『チューリップ・ファイナンス』はトゴ(10日で5割)の暴利で金を貸す、女性専用のヤミ金会社だ。他所で借金を重ね続け、それでもなお欲望に抗えず金を欲する女たちが、今日もマキ(真木今日子)の前に現れては、彼女の手練手管に絡めとられ、身体を売らされ、闇の世界に引きずりこまれていく。彼女たちに一片の情けもかけない冷酷かつ凄腕の女闇金であるが、マキ自身もまたかつて平凡で幸せな世界から闇金によって全てを奪われた過去があるのだった・・・。
アイドルグループ「五反田アプリコッツ」の研修生として日夜稽古に励む茉莉花(有原あゆみ)。芸能界で生き抜くための競争の厳しさや、気が強い他のメンバーとの関係、そしてヒモ彼氏との満たされないSEXー。悩みの尽きない彼女の前に、ある日突然降ってきた一冊のノートは「名前を書いた相手から愛されるようになる」と書き記された伝説の魔導書“ラブノート”だった。半信半疑のまま茉莉花は衝動的に彼女が密かに思いを寄せていたイケメン振付師の名前を書いてみたところ、たちまち彼から愛の告白、即ベッドイン。だが、彼との幸せな日々は長くは続かなかった。ラブノートが与えるのは愛と肉欲の日々だけではなく、「死」もまたその力の一つなのだ。果して、茉莉花の運命は!?
ビューティークリニックの女社長から「キャバクラのオーナーになってみない?あなたなら、本物の夜王になれる」と誘いを受けた歌舞伎町No.1ホストの淳也。ホストの身からオーナーへと転身した淳也は、ある高級コールガール(友田彩也香)に目を付け、彼女を超一流のキャバ嬢にすべく動き出す。本物の夜王になるために・・・。
アフガニスタンで展開するスペイン軍医療部隊の隊員たちが、米国・国連共同部隊の救出に向かった際に、搭乗したヘリが事故に遭ってしまう。負傷者もいる隊員たちの救出を遂行するのに与えられた猶予はたったの一晩。いつも通りの問題ない任務に思われたが、不時着・破損したヘリコプターの回収命令を受けた挙句、多数のタリバン武装勢力に囲まれ、現場は地獄と化す。
英国海兵隊特殊部隊SBS隊員のストラットンは、中東の化学工場にある生物兵器の破壊ミッション中に敵の罠にはまり、相棒のマーティを失う。同時に破壊すべき生物兵器も盗まれ事態は新たな難局に直面する。その後、英国諜報部MI6の分析により敵のリーダーはバロフスキーという元ロシアのスパイであることが判明。ストラットンは新しい相棒となったアメリカ・ネイビーシールズのハンク、MI6エージェントのアギーとともにバロフスキーが潜伏していると思われるローマへ飛ぶ。そこに現れたバロフスキーはわずかな雑音から異変をかぎとると、カーチェイスをきりぬけ、行方をくらます。かくして英米特殊作戦ユニットと謎のテロ組織の、ヨーロッパをまたにかけた壮大な攻防が始まろうとしていた。
老舗銭湯「富士の湯」を営む一家の長男・林太は、番頭として銭湯を手伝う傍ら、日々ボイラー室で妄想にふけっている。デッキブラシで床を磨いている時には目の前にカラダを洗う艶めかしい女性が現れ、湯桶をセットしている時には湯に浸かる美しい女性が足を広げて誘ってくる・・・。もちろん、彼は童貞である。実のところ「富士の湯」は経営難に陥っており、閉めるか閉めないかの瀬戸際に立たされていた。そんな事態になっているとは全く気が付かない林太には、毎日楽しみにしていることが、ボイラー室以外にもうひとつあった。それは、いつも開店と同時にやって来るカップル、彩菜(春原未来)と悠介をのれんの前でお迎えすること。現実と妄想の両方で美しい彩菜に会うことが何よりの楽しみなのだ。悠介は頬に大きな傷のある屈強な男で、童貞の林太にとっては憧れの存在でもあった。ある夜、珍しく悠介がひとりで銭湯にやって来て林太にこう告げた。「頼みがある」。この一言が、林太の童貞人生を大きく変えることになろうとは、まだ誰も知らないのであった...
タロットを使っては、浮気調査や子犬捜しに明け暮れているタロット探偵ことボブ西田(高山猛久)。うっかり酔いつぶれてしまった彼が目覚めると、そこには会ったことのないミステリアスな美女(川村ゆきえ)と謎の赤い液体が。自分の陥った状況を自慢のタロットを駆使して調査するボブ西田と仲間たちだったが、いつしか大事件の渦中にのみ込まれていたことを悟る。絶体絶命の状況から抜け出し、事態の真相や美女と液体の正体に近づこうとするが-。
新宿歌舞伎町のホストクラブ「ハーツ」。ナンバー1の淳也、ナンバー2のカズマが指名客を獲得するため日々熾烈な争いを繰り広げている。実はこの2人は兄弟で、父親は20年前に歌舞伎町で伝説のホストとして名を馳せ、現在はキャバクラやホストクラブを経営する黒崎という男だった。兄の淳也は自分と母親を捨てた黒崎を恨み、一方の弟は黒崎のようなカリスマホストになることを目標としていた。カズマはつい先日六本木のホストクラブで入店後たったの1カ月でナンバー1になり、その途端に店を辞めたという伝説を作っていたが、ここ歌舞伎町では兄の陰にくすぶっていた。焦るカズマは強引な手法で女たちを自分のものにしていく。しかしそれはいつしか女同士の争いに発展していき、大きな悲劇へと向かうのであった。
優勝賞金1億円、アマチュア女子麻雀日本一決定戦。1週間ぶっ続け168時間、休憩時間は各人2時間ずつの計8時間のみという地獄の決勝戦に駒を進めたのは、恋人に捨てられてグラビアからAVに売られた人気セクシー女優の麻央。彼女は大会の運営をしている広告会社からイカサマを強いられており、ブラジャーの中に牌を隠している。そして、両親を自殺で失った七海。自分を捨てた顔も知らない父親を捜している希。七海と希は以前同じ刑務所に入っており、そこでは犬猿の仲であった。最後に母親が刑務所に入っている凛。それぞれに暗い過去を背負いながらも、大会で優勝して1億円を手にし、未来に希望を見出さんとしている。168時間ぶっ続けという過酷すぎる麻雀レースで最後に微笑むのは、果たしていったい誰なのか!戦いの火ぶたが今切って落とされる!
