東京で写真家として成功した猛は母の一周忌で久しぶりに帰郷し、実家に残り父親と暮らしている兄の稔、幼なじみの智恵子との3人で近くの渓谷に足をのばすことにする。懐かしい場所にはしゃぐ稔。稔のいない所で、猛と一緒に東京へ行くと言い出す智恵子。だが渓谷にかかった吊り橋から流れの激しい渓流へ、智恵子が落下してしまう。その時そばにいたのは、稔ひとりだった。事故だったのか、事件なのか。裁判が始められるが、次第にこれまでとは違う一面を見せるようになる兄を前にして猛の心はゆれていく。やがて猛が選択した行為は、誰もが思いもよらないことだった──。
藤堂組若頭・服部(清水絋冶)が撃たれた!それを機に、武侠会二代目・正木礼二郎(中条きよし)の周囲にも不穏な動きが相次ぐ。裏盃の倫子(三原じゅん子)らと共にその実態を探り始めた正木は、正木の失脚を狙う湊川組組長・湊川と謎の組織“桜会”の存在を突き止める。だがその裏には、さらなる大物の存在があった!