエシーンの迫力に魅了され、少女たちのひたむきな闘いに胸躍る、豪華バレエ・エンターテイメント!
新体操のスター選手として将来を期待されていた金城瑞穂(知英)は、練習中に脊髄梗塞で倒れ下半身麻痺となってしまう。競技人生を絶たれた彼女には、両親やアスレティックトレーナーの誉田哲二(落合モトキ)の思いやりを受け入れることができず、絶望と孤独に苛まれる。塞ぎ込む日々の中、ストリートミュージシャンの幼なじみ・柏原淳之介(稲葉友)と数年ぶりに再会し、「一緒に歌おう!」と誘われるが戸惑いを隠せない。瑞穂はギターを手にすることで少しずつ音楽に惹かれていき・・・人生がふたたび動きはじめた彼女が見た新たな夢とは?
脱北者出身のアイスホッケーの元エース選手ジウォンは、北朝鮮に残した妹のことをずっと気にかけていた。そんな中、アジア冬季競技大会への出場を懸けて急きょ、国家代表チームが結成されることになる。熱烈なアプローチを受け、再び代表選手に復帰するジウォンだったが、そこに集まったメンバーは性格も実力もバラバラ。それでも絆を深めチームとして成長していく中、大会で最大のライバル・北朝鮮代表チームと戦うことになり…。
1997年、中国返還を目前に控えた香港。母と二人で低所得者用アパートに住む少年チャウは、弟分のロンを引き連れ借金の取り立ての手伝いをしている。ある日、チャウは同じような境遇の少女ペンと出会い恋をする。が、彼女は重い腎臓病に冒されていた。やがて彼女の身を守るため、生まれて初めて銃を手にするが……。
5歳で父親と死別した八雲御子。翌年には母親も失踪してしまい、祖母に引き取られた御子だが、18歳になると祖母も亡くなり、天涯孤独となってしまった。しかし、祖母の葬式に母親の弟である雷土悟郎が現れ、住む場所とアルバイトを用意してくれた。その仕事とは、ワケあり物件に住み込んで事故の履歴を帳消しにし、次の住人を迎えるまでにクリーンな空き部屋へと浄化すること=“ルームロンダリング”。引っ込み思案で人づき合いが苦手な御子にとって都合の良い仕事だったはずが、行く先々で待ち受けていたのは、幽霊となって部屋に居座る、この世に未練たらたらな元住人たち。ミュージシャンになる夢を諦めきれないパンクロッカーや見ず知らずの男に命を奪われ恨み節が止まらないOL、カニの扮装をした小学生!?なぜか彼らの姿が見えてしまう御子は、そのお悩み相談に振り回されて…!?
高校最後の文化祭3日前、突然、演劇部の絶対的ヒロイン、ひかり(玉城ティナ)が退部した・・・。残されたのは4人の「微妙」な女子、沙彩(福原遥)、蒼生(矢倉楓子/NMB48) 、胡桃(小野花梨)、美紅(齋藤美咲) 。ひかり不在の演劇部は自分たちがスクールカーストの下位にいることを再認識する。ヒロイン不在の中、本当は誰もが「ヒロイン」を演じたいのにお互いの腹を探り合う 4 人。いままでひかりの影に隠れてきた彼女たち4人の秘めてきた思いが、一気にぶつかり合う――!
リストラされた戸田は、ある雨の日男に捨てられ怪我をしていた春菜を自宅で手当する。後日、就職面接の帰りに事故に遭った戸田が搬送された病院に、あの春菜が働いていた。再会をきっかけに次第に距離は縮まったと感じていた戸田だったが、実は春菜は病院にやってくる業者の植村や医師の小園とも関係を持っていた。芸人のヒロシ出演の青春ラブ・ストーリー!
