1976年の南アフリカ。裕福な家の出身であるアンドレ・スタンダーは、美しい女性ベッキーと結婚したばかりのエリート警官で、幸せの絶頂にあった。当時の南アフリカは、アパルトヘイト政策による白人至上主義の世界。そんな中、ソウェト蜂起が勃発、暴動を収める任務に向かったアンドレは、武装していない黒人青年を撃ち殺してしまう。それが大きなトラウマとなり、衝動的に銀行強盗を犯してしまった彼は逮捕され、32年の服役に処せられる。刑務所暮らしでリーとアランに出会ったアンドレは、彼らと脱獄、3人は次々と銀行強盗を起こし、“スタンダー・ギャング”と呼ばれるまでに。そんな彼らは世間を騒がすようになり、警察は何とか逮捕しようとするが…。
元海兵隊員のウィリアム・ダンカンは、戦いから離れ妻と娘のキャサリンと3人で平穏な暮らしを送っていた。ある日、ウィリアムは立ち寄った料理店でギャングの無差別殺戮に遭い、愛娘を目の前で惨殺されてしまう。ウィリアムの必死の反撃により主犯格のダニーは駆け付けた警察に逮捕されるが、証拠不十分で相応しい裁きを受けることはないという。これを知ったウィリアムは、釈放されたダニーを怒りに任せて手にかけるのだが…。