ある日、日暮里警察署管内で傷害事件が発生。安西留美子(遊井亮子)という女性が公園で何者かに刃物で切りつけられた。たまたま通りかかった日暮里警察署の刑事・神保徳之助(小林稔侍)の同僚・宮本刑事(松尾伴内)が犯人の男を目撃したが、男は走り去ってしまう。徳之助や宮本が捜査を始めようとした矢先、捜査一課の北村(小林健)らが日暮里警察を訪れ、「今後は自分たちが捜査を行う」と言って捜査資料一式を持ち去ってしまう。実は公園で発見された凶器から出た指紋が、10年前に発生した殺人事件現場から見つかった指紋と一致したのだ。しかも10年前の殺人事件は被疑者死亡で幕が引かれていた…。
日暮里警察署の刑事である神保徳之助(小林稔侍)は駅弁が大好き。駅弁フェアに行っては、フリーライターの工藤美奈子(遠藤久美子)と全国の駅弁を奪い合っている。徳之助は、定年したら夫婦2人で日本全国駅弁めぐりの旅をするという約束を果たせずに亡くなった妻への思いも残していた。ある日、日暮里警察署管内で殺人事件が発生する。殺されたのは1週間前に振り込め詐欺の容疑で手配された男・武田克俊(牛丸亮)だった。事件は振り込め詐欺と関係があるのか? 徳之助は振り込め詐欺の被害者・坂口由布子(山口果林)に事情を聞くために、後輩刑事の藤井(大下源一郎)と一緒に由布子の住む箱根を訪れる。由布子は、音信不通の息子・真一(金井勇太)が知人を騙しトラブルになっている、という嘘の電話を受け、娘の結婚資金として貯めていた大事な300万円を振り込んでしまったのだ。娘のみゆき(多岐川華子)に責められた由布子は「親子の縁を切る手切れ金のつもりだった。犯人のことは何も知らない」と話す。一方、警視庁捜査1課係長の北村祐介(小林健)は捜査2課係長の夏目あずさ(北川弘美)と一緒に今回の件を捜査するよう、捜査1課長の澤本紀彦(西村雅彦)に命じられる。夏目は警視庁次官の娘で、殺された武田が所属していた振り込め詐欺グループの一斉検挙を目指していた。捜査会議で夏目は、3年前に坂口真一を振り込め詐欺グループの一員として取り調べたことがあると明かす。また、殺された武田の恋人・福留麻利子(小野真弓)は坂口を武田の部屋付近で見たことがあると証言。夏目は、武田が殺された事件は振り込め詐欺グループの内輪揉めと判断する。しかし徳之助と北村はその捜査方針に疑問を抱き、もう一度箱根に向かう…。
日暮里警察署の刑事・神保徳之助(小林稔侍)は駅弁が大好き。駅弁フェアに行っては、フリーライターの工藤美奈子(遠藤久美子)と全国の駅弁を奪い合っている。徳之助には、定年したら夫婦2人で日本全国駅弁めぐりの旅をするという約束を果たせずに亡くなった妻への思いも残していた。そんなある日、日暮里警察署管内で自殺と見られる遺体が発見される。亡くなったのは矢沢秀弘(兼松若人)。矢沢は5年前、財務省官僚・河原武敏(長谷川朝晴)を暴行し殺害、服役していた。この事件をきっかけに、河原が金融業界と癒着していたことが明るみになった。そのことで残された家族たちも世間の批判を浴びた、後味の悪い事件だったのだ。河原の妻・千鶴(田丸麻紀)は、未だに夫が不正をしていたことが信じられず事件の真相を調べているという。徳之助は千鶴に会いに静岡に向かう。そこで以前鉄道イベントで知り合った男の子・敏春(井上瑞稀)と再会する。敏春は千鶴の息子だった。徳之助に対して警察やマスコミの不満をぶつける千鶴は、矢沢の死亡推定時刻には東京で代議士の宝生雪乃(美保純)と会っていたと主張する。一方、警視庁捜査一課係長の北村祐介(小林健)は、上司の澤本紀彦(西村雅彦)から、矢沢が亡くなった件を穏便に処理するように指示される。矢沢の一件から、5年前の財務省不正スキャンダルが再燃することを恐れたのだ。北村は徳之助の捜査に合流するが…。