父親のアンティークショップを経営する美砂の夫・信次は、出版社に勤めている。ある日、小説家になりたかった信次は“トキオ”という名前で美砂にメールを送る。全く知らない名前からのメールを無視していた美砂だが、真摯な文章を読み続けるうちに疑いは晴れていき、逢いたくなっていく…。
男一人、酒浸りになりながらバーを営むサル(ブライアン・クランストン)と、破天荒だったミューラー(ローレンス・フィッシュバーン)の元に、30年間音信不通だった旧友のドク(スティーヴ・カレル)が突然現れる。2人にドクは、1年前に妻に先立たれたこと、そして2日前に遠い地で息子が戦死したことを2人に打ち明け、亡くなった息子を故郷に連れ帰る旅への同行を依頼する。バージニア州ノーフォークから出発した彼らの旅は、時にテロリストに間違われるなどのトラブルに見舞われながら、故郷のポーツマスへと向かう――。30年前に起きた悲しい出来事をきっかけに出た再会の旅。語り合い、笑い合って悩みを打ち明ける旅路で、3人の人生が再び輝き出す。
1997年7月7日。下関と釜山の間で行われた親善陸上大会に出場した郁子は、一人の韓国人の男の子と出会い、淡い恋をする。「来年の夏、この大会で再会しよう」携帯もメールも無い時代、日本と韓国が今ほど親しくなかった時代。郁子の初恋を何とか実らせたいと奔走する真理、巴、玲子の3人の胸にも、いつの間にか郁子の切ない想いが住み着き、そして奔流のようにあふれ出す---。
第1話 チェコ・プラハ編、第2話 中国・上海編、第3話 フランス・パリ編、第4話 日本・小樽編、第5話 イタリア・フィレンツェ編。5つの都市を舞台に繰り広げられるオムニバスラブ・ストーリー。日本の岩井俊二、香港のスタンリー・クワン、台湾のウェイ・ダーションが監修。
1983年夏、北イタリアの避暑地。17歳のエリオは、アメリカからやって来た24歳の大学院生オリヴァーと出会う。彼は大学教授の父の助手で、夏の間をエリオたち家族と暮らす。はじめは自信に満ちたオリヴァーの態度に反発を感じるエリオだったが、まるで不思議な磁石があるように、ふたりは引きつけあったり反発したり、いつしか近づいていく。やがて激しく恋に落ちるふたり。しかし夏の終わりとともにオリヴァーが去る日が近づく…。
女の子だけの劇団にオーディションにやってきた役者志望のメイ(河原美衣)。「下着の色が白」だという理由だけで彼女はオーディションに受かってしまう。次の日、劇団の陰の座長、島出留美(奏谷ひろみ)が現れる。彼女はメイに居残りを命じ、文字通り「愛のムチ」を使った個人レッスンがはじまる。驚きつつも、それを受け入れるメイ。それからというもの、彼女の心には言いようもないドラマチックな変化が起きようとしていた…。
若草ハルナ(二階堂ふみ)は、彼氏の観音崎(上杉柊平)が苛める山田(吉沢亮)を助けたことをきっかけに、夜の河原へ誘われ放置された<死体>を目にする。「これを見ると勇気が出るんだ」と言う山田に絶句するハルナ。さらに、宝物として死体の存在を共有しているという後輩でモデルのこずえ(SUMIRE)が現れ、3人は決して恋愛には発展しない特異な友情で結ばれていく。 ゲイであることを隠し街では売春をする山田、そんな山田に過激な愛情を募らせるカンナ(森川葵)、暴力の衝動を押さえられない観音崎、大量の食糧を口にしては吐くこずえ、観音崎と体の関係を重ねるハルナの友人ルミ(土居志央梨)。 閉ざされた学校の淀んだ日常の中で、それぞれが爆発寸前の何かを膨らませていた。そうした彼らの愛憎や孤独に巻き込まれ、強くあろうとするハルナもまた、何物にも執着が持てない空虚さを抱えていた。そんなある日、ハルナは新しい死体を見つけたという報せを、山田から受ける…。
歌うことが大好きなニノ(中条あやみ)は転校先の高校で、幼馴染の男の子・ユズ(志尊淳)に再会。ニノを想うユズは、思わぬ再会に気持ちを募らせるが、ニノは幼いころに離れ離れになった幼馴染・モモ(小関裕太)に今でも思いを寄せていた。モモに歌声を届けるため、練習を重ねるニノは、とあるオーディション会場でモモと再会!が、モモからは冷たい一言が。そんな時、ユズの所属するバンド・イノハリでボーカルを担当することになったニノ。それぞれの恋する気持ちが交差する中でニノが気づく本当に大切なひととは!?