新宿歌舞伎町で声を掛けてきたしつこいスカウトマンを振り払ってきたアイカ(佳苗るか)。逃げてきて一安心と思いきやその背後から「今より稼げる仕事、したくない?」と声を掛けられ、またかと思って振り返るとそこには美しい女の姿が。彼女こそ歌舞伎町で大成功を収める女スカウト、深雪(佐山愛)だった。女であることに気を許したのか、実際ホストにハマり金に困っていたアイカは深雪の紹介である会員制デートクラブで働き始めることに・・・。スカウトの仕事はキャバクラ・風俗・AVなどのあらゆる仕事を斡旋し、紹介した女が稼げば稼ぐほどスカウトバックが懐に入ってくるというシステム。短期間でまとまった金が欲しいという女には生本番ありのSMクラブといった裏風俗を紹介することもある。スカウトマンたちは色管理で女たちを働かせてバックを得るという常套手段を用いるが、いったいなぜ女の深雪がスカウトする側にいるのか。それにはある理由があった...。
トルコ/イラク国境にある山頂地帯の警備に就くトルコ人兵士一団が、トルコ軍と少数民族クルド人の武装組織「クルド労働者党」(PKK)の間の紛争が激しさを増す中で、死も覚悟しなければならない状況に陥る。
女性専門の消費者金融「ローズファイナンス」の社長である千鶴(古川いおり)は今日も女たちに金を貸す。客のほとんどは風俗か水商売の女たちである。千鶴は六本木で"嬢王
地方でひっそりと展開しているパチンコチェーンのオーナーの息子である達雄は、役者を志して上京したものの一向に芽が出ず、父親、善之助からの仕送りで遊びほうけていた。ある日達雄のもとに善之助が行方不明になったとの電話が入る。電話してきたのは達雄の幼馴染でパチンコ店の店長を任せられている香澄(市川まさみ)だった。昔から香澄に想いを寄せていた達雄は見栄を張って、東京で成功したように装うためにキャバ嬢のレイナをフィアンセだと偽って連れて行くことに。達雄の実家に着いて荷ほどきをしようとキャリーバッグを開けたレイナだったが、なんと中身が違っている。どこかで似たようなキャリーバッグと取り違えたらしい。達雄はその荷物の中に、小さなボタンがついた奇妙なメガネを見つける。メガネをかけてそのボタンを押してみた達雄は、レイナが固まったように動かないのを見て驚愕の事実に気づく。そのメガネは時間を停止させることができるスーパーメガネだったのだ!
真夜中のオフィスビル。不真面目な3人の警備員、ケン(ケン・アーノルド)、ジゲッツ(ケヴィン・ジゲッツ)、ルカ(ダン・デルーカ)達の元に、新人警備員ジャスティン(マックス・グレイ・ウィルバー)がやって来る。ふと、ケンが監視カメラに目をやると、何やら怪しげな棺を駐車場へ搬入する宅配業者の姿を発見。ケン達は現場へと急行するが、届け先が間違っていたと判明し、一晩だけ駐車場に置いておくことにする。しかし、オフィスで働くランドール(ジェームズ・レマー)が偶然通りかかり、棺を開けてしまう。すると、棺の中から、ピエロの格好をしたヴァンパイアが現れ、オフィスに残っていた人々を次々と襲い始める。ケン達4人と逃げ延びた女性ジャーナリストのカレン(カーラ・ルイズ)は、ヴァンパイアの群れと戦うことに・・・。
古びた写真館で店主を務める浜田秀夫のもとに、ある日中年の男が現像をしにくる。「写真を見て驚かれると思いますが、他言しないでください。」男はそう言い残して去っていく。出来上がった写真を見て浜田は驚愕する。そこにはこの世のものとは思えないほど美しい若い女の裸体が写っていた。浜田は一瞬にして写真の中の女に心を奪われてしまう。まるで写真の中から自分に微笑みかけてくるような・・・。写真の持ち主の名は河合譲司。彼は写真に写る女、ナオミ(古川いおり)の両親から、まだうら若い少女の時分に彼女を”購入”し、自分の理想とする女に育て上げて夫婦となる約束をしていた。時が経ち、ナオミは譲司の思惑通りに、まさに理想の女となった。しかし、好奇心旺盛な若い女が中年男に忠実でい続けられるはずもなく、若い男を度々家に招き入れるようになる。譲司は憤慨し、ナオミを家に閉じ込めてしまう。一方で浜田は、写真の中のナオミに対する想いが次第にエスカレートしていき、ついには写真の中に入り込みナオミへの愛を語り始めるのだった。
