妻を亡くしたデビッドは娘のキャサリンと、人里離れた古い一軒家に越してきた。バーベキューもできる庭付きの家での新しい生活。意気揚々と荷解きをしていた二人は、キャサリンの部屋で前の住人が忘れたと思われるレトロなピエロの人形を見つける。キャサリンは気味が悪いとクローゼットにしまうが、なぜか人形は机の上に戻っていた…。しかもその翌日から、ただならぬ奇妙な現象が次々と起こり始める。心配し様子を見にきた隣人に聞くと、この家は1900年代初頭、残虐な富豪ネクロスが所有していたもので、彼に虐待されていた奴隷たちがこの一家を皆殺しにしたと言う。デビッドは街で見かけた超常現象の調査官ヴォルツに助けを求めるが…。
米・アミティヴィルに位置する、精神医療のハイ・ホープス病院。休職中のリサは、夜間の清掃員としてこの病院で働くことに。早速、清掃を任されたフロアは、X病棟の廊下。通称“殺人通り”と呼ばれるこの場所には、罪を犯した患者が収容されていた。不気味な雰囲気に恐れおののく中、いるはずのない幼い少女を目にしたり、一切言葉を発しない初老の女性患者に「あなたはここで死ぬ」と言われたりと、不可解な現象が頻発。同じ清掃スタッフのディレイニーたちに相談するも、おかしなことを言うなと一喝されてしまう。その後も不思議な現象に見舞われて…。
座長のデイモス・ホロー博士を筆頭に、腹話術師のジェイナス、ピエロのトリンキュロ、奇術師のアポロ、紅一点のビーナスという一家が繰り広げる「真夜中のホラー・ショー」。毎夜、町の外れでひっそりと行われるこのイベントは、限られた人のみが知るエンターテイメントとして好評を博していた。ある夜、その噂を聞きつけカップルで訪れた女性アンジェラに、ステージ上からマジックショーのボランティアを務めてほしいとアポロが声をかけた。アンジェラが入ったボックスにナイフが次々と突き刺さる。その後、ボックスを開くと彼女の姿はそこにはなし。単なる人体消失マジックショーのはずだった。だが、その後、アンジェラがカレシのもとへ戻ってくることはなく…。