16歳になり、身も心も男の子として生きたいと決断した主人公レイ、シングルマザーのマギーは、「突然、息子を育てることになるなんて・・」と、動揺を隠せない。共に暮らすレズビアンのおばあちゃんのドリーもレイのカミングアウトをイマイチ理解ができないでいる。一方、髪を短く切り、身体を鍛え、少しずつ“本当の自分”に近づいていくことで生き生きしてくるレイ。そんなある時、驚くような“家族の秘密”が明らかになる―!
才能なんてあってもなくても輝いていた―若手コンビ「スパークス」としてデビューするも、まったく芽が出ないお笑い芸人の徳永は、営業先の熱海の花火大会で先輩芸人・神谷と出会う。神谷は、「あほんだら」というコンビで常識の枠からはみ出た漫才を披露。その奇想な芸風と人間味に惹かれ、徳永は神谷に「弟子にしてください」と申し出る。神谷はそれを了承し、その代わり「俺の伝記を作って欲しい」と頼む。その日から徳永は神谷との日々をノートに書き綴る。2年後、徳永は、拠点を大阪から東京に移した神谷と再会する。二人は毎日のように呑みに出かけ、芸の議論を交わし、仕事はほぼないが才能を磨き合う充実した日々を送るように。そして、そんな二人を、神谷の同棲相手・真樹は優しく見守っていた。しかし、いつしか二人の間にわずかな意識の違いが生まれ始める―「笑い」に魅せられ、「現実」に阻まれ、「才能」に葛藤しながら、「夢」に向かって全力で生きる二人の10年間の青春物語。
24歳のOLヨシカは中学の同級生"イチ"へ10年間片思い中!過去のイチとの思い出を召喚したり、趣味である絶滅した棒物について夜通し調べたり、博物館からアンモナイトを払い下げてもらったりと、1人忙しい毎日。そんなヨシカの前へ会社の同期で熱烈に愛してくれる"リアル恋愛"の彼氏"ニ"が突如現れた!!「人生初告られた!」とテンションがあがるも、いまいちニとの関係に乗り切れないヨシカ。"脳内片思い"と"リアル恋愛"の2人の彼氏、理想と現実、どちらも欲しいし、どっちも欲しくない…恋愛に臆病で、片思い経験しかないヨシカが、もがき、苦しみながら本当の自分を解き放つ!!
春、元美術部で運動音痴の主人公・東島旭(西野七瀬)は、新しい自分になることを夢見て、二ツ坂高校に入学する。しかし、そこで、1つ上の先輩でなぎなた部の宮路真春(白石麻衣)と出会い、その強さに憧れ、“なぎなた”をはじめる決意をする。入部したなぎなた部で、同級生の八十村将子(桜井玲香)、紺野さくら( 松村沙友理)、2年生の野上えり(伊藤万理華)、大倉文乃(富田望生)、そして宮路真春らと共に部活動をスタートしたが、“練習は楽で運動神経がなくても大丈夫”、そんな誘い文句とは真逆でなぎなたの稽古は過酷そのもの!やがて3年生にとって最後となる夏のインターハイ予選を迎える。決勝まで順調に勝ち進んだ二ツ坂高校だったが、ダークホースの國陵高校に敗れてしまう。なかでも、1年生エース・一堂寧々(生田絵梨花)の強さは圧倒的だった。3年生が引退し、野上新部長で再スタートを切った新生二ツ坂なぎなた部は、山奥の尼寺で僧侶・寿慶(江口のりこ)の激しいしごきによる、地獄の夏合宿を経て、一回り大きく成長する。迎えた秋の大会。再び二ツ坂の前に宿敵・國陵高校と一堂寧々が立ちふさがる。
ツチダは同棲中の恋人・せいいちのミュージシャンになる夢を叶えるため、内緒でキャバクラで働いていた。一方せいいちは毎日仕事もせずにダラダラと過ごす日々。しかし、ツチダがキャバクラの客と愛人関係になり生活費を稼いでいることを知ったせいいちは、心を入れ替え働き始める。そんな矢先、ツチダは昔の恋人・ハギオと偶然の再会を果たす。過去の思い出にしがみつくように、ハギオにのめり込んでいくツチダだったが・・・。