ある日、駅弁巡りに出た神保徳之助(小林稔侍)は日光で事件に遭遇する。金井稔(武田義晴)というフリージャーナリストが崖から落ちて死んだのだ。地元警察は事故死にしようとするが、現場を見た徳之助はその判断に疑問を持っていた。そんな時、徳之助は事件現場で、かつて警察学校の教官をしていた大泉正敏(平泉成)と知り合う。一方、日暮里警察署管内でもフリージャーナリストの松永靖男(湯江健幸)が殺されているのが発見された。北村祐介(小林健)が率いる警視庁捜査一課三係が捜査を開始し、殺された松永が人気女優・里見真理子(遠野なぎこ)の周辺を嗅ぎまわっていたことが確認される。真理子は養護施設への匿名寄付の件でマスコミの執拗な取材攻撃を受けていた。北村は彼女の周辺を洗い始めるが、真理子の夫で代議士の里見耕作(野村宏伸)からのクレームを受けて、捜査一課長の澤本紀彦(西村雅彦)からストップがかかる。行き詰まった北村を見た徳之助は、松永の事件と日光で起こった事件が関連しているのではないかと報告。日光に何かあると睨んだ徳之助と北村は現地に向かう…。
ある日、有名空間デザイナーの高林満(山田純大)が殺された。早速捜査に乗り出した神保徳之助(小林稔侍)たちは、現場近くの防犯カメラに映っていた一人の女性に気付く。その時、警視庁捜査一課係長・北村祐介(小林健)の顔色が変わったことを徳之助は不審に思う。さらに北村は、「防犯カメラに映っていた女性を捜査一課で捜す」と言う。北村の落ち着かない様子を見た徳之助は、彼が何かを隠していると感じていた。殺された高林について調べ始めた徳之助は、ライターの工藤美奈子(遠藤久美子)が高林ともめていたという目撃情報を得る。美奈子に問いただすと、高林の建築デザインが国有地を利用した軽井沢の科学館開発計画のコンペで採用されたが、そこに不正の噂があるのだという。美奈子はその件を取材しようと高林に付きまとっていたのだ。美奈子はその際に、高林が一人の女性と頻繁に会っているところを目撃していた。その頃北村は、元捜査一課係長の一之瀬修一(市川亀治郎)と会っていた。北村は、防犯カメラに映っていた女性が一之瀬の妻・まどか(伊藤裕子)ではないかと疑っていた。高林が殺された事件でまどかの関わりを聞かれた一之瀬は、動揺を見せる…。
ある日、太陽流通グループの戸田山社長(穂積隆信)が鉄パイプで殴打される事件が起きる。神保徳之助(小林稔侍)らは捜査に乗り出すが、戸田山は「心当たりはない」と言い切る。しかし戸田山は食品の偽装表示問題の渦中におり、“天罰が下った”とマスコミは大騒ぎ。そのさなか、捜査一課の北村祐介(小林健)は、課長の澤本(西村雅彦)から今回の事件についてある命を受ける…。その矢先、鎌倉の寺の境内で戸田山の死体が発見された。しかもその発見者は徳之助の上司・安達(岡本信人)の息子・孝昭(吉田翔)。なぜか詳しく話したがらない孝昭だったが、徳之助は孝昭の持っていた弁当から、近くの弁当屋を探し当てる。そこは重村(金山一彦)という太陽流通グループを退社した男の経営する店だった。しかも、重村の別れた妻・三枝里美(中島史恵)は現在も戸田山の会社で働いていた。なにか感じるところがあった徳之助は、重村と里美の周辺を調べ始める。その頃、戸田山が殺されたことで北村が窮地に立たされていた。澤本は北村に責任の所在をただし、事件の捜査に一之瀬(市川亀治郎)を付ける。