新宿歌舞伎町のホストクラブで働く新人ホストの淳也は、ナンバー1ホストのリョウのヘルプとして、一気飲みで客のボトルを空け、酔いつぶれては路上で寝てしまうという生活を繰り返していた。そんなある朝、通りがかりの若い女性に声をかけられ水を飲ませてもらった淳也は、沙里奈というその女性に名刺を渡す。彼女は微笑みながら去っていった。数日後、沙里奈が来店し、淳也は初めて指名を入れてもらう。2人はすぐに打ち解け、ナンバー1になりたいという淳也の夢を2人で叶えようと語り合う。海の見える公園で、沙里奈の手作り弁当を食べながら、淳也は沙里奈の助けがあるから自分は頑張れると思うようになる。その後、淳也は順調に指名を伸ばしていき、沙里奈の助けもあって売上も伸ばしていった。しかし、沙里奈の携帯には、闇金からの無数の着信がきていたのだった。
1年前に殺し屋を引退したエリカ(卯水咲流)は、恋人の日浦(斉藤一登)と共にささやかだが幸せな生活を送っていた。多くのターゲットを消してきたエリカの心は感情を失っていたが、日浦の優しさと愛がエリカの心の傷を癒していく。そんなある日、エリカは日浦が殺されたことをテレビのニュースで知る。日浦を失ったエリカは喪失感に苛まれ、生きる気力さえ失ってしまう。そんな彼女にある疑問が浮かぶ。いったい誰が。エリカが突き止めた犯人は、殺し屋時代の依頼人、西園寺是麿(下元史郎)の息子、清麿(樫根慶太)だった。エリカに異常なまでの恋心を抱いていた清麿は、恋人の存在を知り、嫉妬のうちに日浦を消したのであった。日浦の敵を討つと自分に誓ったエリカは、1年前に葬り去ったはずの殺し屋の心を再び目覚めさせることになる。
時は昭和初期、中年作家の竹中時雄のもとに、神戸の女学校からやってきた横山芳子という若い娘が弟子入りしてくる。時雄は芳子のあまりの美しさに一瞬で目を奪われてしまう。芳子は麝香(ジャコウ)という香水をつけていた。それは、雄鹿の発情期に雌鹿を誘うために使われる、鹿の陰部にある匂い袋を乾燥させて作られたものだった。時雄は気づかれないようにその匂いを吸い込む。弟子入り前の手紙のやりとりでは、女の身で文学に携わることと処女の文学者は危険だ、などと言っていた時雄だったが、「先生!先生!」と目を輝かせながら接してくる芳子に、ひそかに恋心を抱くようになる。芳子にとっても、知的な文学者の時雄は魅力的であり、ある時、「女であることは変えられないが処女であることは変えられる」と言って、時雄を見つめる。時雄には妻がいるため、どちらも関係をもつことをためらっているが、妄想の中ではお互いを激しく求め合ってた。そんなある日、芳子の恋人であるという学生が現れ、時雄は以前にも増して芳子に執着するようになるー。
六本木最強のキャバクラ「Red Dragon」で、ナンバー1となったミカヨ。だが彼女の前に、伝説の嬢王と呼ばれた千鶴が3年の時を経て再び戻ってきた。ミカヨは伝説に負けまいと、客の限界以上まで搾り取るようになっていた。ある時ミカヨの客のひとりが、借金を重ねてまで彼女に貢ぎ続けたのに全く振り向いてくれないという理由で、ミカヨを刺すという事件が起きる。ミカヨは一命をとりとめるが、入院生活を余儀なくされることに。一方、千鶴は伝説の名の通りに指名を伸ばしていった。実は千鶴は、今はつぶれた「冴島ファイナンス」の社長だった冴島を、裏社会の目から届かぬ自分の家にかくまっており、千鶴が復帰した理由も、「Red Dragon」でお金を貯めて2人でどこか遠くへ行こうと計画していたからであった。すべてが順調かに見えたが、冴島が千鶴のもとにいるという情報が洩れてしまい...。
医療機器メーカーに勤める静雄は、キサラギ病院に営業に行った際、同じ小学校に通っていた如月瑠璃子と再会する。瑠璃子は院長の娘で、医師としてその病院に勤めていた。静雄は少年の時から瑠璃子に憧れていたが、彼女はキサラギ病院のエース外科医である圭吾と婚約していた。静雄は、お世辞にも営業向きとは言えず、営業相手である医師たちから相手にされないので、ナースステーションのナースたちに取り入ろうとしていた。彼女たちの手伝いで倉庫に行ったとき、黒い丸薬を見つけてそれを1粒飲んでみた。すると、力がみなぎり、目からフェロモンビームを発するイケイケ男子に変貌していた。次々とナースを落としていく静雄だったが、ある時2人のナースと同じ日に約束をしてしまい、面倒だからと丸薬を2粒飲んでしまう。すると、静雄の姿は目に見えなくなり、透明人間になってしまった!