歳の離れた恋人に身体を噛んでもらうことでしか満たされない陸上部のエースみちる(飛田桃子)。生真面目で部員達に疎まれる部長の新田(山田由梨)。二人は互いの空虚を埋め合うように、だんだんと近づいていく――。
知的障害者である兄・実生と二人で暮らす幹生は、性欲処理ができない兄のために、デリヘル嬢のマリンを招き入れる。地下アイドルとして活動しながら風俗で働くマリンには、いつか自分だけの島「ファラ・アイランド」を購入したいという夢があった。奇妙で穏やかな共同生活を始めた3人。しかしマリンの取材を続けるドキュメンタリー作家によって、互いを補うように生きてきた3人の絆はもろくも崩れ去ろうとしていた…
1960年代初頭の台北。夜間中学に通う小四(シャオスー)は不良グループ”小公園”に属する王茂たちとつるんでいた。小四はある日、小明という少女と知り合い、淡い恋心を描く。小明は小公園のボス、ハニーの女だった。姿を消していたハニーが突然戻ってきたことでグループ同士の対立は激しさを増し、小四たちを巻き込んでいく。
新次は、かつて自分を捨てた母親から、建二との親同士の因縁を聞かされる。一方建二は、図書館で倒れた妊婦・恵子を助ける。そんな彼らの知らないところで、海洋拳闘クラブには廃業話が持ち上がっていた。癌を患い死を前にしてもなお高圧的な態度をとる父親との再会により、激しく心を乱される建二。一方の新次は、宿敵・裕二との決戦を前に、憎しみに心をみなぎらせていた。そして、孤独を感じた建二はある決断をする。建二は徐々に才能を発揮、プロとして勝利を重ねていく。新次は海洋拳闘クラブの廃業後、アルバイトをしながら漫然と暮らしていた。そんな彼のもとに堀口が試合の話を持ってくる。その相手は、ほかならぬ建二だった。
少年院から出たばかりの新次は自分と劉輝を裏切った裕二に復讐しようとするが、ボクサーとなった裕二の返り討ちにあう。新次を助けたのは吃音症の青年、建二。それを目撃していた堀口は、ふたりをボクシングに誘う。堀口の運営する「海洋拳闘クラブ」で暮らし始めた新次。建二もまた、暴力的に自分を支配する父親と決別し、ジムに移り住む。寝食を共にしながらボクシングに没頭していくふたりは、ともにプロテストを目指すことに。デビュー戦に臨むふたり。弱腰の建二に対し、新次はすぐに頭角を現していく。すべて上り調子に思えたある日、新次とともに裕二に裏切られたはずの劉輝が、当の裕二と屈託なく笑いあっている姿を目にしてしまう。
夏、灼熱のインターハイ。その戦いの地・栃木に、3人の男が向かっていた。昨年、総北高校自転車競技部のメンバーとしてインターハイを制覇した、金城真護、巻島裕介、田所迅だ。彼らは新生チーム総北の応援のために集結したのである。車を走らせながら、3人は昨年の戦いを振り返りながら、新生チームへの期待に胸を膨らませていた。高校からロードレースを始めた初心者ながら今やチームのエースクライマーとなった小野田坂道、新キャプテン手嶋純太をはじめとする総北高校自転車競技部。インターハイの戦いに臨む彼らのこれまでの道のりは、決して平坦ではなかった。信頼し支えてくれていた先輩との別れ。「全員で支え合い繋ぐ」というチームの魂の継承。他校だけでなくチーム内の仲間とも激しくぶつかったインターハイ出場を賭けた戦い…。それらを乗り越え、全国の強豪が集まるインターハイの頂点を目指して、灼熱の地を駆ける!新世代の始まりの物語が、ここに―!
