ショーンは不動産開発企業ペイトン・エンタープライズの跡取り息子。父が開いた慈善活動のパーティーに出席していたが、彼に近づいてくるのは玉の輿狙いの女性ばかり。うんざりしていたところ、父親から「1週間で他の仕事を探すか後を継ぐか、決めなければ勘当だ」と言い渡される。同じ頃、緑豊かな公園をペイトン・エンタープライズが開発するのを阻止するべく、会場の駐車場でビラ配りに励むアリソンがいた。ちょうど会場を出てきたショーンは彼女と鉢合わせ。キッチンカーでバイトしながらロースクールに通うアリソンに興味を持ったショーンは、ペイトン一族であることを隠し、彼女とキッチンカーで働き始める。
ウェブマガジン会社に勤めるブログ担当者リー。久々のデートだというのに、あまり乗り気じゃない様子。一方、お相手のコナーは、ライバル会社のトレンドブロガー。デート直前、同僚にスーツを汚されたことから急遽カジュアルな服装で出かけるハメに。おまけにレストランの予約が取れておらず、やっと食事ができると思ったら、テーブルキャンドルがリーの服に燃え移り、水をぶちまけてしまう。そんな数々の失態に憤慨したリーは、その出来事を自身のブログ“最悪なデート体験記”に書き綴り大反響を呼ぶ。すると、言い訳ができなかったコナーが反論記事を掲載。双方のサイトの閲覧数が跳ね上がる。その後、2人は誤解を解くも、利益を優先する双方のボスたちが、改めてデートをして、その体験記を書くよう2人に命じる。
ジュリアード音楽院への進学を目指すソフィア。学校ではピアノの練習に励み、授業が終わると建築家である母親の仕事の手伝いを行ったりと、忙しい日々を過ごしていた。ある日、ソフィアのクラスにミシェルという転校生が入ってくる。隣同士の席になったことで仲良くなったソフィアとミシェルは、友達として交流を重ねていく。奨学金の獲得がかかるピアノの大会が迫るなか、練習に力を入れるソフィアだったが、同じ教室内にソフィアの練習風景を見学するミシェルがいることが気になって練習に集中できないでいた。ミシェルのせいでソフィアの練習がうまくいっていないと考えた講師のハナから、ソフィアは練習中にミシェルを教室内に入れないよう命じられてしまうのだが…。
敏腕弁護士として熱心に働くローラだったが14年前、メイフェア波止場で娘が誘拐された過去を持ち、現在に至る今でも何度となく現場を訪れては、娘を探し続けてきた。当時、この悲劇が引き金となり夫とは離婚していたローラは、カウンセラーの勧めで同じ境遇の人たちが集まる支援グループに参加。その後ジェイコブという男性と知り合い、恋人関係になっていた。彼とつき合ううちに娘に対する想いに区切りをつけようと決意。事件以来そのままにしていた娘の部屋の整理を始め、衣類などを寄贈するためにシェルターに立ち寄ったローラだったが、そこでボランティアとして働くレベッカという少女を見かける。その時、ローラの中に眠っていた母なる直感と、チャームポイントだった首の後ろにあるハート型のアザを見た瞬間、彼女こそが娘のゾーイだと確信するのだが…。
女子高生のテイラーは、2年前に父親を交通事故で亡くして以来、刑事の母アリソンと2人暮らし。ある夜、彼女のパソコンに”真実とウソ”と名乗る謎の人物からメッセージが届く。「お前のすべてを知っている」と、悪意あるメッセージの送り主を、犬猿の仲であるハンナの仕業だと考えたテイラーは、苛立ちながらも相手にしていなかった。しかし、メッセージはテイラーだけではなくハンナや元彼のザック、親友のバーブ、そして転校生のコーディにも送られていたことが判明。そしてそのメッセージが次第と過激化し、ついには各々が誰にも知られたくない姿の盗撮動画を送りつけられたことで、単なるイタズラではすまない事態となってしまう。
敏腕弁護士ヘザー・ウィリアムズが、またもや裁判で逆転勝訴。一見順風満帆な彼女ではあるが、元夫がストーカーのようにつきまとうのが悩みの種だった。そんな折、ちょっとした事故でバネッサという女性と知り合いに。夫の暴力に耐えかね逃走し、現在は失業中だというバネッサと意気投合するヘザー。しかしその影でバネッサは、ヘザーの新しい恋人で私立探偵のジャックを警戒したり、ヘザーの自宅のカギを盗んで侵入したりするなど、不可解な行動を取っていた。そんなこととは知らないヘザーは、バネッサの就職先を斡旋しようと、彼女の免許証を調べたところ、その写真には別人が写っていて…。
サウスボストン大学の中でもひときわ華やかで一目置かれていた女子学生クラブKB。そのリーダーを務めたサラは皆から尊敬され、友達にも恵まれ、充実した学生生活を過ごしてきた。ところが卒業後、会計事務所に就職したものの、イベント好きな彼女は社内で浮きまくり。5年の月日が経っても、楽しかった学生生活が恋しくなるばかりだった。そんな折、KBが落ち目となり、存続すら危ぶまれているとの話を聞く。学生時代にリーダーシップを発揮してきた自分なら後輩たちの手助けができるのではと、KBを訪ねたサラは寮母になることを決意。早速、規定の人数を集めるためアイデアを出すが、リーダーのジェスをはじめ、学生たちは乗り気ではなく…。
9カ月前に夫を亡くしたサラは、生前彼がリストに残した叶えたいことを週に1つずつ実行していた。ある日リストの1つ、バイクに乗ろうとして手首を骨折したサラは、病院のERで医師のライアンから治療を受けることに。ライアンもまた1年ほど前に妻を亡くした身で、同僚から様々な女性を紹介されていたが、誰ともうまくいっていなかった。そんなある日曜日、墓地に出かけたライアンはそこでサラと再会。翌週もサラと出会ったライアンは彼女をパイが自慢のカフェに誘い、2人は次第に親しくなっていくのだが…。