6歳のムーニーと母親のヘイリーは定住する家を失い、“世界最大の夢の国”フロリダ・ディズニー・ワールドのすぐ外側にある安モーテルで、その日暮らしの生活を送っている。シングルマザーで職なしのヘイリーは厳しい現実に苦しむも、ムーニーから見た世界はいつもキラキラと輝いていて、モーテルで暮らす子供たちと冒険に満ちた楽しい毎日を過ごしている。しかし、ある出来事がきっかけとなり、いつまでも続くと思っていたムーニーの夢のような日々に現実が影を落としていく―
太陽が照り付けるロサンゼルスのクリスマス・イブ。街角のドーナツショップで一個のドーナツを分け合うトランスジェンダーの二人。28日間の服役を終え出所間もない娼婦シンディは、自分の留守中に恋人が正真正銘の金髪女と浮気したと聞きブチ切れ、彼女を捜し出してとっちめてやろうと街へ飛び出す。歌手を夢見る同業のアレクサンドラはそんな親友シンディをなだめつつも、その夜に小さなクラブで歌う自分のライブのことで頭がいっぱい。さらに、彼女たちの仕事場の界隈を流すアルメニア人移民のタクシー運転手、ラズミックも巻き込んで、それぞれのカオティックな1日がけたたましく幕を開ける!
アメリカ・ニューヨークのブルックリン地区。若いストリートギャングのサイコ・ロック・スリックの三人は、ギャング団“DECEPTZ”と名乗り暴虐武人に街を徘徊していた。恐喝、強奪、暴行、強盗・・・次第にその凶暴さは増していき、街中で恐れられる存在となっていく。弁護士を目指す優等生のエディは恋人ケリーにそそのかされるままに彼らと親しくなる。勉学に打ち込んできたエディにとって、彼らの存在は少なからず羨望の対象でもあったのだ。一方で、流れ弾で息子を殺されたジョンソン刑事はエディの目を覚まさせようと彼を追う。次第に“DECEPTZ”は他のギャング団との抗争を激化させていき、エディも巻き込まれることに。警察の必死の取り締まりにも関わらず、ニューヨークの街中が銃声につつまれていく
クリスマス間近のある日、ロンドンでトムは元恋人エロイーズを待っていた。彼女がフランスへ帰国することになり、その前に別れの挨拶をしておきたいと、2人は会う約束をしていた。すでにエロイーズには新しい恋人がいたが、トムはまだ彼女に未練があり、彼女を待つ間、出会った日のことを思い出していた。5年前、レコード会社に勤めるトムがクビを言い渡された日に、偶然にも2人は同じエレベーター内に閉じ込められてしまった。彼女がトムのことを解雇させるよう、会社にアドバイスした張本人だっただけに、2人は気まずい状況に陥ったが、時間が経過するにつれ、気持ちがたがぶり恋に落ちた。その後、2人は一緒に暮らし始めるが、いつの間にかすれ違ってしまい…。
ニュージャージー郊外の屋敷で開かれていた、高校時代の同窓会パーティもそろそろお開きの時間。女子陣の帰宅後アートやフロリオら残された野郎どもは、酔いも手伝い本音全開モードに。好みの異性のタイプやエロ話から、大学での生活や日々感じる憤りまで、時に共感し時にケンカしながら、普段は見せなかった生の姿をさらけ出す。バカ騒ぎに興じながら、彼らは将来への不安に向き合える様になるのか?
カルフォルニアに暮らす、あるジャンルの人気女優ジェーンは、ガレージセールで買ったポットの中に大金が入っていたことに気づく。早速ショッピングの軍資金として使うジェーンだが、やがて好奇心と罪悪感の両方から売り主の老婦人セイディに近づく。最初は警戒するセイディだが、何かと面倒を見ようとするジェーンに次第に心を許す。そのため、ますますお金のことが言い出せなくなるジェーンだが…
ガーナからニューヨークに渡った、ストリートハスラーのラッキー。今日も得意の話芸を駆使して偽ブランド品販売店に顧客を誘導する。そんな彼の前に突然、元カノのリンダが幼児と共に現れた。そしてこの子の父親はラッキーだと爆弾発言した上、用があるから少しの間預かれと押し付け、消えてしまう。困り果てたラッキーはやむなく面倒を見るが、慣れない育児に悪戦苦闘。ついに親子鑑定を決意するが…
中国から不法移民としてニューヨークに渡ったミンは、高利貸しから今日中の利子の返済を迫られる。途方に暮れながら勤務先の中華料理店に出勤した彼だが、同僚の助けで、彼の分のテイクアウト配送の仕事も回してもらい、チップをかき集める。雨が強くなり車道での移動が困難になる中、必死に自転車を漕ぎ黙々と配達し続けるミン。そして何とか目標額を稼げそうになった彼に、トラブルが降りかかる。