池田屋への再出陣を経て、大和守安定が修行へ旅立った“とある本丸”。その直後、安定へ思いを馳せる加州清光は、部屋に残された手紙を発見する-。
愛する妻と3人の子供たち。マックの幸せな人生は、最愛の末娘ミッシーがキャンプ中に誘拐されたことで終りを告げる。捜索から数時間後、廃れた山小屋で彼女のドレスが発見される。そこに残された証拠から、警察が追い続ける連続殺人犯の凶行であることは間違いなかったが、ミッシーの遺体が見つかることはなかった。年月がすぎても、マックは深い悲しみから抜け出せず、妻や子供たちとも距離ができ、家庭は崩壊寸前だったが…
二人でいれば、悲しみは半分。しあわせはたくさん。夏の果ての街角を、愛の歌が通り抜けていく――。フィリピン、真夏のマニラ。“お母さんをお金で買う”ことを思いついた孤児の少女ブランカは、ある日、盲目のギター弾きピーターと出会う。ブランカはピーターから、得意な歌でお金を稼ぐことを教わり、二人はレストランで歌う仕事を得る。ブランカの計画は順調に運ぶように見えたが、一方で、彼女の身には思いもよらぬ危険が迫っていた・・・。
サスカインド家の次男オーウェンは、自閉症により2歳から言葉を失い、6歳まで誰ともコミュニケーションを取れなくなってしまった。失意に暮れながら過ごす父と母は、ある日、オーウェンが発する意味をなさないモゴモゴとした言葉が、彼が毎日擦り切れるほど観ていたディズニー・アニメーション『リトル・マーメイド』に登場するセリフであることに気づく。意を決した父が、オーウェンが大好きなディズニーキャラクターの“オウムのイアーゴ”になりきって語りかけると、まるで魔法のように、オーウェンが言葉を返した!数年ぶりの息子の言葉にこみ上げる涙をこらえながら、イアーゴとしての会話を続ける父。こうして、父と母、そして兄による、ディズニー・アニメーションを通じた「オーウェンを取り戻す」ための作戦が始まった!
事故ですべての記憶を失い、音が色になって見える色聴を患ったシヒョンは、病院で出会った親友ジウォンと同居しながら音楽が耳に入らないよう、常に大きなヘッドホンをつけることで自身を守っていた。ある日、ジウォンの弟ウヒョクはシヒョンが寝言で口ずさんだロディが、シヒョンの過去を思い出す鍵になるのではないかという考えと共に本人にメロディを託すのだった。
ハナとアリスは同じバレエ教室に通う中学生。あるときハナは通学途中で出会った手塚高校の宮川先輩を好きになる。翌年、ハナとアリスは一緒に手塚高校に進学。さっそくハナは宮本先輩が所属する落語研究会に入部すると、先輩の尾行を開始した。下校途中、先輩がシャッターに頭をぶつけて気絶するアクシデントを目撃。慌てて駆け寄ったハナは、先輩の意識が朦朧としていることがわかるとなんとも大胆不敵な嘘をつく。一つの嘘が更なる嘘を呼び、少女と少年の可愛らしい三角関係が、色々な人々を巻き込んだトリッキーな三角関係へと変貌を遂げる。
田園が美しいある地方都市。14歳の蓮見雄一(市原隼人)は、かつての親友、星野(忍成修吾)にいじめられ、窒息しそうな毎日を送っている。唯一の救いはカリスマ的歌姫リリイ・シュシュの歌声だけ。自らが主宰するファンサイト「リリフィリア」の中にいるときだけが本当の自分でいられる瞬間だった・・・。雄一がリリイのファンになったのは1年前。中学生になって親しくなった優等生の星野に教えてもらったのがきっかけだった。やがて星野は豹変し、いじめのリーダー格として君臨する。雄一やクラスメイトの久野陽子(伊藤歩)を標的にし、津田詩織(蒼井優)を自殺にまで追い込んでいく。次第にエスカレートする星野の行動。そしてリリイ・シュシュのコンサート会場で、その事件は起きた。
東京武蔵野にある大学に入学するため、北海道から上京した楡野卯月(松たか子)。おとなしい性格の彼女は、新しい友達や刺激的な環境に戸惑いながらも、自分らしく大学生活を楽しんでいた。実は卯月がこの大学を選んだのには、本人曰く“不純な動機”があったのだ。卯月の知られざる小さな冒険が始まるー。