愛を求める男・敏雄。東京に出てきて早数年、うだつのあがらない日々を過ごしていた。ブサイクで気の利かない敏雄は、自己チューで、たまに出来た恋人とのセックスでも早漏気味が災いし、なかなかセックスも恋人との関係も長続きしない。実は伊賀の忍者の末裔である敏雄の家には、一粒飲むと女性を虜にさせさらには自身が絶倫になれるという夢のような薬があった。ある日、故郷の伊賀に住む祖父が突然亡くなってしまう。そして、敏雄のもとには秘伝の薬が遺された。早速、東京に戻り、六本木のキャバクラ店で次々と女性キャストに手を出しまくる敏雄。新人のミサと関係を持ったことで運命が一変してしまう。調子に乗って薬を二粒飲み、透明人間になってしまったのだ!
六本木の伝説的キャバクラ「Red Dragon」が三度復活!歌舞伎町から引き抜かれた筋金入りのナンバー1キャストの華恋を筆頭に、店では今夜もキャバ嬢が男たちに夢を見させている。そのサポートをしている新人キャバ嬢美華世は、いつか華恋を嬢王の座から引きずり落とし自分が成り上がることを夢見ていた。夜の街で店を出している占い師の予言が新しい世界へ導いた。「あなたは夜の世界でしか輝けないわ」。気がつけば、美華世は黒崎に紹介された店「Red Dragon」にいた。キャバクラの絶対的嬢王・華恋を目指して1年。美華世の目には男は札束としか映らなくなっていた。そう、あの男が現れるまでは―。
やくざ組織、竜虎組の幹部3人を殺すよう依頼された凄腕女殺し屋・美蘭(めいらん)。仕事を終えた彼女は、組織の要請でしばらく沖縄で身を隠すことに。沖縄を満喫する美蘭は、ある日、海で訳アリな雰囲気の男・新城と出会う。彼は自分の子を虐待死させた元妻とその恋人を半殺しにし、刑務所から出てきたばかりだった。「復讐は終わっていない」と元妻たちを殺す計画を美蘭に打ち明ける新城。暇を持て余していた美蘭は、彼を元妻のもとへ車で連れて行くことにする。そんな中、組織内では、美蘭を巡る陰謀が密かに進行していた…。
地方都市でホステスとして働くアリサ。彼女には、恋人に騙され、麻薬の密売をした容疑で外国の刑務所に収監された過去があり、日本に戻ってきてからは無気力な日々を過ごしていた。そんなアリサに恋をした、ゼネコン会社副社長・崇。彼の熱意に負けて晴れて恋人同士になった二人だったが、幸せな時間は長くは続かなかった。政略結婚ではあるものの、崇には妻がいたのだ!騙されていたと知り、崇と別れるために故郷へ帰る決意をしたアリサだったが、その時すでにある悪意が彼女を再び檻の中に入れようと周到な罠を張り巡らせていた―。
天才でありながら破滅的な生き方しかできない真剣士(プロの将棋指し)小坂。カネと女に狂った彼の壮絶な死を前に、妻・江梨子は娘・香花(きょうか)には父親と同じ道を歩ませないためにも、将棋に触れさせないように育てることを決意する。が、運命的に将棋と出会ってしまった香花は、父親と同じように貪欲に勝利を求める修羅の将棋道にのめり込み、母の反対を押し切って真剣士を志すのだった。「強くなりたい!」と意気込むも、百戦錬磨の浪花の真剣士に身も心も貶められてしまう香花。彼女を救ったのは、彼女の亡き父の仲間だった男だった―。
関西の小さな街の団地で、つつましく暮らす母と子。たこ焼き屋で働く母と、野球が大好きな娘の間には、いつも笑顔が絶えない。しかし、そんな二人にアクシデント! 猛暑の中、エアコンが故障してしまう。「今、お金がないから、もう少し我慢して」という母の言葉に、ふてくされる娘。しかし、自分のために必死に働いてくれる母の姿を知り、母を思いやる気持ちが高まっていった。そんな二人に訪れた小さな好機。そのとき互いがとった行動とは……。
彼女(サラ・フォレスティエ)は父の葬儀のために久々に故郷に帰ってきた。葬儀を終えた彼女は隣家に出向き、男(ジェームス・ティエレ)に会いに行った。かつて、ふたりは男と女の関係になりかけたことがあった。今、彼女は、父の遺産をめぐる問題で家族との確執を抱えていた。彼女は毎日のように男のもとを訪れた。互いを言葉で罵り、やがて肉体同士の“闘い”へと発展る。回を重ねるごとに激しく、心と肉体を傷つけあうふたり。いつのまにかそれは、セックスよりも激しいエクスタシーをふたりにもたらすようになっていた。彼女と男の行き着く先に待つものとは・・・
女性専用の闇金会社、白ユリファイナンス。その女社長ユリは美しい顔を持ちながら、今日もあこぎな手段で女達から金を巻き上げていた。なぜ彼女が闇金のような危険な仕事をやっているのか。幼い頃ユリの親は借金地獄から逃れるために彼女を置き去りにして夜逃げをした。そんなユリを救ってくれたのが、闇金の取り立てをしていた冴島だったのだ。数年後、冴島と再会した彼女は、彼に闇金の極意を学ぶ。いつしか心を通い合わせる二人だったが、突然幸せな日々は幕を閉じた。何者かに冴島が殺されてしまったのだ。犯人が誰かわかっていながら、ユリは復讐に走らず冴島の跡を継ぎ、闇金の中で頭角を現していく。そんなユリのもとに、今日もまた女たちが金を借りに来る―。
