母親の死をきっかけに、夫と共に生まれ育った家に引っ越してきたクレア。ミスコンでの優勝経験を持つ母親は、クレアにも自分と同じ道を歩ませようと、幼いクレアに過剰な負担を強いていた。虐待のトラウマが蘇ったクレアは、恐ろしい幻覚に悩まされるようになる。夫の仕事が増えるにつれ、クレアの幻覚は徐々に現実を蝕んでいき、やがて1人の少女が現れる。クレアにつきまとう少女は何者なのか?クレアは、子どもの頃の心のよりどころだった壁の向こう側の想像上の友人・ベサニーの存在を思い出すが…
離婚したばかりのクロエを励ますため、友人のサムは巨大なテディベアのベアリーをプレゼントする。ベアリーという最高の友人を得たクロエは新たなパートナー探しに精を出すが、彼女の知人や親しい人々が次々に犠牲となる連続殺人事件が発生、警察はクロエを容疑者として捜査を始める。果たして犯人はクロエなのか、あるいは彼女のストーカーなのか?はたまたベアリーなのか……?
大学を卒業し、作家を目指すアライナが実家に戻ってきた。父は多くを語らないが、数年前に母は何かに憑りつかれたような発作を度々起こし、父をナイフで刺したのち自害した。さすがにもうここには住めないと、父は別の場所に移り住んだが、アライナは母が死んだのも自分が育ったのもこの家だからと、一人で暮らすことに。何より、苦しむ母のそばにいられなかったことから、改めてその死と向き合いたいと思っていた。ところが引っ越した日からアライナは暗示的な夢を見るように。さらには不可解な現象が次々起こり、ついには家から出られなくなってしまう。