小学生の典道(山崎裕太)と祐介(反田孝幸)たち男子5人は、花火を横から見ると丸いのか、平べったいのかという素朴な疑問を抱き、花火大会の夜、その答えを確かめるべく町のはずれにある灯台に行くことを計画する。同じ日、両親の離婚で転校することが決まっていたなずな(奥菜恵)は、プールで競う典道と祐介、どちらかの勝者と駆け落ちすることを企てる。少年と少女の、淡くも瑞々しい恋を懸けた勝負の行方が、ふたつの異なる結末へと昇華するーー。
春の高校バレー宮城県予選、決勝戦――。準決勝で青葉城西を下した烏野が、春高出場を懸けた一戦に挑む。対するは超高校級エース・牛島若利を擁する絶対王者、白鳥沢。烏野は試合序盤から牛島の強烈なスパイクに翻弄され、攻勢に転じようにも天童の鋭いブロックに阻まれてしまう。これは超えられない壁なのか?反撃のカギを握るのは、ブロックの要・月島。その冷静かつ執拗なディフェンスで、日向、影山も勢いを増していくが……。
春高予選に向けて動き出した烏野高校排球部は、強化の一環として関東強豪チームとの合同合宿に参加する。変化を求め進化した烏野一同は、迎えた春高予選で準決勝へと駒を進める。対戦相手は、インターハイ予選で敗北を喫した青葉城西高校。序盤から猛攻をしかける烏野だったが、徐々に精度を上げる及川のサーブと秘密兵器・京谷の強烈なスパイクによって、流れは青城に傾いていく
1997年。スケートボードを楽しむ不良グループの1人、コーリー(トビー・ウォレス)は不良仲間と同級生のジョナ(ガリヴァー・マクグラス)をいじめていた。実は2人は幼い時いつも一緒に遊んでいた友人だったが、あることをきっかけに疎遠になっていた。ハロウィンの夜。コーリーの不良仲間たちは変わらずジョナをいじめていたが、そんな状況に飽き飽きしていたコーリーはたまらず仲間の輪からはずれ、ジョナを助ける。ジョナはコーリーを闇夜の中に連れて行くと、そこには、夢とも現実ともつかない世界がひろがっていた。コーリーは怯えながらも、ジョナについていくと、ついに2人が離れることになったある“秘密”が暴かれることになる・・・。
桐山零の川本家3姉妹との出会いから1年、今年も獅子王戦トーナメントが始まったが、最高峰を目指す棋士たちに様々な試練が降りかかる。トップに立つ将棋の神の子と恐れられる宗谷名人でさえ、ある秘密を抱えていた。一方、零が別れを告げた師匠の家庭は崩壊へと向かっていく。さらに、ある事件が川本家を襲い、川本家の3姉妹を捨てた父親が現れ、耳を疑う要求を突き付ける。強くならなければ大切な人たちは守れない―
大学入学をひかえた夏休み。ジャックの予定といえば、親が勝手に決めたインターンシップがあるくらい。いつも「人生にはもっと“何か”があってもいいはず!」と口にしながらも冴えない日々を過ごしていた。しかし、そんなある日、美しいイヴリンと出会ったことで、ジャックの人生は一変して輝きだす―自由奔放なイヴリンと、ハイクラスな仲間と過ごす刺激的で充実した日々。この華やかな世界が、ずっと続くと思っていた・・・
僕は、この街の能力がどうしようもなく好きだ 悲しみを消し去るために より正しい未来を見つけるために ただ、幸せを願うために 僕は、できるなら色々なことを、もう一度「リセット」したい 特殊な能力を持つ人々が約半数を占める<咲良田>。街を出ると能力は使えなくなるが、その力は<管理局>によって慎重に、監視・制御されていた。今まで平穏だった咲良田市のいたるところで“能力の暴発事件”が発生。咲良田の能力者たちを制御・監視する公的機関・管理局の対策室室長 浦地正宗(及川光博)の”一掃計画”によって、街から能力がすべて消滅してしまう。咲良田に能力があった記憶を持つ者は、世界中で浅井ケイただ一人となってしまった。みずからの過去に区切りをつけるため、ケイは初めて咲良田を出る。2年前に相麻がなぜ世界から消えなければならなかったのか?咲良田がどのようにして能力者の街になったのか?すべての謎を解き明かすケイを待っていたのは、能力の再生を賭けた浦地との対決だった。