歌舞伎町の入り口でお金がなくため息をついている女子大生ツバサ。ホストのカレシ・マサルに貢ぐために、年齢に合わない借金地獄に落ちている彼女の前に現れたゆきがツバサの世界を一新させる。ゆきは歌舞伎町をホームにする女スカウトマン。なぜゆきがいわば現代の女衒という仕事についているのか、ゆきの過去、そしてゆきの笑顔を知る者はこの街には誰もいない。ただ一人、ゆきを暗闇から救った男を除いては。そんなゆきにツバサは興味を持つが、夜の世界はツバサの身体をもてあそび、落していく・・・。
すべての愛を奪われた女・沙希。自身が勤めるパチンコ店の不正を暴こうとした恋人ケンジが仲間から制裁を受け、結果ケンジは殺され、男たちにレイプされた沙希もお腹の子供を流産してしまう。命からがら逃げだした沙希は警察に訴えるが証拠がないために、刑事に辱められた挙句、被害届を出すこともできない。あまりに深い悲しみと憎しみは沙希の精神をおかしくさせ、そんな彼女の訴えを周囲が信じることはなかった。ある日、犯人の一人・藤沢を偶然にも殺してしまった沙希は、残りの2人への復讐を決意する。それは男たちだけではなく、彼女を信じなかった警察や周囲への復讐も意味していた。沙希の凶行を心配する刑事・鳴瀬は、なんとか彼女を救おうとするのだが・・・。
ルックスもダメ、話してもつまらない、仕事もできない・・・でも人の好さだけは天下一品のサラリーマン吉男。毎日嫌な上司に責められながら、彼の心のオアシスである、キャバ嬢ユミのところへ通い詰める毎日だ。しかし、吉男はユミのために借金がかさみ、さらに仕事で失敗をしたせいで会社もクビになってしまう。一方ユミは、悪徳ホスト龍二に食い物にされつつあった・・・。それを知りながらも、ユミを救えないことに嘆く吉男。しかも、アパートをも追い出されそうになる始末。そんな吉男に夜の女、明美が「ホストを目指せ」とを持ち掛ける。「ホストになって、女を見返せ。じゃないと一生負け犬」その言葉に発奮した吉男は、龍二のいるホストクラブの門を叩くが・・・。
企業の”特命”を受けて人材を確保する凄腕ヘッドハンター、理奈。標的を落とすためには双子の妹のカラダまで使う理奈の今回のターゲットは、仕事は出来るが女関係にだらしがない男、大井。現在も部下の女性2人に手をつけ、職場環境を最悪にしている大井は、このヘッドハントに対してかなり乗り気の様子。だが、理奈の他にも大井獲得に乗り出すライバル会社がおり、条件の良い方と契約をするとはっきり言われてしまう。大井の周辺を調べていくと、大井の妻はライバル会社の石田と不倫を、不倫相手の石田は大井の不倫相手の女性ともつながりがあることが分かる。あまりにもきな臭すぎる状況に、誰かの悪意によって大井が嵌められようとしているのではないかと疑う理奈だったが・・・。
男勝りの女刑事マリコ。痴話喧嘩の仲裁に恋人の村木刑事と向かうが、油断したため村木と喧嘩していたカップルが死亡、さらに村木の拳銃が行方不明になるという大事件へと発展してしまう。自らも負傷しながら、責任を取り謹慎処分を受けたマリコ。だが、謹慎が明けるのは突然だった。ある日新しい相棒・実加が、マリコに事件を持ってきたのだ。その事件とは、紛失した村木の拳銃による連続殺人事件だった!村木を想い、事件捜査にのめり込むマリコと、その手綱をうまく取ろうとする実加。事件を追ううちに浮かび上がったのは、一人の女の悲しい過去だった―
とある教会でシスターとして働くノエル。だが、それは表の顔で、裏の顔は、神父のローガンからの指令を受け、ターゲットを100%始末する、精鋭無比のスナイパーだった。幼いころから人生に裏切られてきた女ノエルは、最強の女殺し屋として実績を積んでいく。そんな彼女の前に現れた男・井川。企業舎弟をしていながらも、ヤクザの匂いを色濃く残した井川は、姿を消した芸妓の行方を追っていた。井川に真相をつかまれたら困る組織の依頼で、ノエルに井川に近づくよう指令が下る。だが、井川を知れば知るほど、ノエルの心には今までなかった感情が生まれていくのだった。とうとう真相に近づいた井川。組織は、井川を殺すようノエルに命じるが―。
言葉少なに黙々と派遣先での仕事をこなす高級派遣ヘルパーの千里(25)。だが彼女は、人の心が読めるという特殊能力を持っていた。今回彼女が派遣されたのは、世間に名を轟かせる不動産会社を一代で築いたが、今は寝たきり同然の姿となり、言葉を話せなくなった老人と、年の離れた後妻、そして息子2人の4人家族。だが、理想的な家族として映っている世間のイメージとは裏腹に、家長の老人は他の家族との接触を拒んで心を閉ざしており、家族の絆は完全に潰えている状態だった。老人の心の内を読み、徐々にその信頼を得ていった千里は、ある日老人から、衝撃の任務を命じられる・・・。
優勝賞金1億円を賭けた、7日間(168時間)一本勝負の麻雀王者決定戦。この前代未門の大会の決戦の地に集った4人の猛者たち。プロ麻雀界のトップに君臨する「日本麻道連盟」代表の上原昭光(58)。全国2百数十名の女性雀士の頂点に立つ女流雀士代表・二木京香(24歳)。“プロ麻雀界の沖田総司”こと「日本プロ麻雀合同会」代表の沖田二郎(19歳)。そして、「日本麻雀連合」代表の鬼島雄吾(36歳)。それぞれの過去や因縁と向き合いながら、己の体力・知力の限界と格闘する世紀の一戦に挑む!!
