不動産業を営むケントが、出張先で部下のエイミーと一線を越えてしまう。ケントには妻サラと一人娘のルーシーがいたが、仕事優先の生活で夫婦関係はすでに冷え切っていた。一方のエイミーは、何かと自身の行動に執着する夫ブラッドによって、すぐに不倫を見抜かれるも、激しい口論の末、エイミーは階段から転落して死亡してしまう。そんな中、ケントをライバル視する同僚のミゲルによって、昨夜の情事を盗撮されていたことが発覚。写真を突き付けられ脅されたケントは、窮地に陥ってしまう。時を同じくエイミーのスマホからケントの存在を察知したブラッドは、復讐のためサラに接近していた。
アトランタで生活する成人のレイラは、養姉妹の死をきっかけにDNA検査を受けることに。10歳の時、母親を薬物の過剰摂取で亡くし養護施設で育ったレイラは、父親については何も知らずに成長してきた。残された唯一の家族を求めていた彼女は、検査の結果、生物学的な父親が実業家のスコット・ハイアットだと知る。さらに、腹違いの妹ヴァイオレットがいることも判明。その矢先、スコットが殺されたというニュース記事を見つけ、すぐさまフィラデルフィアのスコット邸へ弔問に向かった。一方、父の後妻ノラと同居中のヴァイオレットは、ノラを毛嫌いしており、訪ねてきたレイラと意気投合する。そして2人は共に父の死の真相を追い始めるが、その過程で明かされる驚くべき事実が待ち受けていた。
ハイスクールに通うニコレットは、同じ施設育ちで親友のブルックを捜していた。ブルックは妊娠9ヵ月の身重にも関わらず、ある日突然、行方不明になっていた。新任教師のサンディに声をかけられたニコレットだったが、自身の体調不良も重なり、反抗的な態度で心を開こうとはしなかった。一方、ある雑居ビルに監禁されていたブルック。彼女はそこで出産をしていた。しかし赤ちゃんは、大金と引き換えに団体の人間に奪われてしまっていた。何とかその場から抜け出すことに成功したブルックは、ニコレットに救いの電話をかけるも、追手によってひき逃げされ死亡してしまう。そんな最中、自身の妊娠が発覚したニコレットが施設に帰宅すると、そこには養子縁組を斡旋する団体の女性が待ち構えていて…。
デザイナーのメリッサは1年前、強盗に襲われたところを救ってくれたケビンと結婚。一軒家を購入し、幸せな日々を過ごしていた。しかし今や、夫婦仲はギクシャク。ケビンはワインバーのオープンの資金繰りに苦労し、決して順調ではなかった。にも関わらず隣人ローレンの娘グレースを、メリッサには内緒でワインバーの店員として口利きし、それを口実に親密な男女仲になっていた。一方ある夜、メリッサが一人で家で過ごしていたところ、知らない男が侵入し、ケビンが賭博で負った借金を払えと脅迫してきた。さらには職場にクインと名乗る女性が現れ、「ケビンは裕福な女性に目をつけて金を騙し取る男」だと聞かされたメリッサ。ケビンの本性を知ったことで離婚を決意するも、その後、職場にやってきた刑事2人に、ケビンが遺体が発見されたと報告され、激しい混乱とともに動揺を隠せないでいた。