中学生でプロ棋士としてデビューした桐山零は、東京の下町に一人で暮らしている。幼い頃に交通事故で家族を失い、父の友人である棋士の幸田に引き取られたが、自分のせいで幸田家に亀裂が入り、家を出るしかなかったからだ。深い孤独を抱えてすがりつくように将棋を指し続けていたある日、零は近隣の町に住む川本家の3姉妹と出会い、彼女たちとのにぎやかな食卓に居場所を見出していく。温かな支えを胸に、闘いへと飛び込む零。若手NO.1を決める新人戦、最高峰を決める師子王戦―それは、様々な人生を背負った棋士たちが、頭脳と肉体と精神のすべてを賭ける壮絶な闘いだった。
能力者が集う閉ざされた街・咲良田を舞台に、忘れることができない「記憶保持」の力を持つ少年と「リセット」-世界を最大3日間巻き戻すことができる少女が“悲しみ”を消すために、過去をやり直し現実(いま)を生きる青春ミステリー。特殊な能力を持つ人々が約半数を占める<咲良田>。街を出ると能力は使えなくなるが、その力は<管理局>によって慎重に、監視・制御されていた。17歳の高校生、浅井ケイは<記憶保持>の能力を持っていた。春埼美空は、世界を最大3日分巻き戻す=<リセット>できるが、それはケイと共に行動することで初めて成立する能力だった。ケイは、自身の力がきっかけで2年前に死んでしまった相麻菫の再生を今も祈り続けていた。そんなケイの前に、<モノを消す>能力を持つ村瀬陽香と<記憶操作>を可能にする岡絵里が立ちはだかる。
1985年、社会主義政権下の東ドイツ。18歳のフランクはある晩、西側のTV番組で紹介された“ブレイクダンス”に心を奪われ、一気にブレイクダンスの虜となったフランクは暇さえあれば路上でダンスを踊るようになる。多くの若者がブレイクダンスに熱狂する中、政府の娯楽芸術委員会はアメリカ生まれの非社会主義的なダンスを禁止しようと動き出す。フランクをはじめとする多くのダンサーが人民警察に逮捕されるのだが、それでもなお若者たちの勢いは止まらなかった。そこで政府が掲げた政策は、ブレイクダンスを“社会主義化”し若者向けのプロパガンダとして利用することだった!フランク率いるダンスチーム「ブレイク・ビーターズ」は国家認定の芸術集団として人気を博していくのだが、その代償として自分たちの求める自由なダンスが踊れなくなるというジレンマを抱えるのだった・・・。
ユヅキ、カミオ、リョータ、ショーヤの4人は、ナカニシ先輩とマキヨシ先輩から原付バイクを買ったことをきっかけに、不良の世界にどっぷりはまり込んでいく。拉致やリンチ、監禁、拷問が横行する言葉の通じない世界で、それぞれ生き残りを賭けて戦う彼らだったが……。
幼少時代、陽介(中山麻聖)は、2004年7月に新潟と福島で起こった豪雨によって母親を失った。今は専門学校で日々映画製作について勉強しており、凪音(八神蓮)や高校時代からの友人の嵐(三上真史)、幼なじみの茂(加藤貴宏)らと一緒にSF映画『鉄魔人の逆襲』の撮影をスタートする。だが、その最中に監督の凪音が事故で亡くなってしまい映画制作は頓挫してしまう。
美しい海に囲まれた沖縄の慶良間諸島。小学生のうみは、耳が良すぎるために周囲の音に過敏で、他人ともうまくコミュニケーションがとれずにすっかり心を閉ざしてしまっていた。ある日、ヴァイオリニストの祐子がコンサートのために東京から島にやってくる。それまで少しの音のズレでも不快に感じてしまい、吹奏楽部の生徒とたびたび衝突していたうみ。祐子との交流が、そんな彼女の心に少しずつ変化をもたらしていく。
高校2年生の祐樹は、初めて会った日から惹かれていた同級生・香織に、思い切って「友達になって下さい」と声をかける。が、香織は必死で祐樹を拒む。実は彼女には“友達のことを一週間で忘れてしまう”という記憶障害があった。それでも香織のそばにいたいと願い、毎週月曜日、記憶がリセットされるたびに、香織に会いに行く祐樹。二人は交換日記を始めて、少しずつ距離を縮めていく。が、そんなある日、香織の過去を知るまゆと、転入生の九条が現れて―。