山田健太郎(25)は、昭和の香り漂う町の銭湯「花春湯」でアルバイトをする青年。真面目で優しいと常連客にも評判。だが、周囲のおばさま方には童貞だということは見破られていた。そんなある日、しっとりお肌の謎の美女・堀田由香(29)が「花春湯」にやって来る。由香はヤクザっぽい男と暮らしているとの噂も有る女性。だが、ぽお~と見とれてしまう健太郎だった・・・。とその翌日、想い出のイヤリングを無くしたと由香が「花春湯」を訪れる。「見つかったら連絡が欲しい」と彼女の携帯電話の番号を渡され有頂天になる健太郎だったが、銭湯の常連客の男に自分の部屋を時間貸ししたことがきっかけで、2人の関係に暗雲が垂れ込める・・・。やがて、健太郎が選んだ選択とは?
冥土の土産におじいちゃんと寝てあげてくれない?」 ある日、ヘルパーのサワは派遣先の家族から驚きの依頼を受ける。その当日に事件に巻き込まれ、気がつけば「家ナシ・金ナシ・仕事ナシ」。人生崖っぷちに立たされたサワは、ワケありじいちゃんを見つけては、おしかけヘルパーをして生き抜くことに……。老いは誰にでも等しく訪れる。高齢化社会へと突入し、身近な人や自分自身の老いに戸惑いながら生きている私たちに「死ぬまで人間は懸命に生き抜くんだ!」と叫ぶサワの姿が、”生きること””人生をまっとうすること”の本当の意味を教えてくれる。
医大への入学を目指して4浪中の時任満男(22)は、総合病院で清掃アルバイトをしている。そんな満男の高校時代のクラスメートで憧れの人が…院長の娘で総合病院でナースをしている、清澄美空(22)。ただ、“白衣の天使”というイメージとはかけ離れた、お嬢様気質全開の美空に内気な満男は召使いのように何かとこき使われている。だが、彼女と一緒に居られるだけで嬉しい満男にとっては少しも苦では無かった。ある日、満男は、自称発明家の入院患者・豪徳寺善三(60)から60秒間時間を止められるという「メガネ」を渡される。これまで豪徳寺から失敗作ばかり渡されて酷い目に遭っていた満男は、またいつもの失敗作だろうと取り合わなかったが、やがてこの発明品がただの代物ではないことを知る・・・。
場末のスナックでアルバイトとして働く咲夜。ある晩、常連客で羽振りが良かったころ、六本木の伝説のキャバクラ「Red Dragon」に通い詰めていたという高橋から、近々店が再開される話と合わせて、店が休業するきっかけとなったキャバ嬢の刃傷沙汰についての話を耳にする・・・。いよいよ「Red Dragon」再開!ツートップの凄腕キャバ嬢の間にまたしても火花が散る。伝説のキャバクラ再開というだけあって、キャバ嬢は極嬢ぞろい。その中に、あの咲夜もいた。
出雲ツルギは、オカルト好きのカメラオタク。オカルト雑誌『月刊アブダクト』の撮影の仕事を時々引き受けているが、普段は、街中でビラ配りのバイトをしているただのフリーター。で、人付き合いが苦手なのに、女性に対する理想は人一倍高いので、35歳で未だに童貞。一方、人気女性ファッション誌『ange(アンジュ)』の花形編集者の伊勢崎ミズホは、去年副編集長に昇進し、編集部は自分を中心に回っていると思っていた。が、セクハラ編集長を会議の場で突き飛ばし、『月刊アブダクト』の編集部に左遷される。冴えないカメラオタクの童貞と、人一倍プライドが高い元花形編集者。“水と油”のふたりは、初対面の取材現場で派手な舌戦を繰り広げる。だが、普段まともに女性とコミュニケーションが取れないツルギにとって、本音で言い争えるミズホは、徐々に気になる存在になっていく。そうした中、ミズホが『ange』編集部に戻れる鍵をツルギが握っていることが判明する。ツルギは、ミズホが元の職場に戻れるよう、ある世界的ファッションデザイナーとのコンタクトを取り始める。
県警刑事部第6課特殊能力係は、特殊能力が捜査に使えると判断された者だけが推薦される極秘部署で、特能係の実態を把握しているのは、県警本部長と副本部長、警察庁のみ。以前は、千里眼や残留思念(サイコメトリー)、霊媒能力、チャネリング(霊とコミュニケーションを取る事)などの特殊能力を持つ者たちが所属していた、そうした中、檜山冴子(25歳)は、SEXでエクスタシーに達すると亡くなった人の霊が見えるという特殊能力を見込まれ、総務課から特能係への異動を命じられる。冴子は、未解決の殺人現場で遠藤とSEXをして、次々と被害者の霊から真犯人の名前を聞き出していく。だが、検挙直前に真犯人が殺害されるケースが相次いだため、真相を探ろうと、黒幕と思しき人物に罠を仕掛けるが・・・。
アンナは殺し屋の修道女。人の法で裁けない悪しき者たちを、神父の来栖、鍵師の康太郎と三人で成敗している。アンナには来栖にしか明かしていない壮絶な過去があった。普通の女としての幸せをあきらめ、殺し屋として生きることを決めたアンナだったが、そんな彼女の前に思いがけないターゲットが現れる・・・
イベント会社に勤める梨沙、パチンコ雑誌の出版社で働く智子、飲料会社に勤務する由貴。3人の趣味はパチンコで、今日も出玉は好調だ。梨沙にだけ彼氏がいて、仕事で失敗した時に慰めてもらっている。智子と由貴が狙っているのは、パチンコ店の店長である雅司だった。雅司の店の売り上げをあげるべく3人はイベントを企画するがことごとく失敗してしまう。そして梨沙は彼氏の浮気が発覚して別れることに・・・。大人の女3人が恋に、ギャンブルに奮闘する!!
