キャリーはやり手の女性弁護士で、父が共同代表を務める法律事務所の出世頭。私生活では同僚のスティーヴンと婚約、順風満帆な日々を送っていた。ある日キャリーは、もう一人の共同代表で上院議員選挙への出馬を控えるキャスウェルから、チェスターフィールド石油の爆発事故に関する訴訟を任されることに。そんな彼女のもとに、ある男性とのベッドでの盗撮写真が送りつけられる。直後、地元紙のライター、スコットからキャスウェルが爆発事故に関わっていた疑惑があると知らされるキャリー。始めは無視をしていたものの翌日、自殺と思われるスコットの遺体が発見されたことで、極秘にキャスウェルの調査に乗り出すのだが…。
デヴィッドは同居人のドリューと麻薬の密売に手を染めていた。ある日のこと、デヴィッドが家に戻ると玄関先でドリューが何者かに撃たれ死亡していた。しかも家の中から発砲され慌てて逃げ出したデヴィッドは、ドリューの車で逃走。車内で見つけた大金が入ったバッグを手に、ミシガン州の小さな町に辿り着く。一息つこうとモーテル近くのバーへ入ると、今度は女店主のマディソンと、客のエリンがいきなり揉め出す事態に遭遇。エリンをなだめ、店から追い出したデヴィッドは、マディソンに気に入られ、互いに惹かれあった二人は一夜を共にする。その翌朝、エリンを見かけたデヴィッドは彼女に仕事を持ちかけるのだが…。
ある日の深夜、アトランタ行きの列車は6名の客を乗せ、定刻通りの出発を予定していた。列車の中には指名手配犯の男ジェリコがいた。彼の目的は、ステファン・ハーグレーブスの娘アニーを殺すこと。列車の中でアニーを見つけ、殺す機会を伺うジェリコだったが、アニーのボディガードに阻まれ拘束されてしまう。見張り役の目を盗み、拘束を解いたジェリコは、アニーたちと再び対峙するも、列車の中に漂う得体の知れない不気味な気配を感じていて…。
アメリカ・マサチューセッツ州の小さな町セーラム。ここでは遠い昔の1666年に、村人22名が不審な死を遂げ魔術を使った殺人の罪で1人の奴隷を火あぶりにし、その真相を何世紀にも渡り隠蔽してきたとされていた。記者のレイチェルは、この歴史を記事にしようと村人ポールに取材を試みるも開口一番、「深堀すれば君の命に係わる」と、警告されてしまう。しかし取材を重ねた数日後、再びポールの家へ出向くレイチェルは、既に息絶えているポールを発見し…。