借金返済でギリギリまで追い込まれたジョンは、友達のベン、ティム、そして何も知らな真面目なマイケルまでまきこんでマフィアたちの100万ポンドと指輪を奪う・・・。
『回想電車』『お電話ありがとうございます』『さおり』『赤い糸』『漁船の光』『先客あり』 『candy』『Dark Lake』『レミューテック』の感動・震撼の9つの物語。
7月31日、誕生日の夜。ライブの帰り道に、大学生の葵海は事故にあってしまう しかし、気が付くと葵海は教室にいた。日付は事故の1週間前―。動揺する葵海に、お互いに好きな想いをなかなか伝えられない幼なじみの陸が言う。「秘密を教える。俺、時間を戻せる。」葵海の運命を変えるため、陸は時間を遡れるレコードを使い、何度も時を戻していたのだ。「運命を変えられた。葵海はもう死なない。絶対に」想いが通じ合った二人は、恋人として日々をやり直すため1年前に戻る。周囲が羨むカップルとして幸せな日々を送る二人だったが、陸のタイムリープには葵海への一途な想いとともに重大な秘密が隠されていた―。「葵海のいない未来なんて、俺には意味がない」陸が自分の未来すべてをかけて自分を愛していることを知る葵海に、再び7月31日がやってくる―。
4年間引き籠っていた兄は、カメラマンになると言う夢を見つけて部屋を出た。机の上に、あるものを残して・・・。そして、都会で女優を目指している妹に会いに行く。妹だけが持っている幸運の御守りをもらいに!
川に落ちた我が子を釣り上げようとする女とその夫、離婚する両親のどちらと住むのか選択を迫られ苦悩する姉妹、ある目的のために病気で死に行く叔父を見舞い続ける少女とその母。川は昨日へと流す、悲しみも喜びも・・・大きな川が流れる街に住む三つの家族の物語。
高校時代、軽音楽部に所属するも煮え切らない毎日を過ごしていた美羽。ある日、ギャルな先輩に導かれ、ガングロギャルチーム「ブラック・ハマナス」に出逢った美羽、あおい、優等生の彩香は、勢いで加入することに。パラパラダンスに打ち込む美羽たちの姿は、軽音楽部でロックを目指していた柴田も刺激を受けるほどの輝きを放っていた。12年後、元ギャルの3人は、高校時代に砂浜に埋めたタイムカプセルを探しに向かうが・・・
いまや絶滅しつつある“ヤンキー”の存続を図るべく、元ヤンの羽賀鉄三は私財を投げ打って自らが園長となりヤンキー養成学園を設立する。一般社会には適合できなかったあらゆるタイプの落ちこぼれ達がこの学園に入学してくる。年に一度、文化祭ならぬ喧嘩祭が開かれ、最強のヤンキーを決定するのがしきたりだ。そこで選ばれたキングとクイーンは名実ともに最強のヤンキーカップルとして輝かしい学園生活を保障されるのである。スケ番アンジーは昨年のクイーン。キングの龍兵とは順調な学園生活を送っていた。そんなある日、アンジーの前に絵に描いたような草食男子が現れ、弟子入りしたいと懇願してくる。二人の出会いが、思わぬ事態を招く・・・!
不良の巣窟である大葉学園と軟派な男女が集まる哉谷津学園が少子化の影響で統合した。偏差値もタイプも違う生徒達が一緒になったので学園は大騒動の連続だ。大葉のスケ番であるユカは哉谷津のチャラ男に惚れてしまって、慣れない恋愛に四苦八苦。大葉の番長であるマサオはライバルの黒須校との対決で大忙し。暴力、恋愛なんでもアリの学園生活、本日開校。
「ヒロイン!なにわボンバーズ」の三原光尋監督がアイドル吹石一恵をヒロインに描く青春ファンタジー・ラブ・ストーリー。水沢夏音は空手部に所属する高校2年。それほど好きでもないのに空手部に入っている理由はただ一つ、男子部の主将、3年の谷口高貴がいるから。でもずっと片思い。それが、ある日、ひょんなことから告白するハメに。でも、あっけなくフラれてしまうのだったが……。