「一緒に住まないか」という言葉とともに、麻友子は恋人の智樹から合鍵を手渡された。彼との仲は良く、これといって不満もない。しかし麻友子は「結婚なんて考えたこともない」と言い残し、カフェテラスを飛び出してしまうのだった。その衝動に自ら戸惑いながら歩くうち踏切にさしかかった彼女は、今しも線路に飛び込もうとする男の姿に気が付く。とっさに男を押しとどめる麻友子。「余計なことをするな」と叫ぶ男の顔を見て、彼女は驚く。それは顔見知りの永山だったのだ。家庭を顧みることのなかった彼は、妻に愛想を尽かされたばかりか、経営する会社を部下に乗っ取られ、絶望の只中にあった。捨て鉢な様子でふらふらと歩き出した永山を心配し、麻友子は後を付いて行く。その時、どこからともなく読経の声が。その音に誘われるように2人は山門をくぐり…。
奇跡の特効薬“風邪(ふうじゃ)ワクチン”の開発に成功した天才科学者・紀久生(窪塚洋介)。しかし、彼の頭の中にしかない化学式を手に入れようと、彼の頭脳に嫉妬する狂気の医師・一ノ瀬(柄本明)、技術を盗もうと暗躍するある秘密組織の幹部・道元(クリス・ペプラー)とその右腕・寺子田(和田哲史)たちは、それぞれの目的のため手段を選ばず狙っていた。そして、更に紀久生に近づく謎の女・桜子(小西真奈美)。実は彼女も紀久生に近づかなければいけない秘密があった。夢の特効薬をめぐる攻防の末に待ち受けていた衝撃の真実とは・・・?
人気プロレス団体「ZERO」の看板レスラー・獅子王は、愛する妻・麻美のために念願の一軒家を建て、義妹の那美、TV局プロデューサーの山路らを招いて新築披露パーティーを開いていた。だがそこに因縁のライバル・一条が現れたため、祝いの席が修羅場と化すことに。壮絶な乱闘劇の末、夢のマイホームは爆発炎上。しかも爆発の際の火傷がもとで、麻美は謎の奇病に冒されてしまうのだった。妻の病気を直し、マイホームを再建するため、獅子王は“合法的殺人団体”の異名を取る「DDD」とのデスマッチに挑むことになるが・・・。