千鶴は、CLUB「Red Dragon」の新人キャバクラ嬢。店では、一晩で1,000万円を稼いだという伝説を持つ、売上No.1の瑠奈を筆頭に、NO.2の渚、優菜などの先輩キャストたちが“頂点”を目指して、壮絶なバトルを繰り広げていた。いじめ、裏切り、復讐―。それぞれの過去・現在と向き合いながら、夜の世界で必死に生き抜こうとする女たち。教育係のミサコのアドバイスなどもあり、順調に売上を伸ばしていく千鶴。そんな中、彼女に“魔の手”が忍び寄ろうとしていた・・・。
フランス外人部隊に入隊したサイモン・マレー(ポール・フォックス)は本部が置かれていた植民地アルジェリアへと向かう。同じく入隊したパスカル・デュポン(トム・ハーディ)と過酷な訓練で絆を深め、アルジェリアの独立を求める自由軍と壮絶な銃撃戦を繰り返す。しかし、フランスのド・ゴール大統領がアルジェリアの独立を容認した時、外人部隊はピエ・ノワールと呼ばれる独立に反対するアルジェリア植民者を支持し、母国フランスと敵対する立場となってしまう。そんな中、マレーはアルジェリアの独立を阻止するために武装闘争を行う秘密軍事組織(OAS)に武器を横流ししている仲間がいることを知ってしまう。それは苦楽をともにしてきたデュポンだった・・・。
落合大輔は、「T大学院東京本校」に通う三浪中の予備校生。ある日、大輔は、同じクラスの三十浪中の強者、高円寺博士の発明品のメガネが教室に落ちているのに気づき、それが大輔の日常を一変させる。息を止めながら縁の接続部分のボタンを押すと、周囲の人間たちが一斉に動きを止め、大輔が息をし始めると、再び周囲の人間たちが何事も無かったように動き始めるのだ。お陰で、おっぱいをツンツンしたり、お尻を撫で撫でしたり、スカートをめくってパンチラを堪能したりと、男の願望を満たし放題。そんな大輔が、走って新聞配達をする美少女・二宮美保に恋をして、同じ新聞販売店でアルバイトを始める。彼氏と同じT大に入学したくて出願するが、試験当日に熱を出して受験出来ず、浪人中という美保。大輔を憧れの現役T大生と勘違いし、受験の相談に乗って欲しいと大輔に相談する美保。だが、ある日、美保がT大学院に入学して来て、大輔の素性が発覚する…。
孤独なスリ師だった女が、信頼できる“仲間”と出会い、人生を賭けた大勝負に挑む-。新城真理は、手先が抜群に器用な女スリ師。現行犯で逮捕しようと目を付けている捜査3課の刑事・白石にも、決して尻尾を掴ませない。一方、師匠亡き後、業界から全く相手にされず、トーナメント成績も全く振るわない、解散寸前の麻雀団体「雀虎(じゃんこ)会」のリーダー・有田裕二は、会の復活を願っていた。そんなある日、駅前広場で偶然真理のスリ現場に遭遇した裕二は、真理の類まれな指使いに雀士として天下を獲る才能を見い出し…。
藤見大学病院のブサメン研修医・北川信彦(26歳)とナースの佐野成美(23歳)が繰り広げるラブコメディー。“天敵”の成美に押し付けられ、書類の詰まった大きな段ボールを地下倉庫に片付けに下りた信彦。そこで偶然、生体を透明化させるインドの秘薬「モノケイン」を発見する。が、強烈な臭いに思わず後退りするも、パイプに足を引っ掛けて仰向けに倒れる。と、開いた口の中に真っ黒い丸薬の「モノケイン」が落下して、思わずゴクリ。その瞬間、“透明人間”・信彦が誕生する!1粒60分の“独壇場”。憧れのナースの着替えやシャワー姿を覗いたり、ブラジャーやパンティーの匂いを嗅いだり、頬ずりしたり、はたまた頭から被ったりと、とにかくやりたい放題。だが、徐々に、病院内のさまざまな人間模様が見えて来る。そして最後に、信彦は究極の決断をする。果たして、その決断とは!?
あらゆる違法電波検知器を突破するゴト用の電波発信器(ステルス)。1年前、その開発設計者だった恋人の圭司(29)がゴト組織に消され、今は身を隠して温泉郷の老舗旅館で仲居をしている亜美(27)。実は、彼女は、セット打法を完全マスターした連勝必至のパチンカーだった…。そんな亜美の前に、かつて圭司が開発し、圭司を消したゴト組織に奪われたままになっていた発信器を持って元打ち子の将司(28)が現れる。亡き恋人の命と引き換えに残った“遺産”。それをきっかけに、彼女の中に眠っていた復讐の炎が燃え始める!