刑事である神保徳之助(小林稔侍)の後輩・片桐(菅田俊)が、警視庁の捜査一課に身柄を拘束された。刑務所を出所したばかりの男・谷田(松田賢二)に暴力を加えたというのだ。谷田は6年前、新宿の闇金融の社長が殺され、5000万円が奪われた事件で犯人の一人として逮捕され、服役していた。片桐は“殺人事件の真相が知りたくて谷田を問いただしただけだ”と主張。実は、その事件の主犯とされ現在も指名手配中の平林(武発史郎)は、片桐の高校時代の友人だったのだ。平林が犯人だとは信じられない片桐は、この6年間友人の島内(菅原大吉)、轟(つまみ枝豆)と一緒に、平林の妻・さやか(朝加真由美)を支えていた。その話を聞いた徳之助は、事件をもう一度調べようと決心する。そんな時、警視庁の捜査一課が捜査をするため割り込んできた。谷田を泳がせて、平林をおびき出そうとしていたのだ。捜査一課のやり方に疑問を抱いた徳之助は、一人で平林の地元・房総に向かう。
神保徳之助(小林稔侍)の勤める日暮里警察署管内で殺人事件が発生した。公園で殺されていたのは三枝真奈美(浅野麻衣子)。捜査を始めようとしたところで、警視庁の捜査一課が「事件の捜査は自分たちがする」と割り込んできた。一課の3係を率いるのは、徳之助がかつて一緒に組んで仕事をしていた刑事の息子・北村祐介警部補(小林健)だ。殺人現場から逃走した男の似顔絵を独自に手に入れた徳之助は、被害者が勤務していた病院のカウンセリングルームを訪れる。そこで徳之助は見覚えのある女性と出会う。以前、東北駅弁大会の会場で会津福福弁当を譲ってもらった沙織(鳥居かほり)だった。彼女は心理カウンセラーで、被害者の上司だったのだ。被害者の同僚・石塚(松田洋治)と一緒に似顔絵を見てもらうと、石塚はその人物が病院の周辺をうろついていた覚えがあるという。さらに調査を進め、似顔絵の男が露店で南会津の名物・シンゴロウを売っている佐川哲夫(森廉)であることを突き止めた徳之助。事件の真相を求めて会津若松へ向かうと、佐川が幼い頃母親からひどい虐待を受けていた挙句に捨てられたという過去を持っていたことが分かる…。
日暮里警察署の刑事である神保徳之助(小林稔侍)は駅弁が大好き。駅弁フェアに行っては、フリーライター・工藤美奈子(遠藤久美子)と全国の駅弁を奪い合っている。徳之助は、“定年になったら日本全国駅弁めぐりの旅をする”と亡き妻と約束しており、それが果たせなかった妻への思いも込められていた。ある日、IT関連会社社長の黒崎(結城貴史)が殺される。徳之助は現場に駆けつけるが、警視庁の捜査一課の刑事たちに一蹴される。捜査一課を率いているのは、係長の北村祐介(小林健)という若手エリートだった。北村は黒崎の殺人事件を物盗りの犯行と断定。現場に落ちていた遺留品から捜査を始め、ほどなく山名(吉永雄紀)という男に当たる。山名は自供し、事件は簡単に解決したかのように見えた。しかし物盗りの犯行という捜査方針に最初から疑問を抱いていた徳之助は、独自に聞き込みをして、新たな証拠を捜し出す。それは山名が犯人ではないことを証明するものだった。そして山名も自白を翻す。警察が誤認逮捕をしたとなれば、エリートである北村の経歴にも傷が付く。新たな証拠から目をそらす北村に対して、徳之助は「それが目指してきた警察官の姿か?」と問う。実は北村は、徳之助がかつて一緒に組んでいた同僚の息子だったのだ。北村の父親は捜査中に犯人に撃たれて殉職、徳之助はその責任を感じて密かに息子の北村を長い間見守ってきた。そして再び、殺人事件が発生。殺されたのは黒崎と同じ山形出身の男だった。この二つの事件につながりを感じた徳之助は山形県天童市へ向かう。