可憐な美少女といったルックスの剛本香津美(24)は、任侠道を教え、極道を養成する「極道学園」に通う生徒。イケメンのメガネ王子でデザイナーの椎名優市(32)という恋人もいて、満ち足りた日々。そんな彼女が、なぜ「極道学園」のような場違いな場所に通うことになったのか?それは、濡れ衣を着せられたまま亡くなった実の父親、大河内勝之助(享年54)の汚名を晴らすためだった…。
英愛大学病院外科部長の笠原英介(47歳)は、派手好きでロクに家事もしない妻のリサ(35歳)に愛想を尽かし、探偵事務所に調査を依頼して、リサがホストの男と浮気をしている事実を掴んでいた。証拠写真と調査報告書を突き付けてリサに離婚を迫ろうとした英介。だが、逆に、リサから、英介が美人看護師の野上アキ(24歳)と浮気しているという調査結果を突き付けられる。「私は寛大な妻だから、夫の浮気くらいで大騒ぎしない。もちろん離婚する気もない。ただ、どうしても別れたいなら、たっぷり慰謝料を貰うわよ」とリサに脅された英介は、アキに一方的に別れを告げ、リサとの復縁の道を選ぶ。だが、ここから、英介の本当の修羅場が待っていた…。
同居している男に言われるままに身も心も搾り取られる生活に甘んじている今日子(安藤サクラ)と、母親を助けるために事件を起こしてしまった修一(柄本佑)。物語の中でふたりが言葉をかわすことは、ない。それぞれの理由で故郷に戻れなくなってしまった彼らは、過去を清算しながら生きることを誓った東京で懸命に日々を生きていた。そんなある日、二人の日常を揺さぶる出来事が起きる。今日子と修一は予期せぬ運命の糸に操られながら、どうやって“明日”を見つめていくのだろうか―。
清廉な佇まいで、神に仕える従順なしもべとして慎ましやかな生活を送る修道女のマリア。だが、実は彼女は、神の裁きの代理人として、神父の黒洲が指令を下した人物を容赦なく暗殺する殺し屋だった・・・。神の思し召しなので、相手がどんな人物かは関係ない。裁きを遂行するためには、肉体を捧げることも厭わない。そんなマリアにとって、生まれて初めて、感情らしきものが芽生える瞬間が訪れる。同じ孤児という境遇の青年、桐原隼人との出会い。隼人は、身寄りのない子供たちのために毎週街頭で募金を呼び掛けるような、心優しい教会の信者。マリアは、募金活動で行動を共にするうちに、純真無垢な隼人に惹かれていく。ある日、黒洲から、新たな殺しの指令が出される。今は会社社長だが、元殺し屋の過去を持つ男が今回のターゲットという。そして、その場で、黒洲の口から衝撃的な事実が告げられる。果たして、そこで語られた真実とは―?
「黒川コンサルティング」営業課の派遣社員として就業している、鈴木京子(26)。実は彼女は、警視庁警視の松沢亮司(42)の特命を受け、潜入捜査中の捜査官・夏川麗美(26)である。警視庁の刑事で麗美の恋人の桐野雅人(当時29)は、潜入捜査中に正体を見破られ、ひどい暴行を受けた後、銃弾数発を浴びて殺害されていた。派遣社員として潜入し、亡き恋人の仇を取るため、自ら潜入捜査を志願した彼女の行く手に立ち塞がった意外な人物とは…。
最強ボディでゾンビ狩り!――2021年。全世界に蔓延した不死症候群が撲滅されて5年が経った。かつて人類の存在を脅かしていた不死者は国連軍に制圧され、人類は再び平和を取り戻したかに見えたが、一部の不死者が社会の片隅に潜伏しているという噂が人々の間では囁かれていた・・・。ゴスロリ好きのハーフゾンビのジュリ(24)は、バー『DEAD or ALIVE』のカウンターでシェーカーを振る傍ら、ゾンビ狩りの裏稼業も行っていた・・・。
髪切るついでに恋しちゃおう!――カリスマ美容師のマモルは童貞であることが、コンプレックスだった。意を決して、初体験スクールというどんなダサい男子でも必ず童貞を卒業できるという謎のスクールに足を運ぶ。スパルタ美人講師はつみとの出会いによって、マモルは一皮も二皮もむけた立派なイケメンへと成長していく。
落ち目のモデルれい子は、今ではパチンコ店でのキャンペーンガール。そこで、店長の望月に気に入られ、パチンコの遊び方を教えて貰い、興味本位で代打ちを始めたところ驚異的な大当たりを連発する!キャンペーンガールの仕事も、望月との恋愛も順調に進むかに思えた矢先、背後に嫌な気配を感じ始めるれい子。ふと鏡をみるとそこには死んだはずの母・道代が現れた!
透けるほどに、いやらしく・・・ヒデオは街でチンピラに絡まれていた中国人を助けた御礼に、こびんに入った薬を貰う。それは3分間だけ身体が透明になれるという魔法の薬だったのだ。ヒデオが透明になって真っ先にしたことは、バイト先の同僚で、美人のマリアちゃんの裸を見ることだった。ヒデオが透明人間の生活を十分満喫していた頃、もう一人のなぞの透明人間が現れ、マリアちゃんの気を引こうとする。透明人間同士の熱きバトルが始まった!
旅打ちの女スロッター北原冴子はかつて、任侠の世界で激しい代打ち戦を繰り広げてきた裏スロッターでもある。ある事件をきっかけに、きっぱり足を洗った冴子だったが、当時付きあっていた、同じ代打ちの光一のことが忘れられないでいた。あるスロット店の店主との出会いから、土地の権利を掛けたスロット勝負をすることになった、冴子。しかし、敵として現れたのはかつての恋人光一だったのである。