モデルになるため日本に来たフィリピン人のエミリアは、フォトグラファーの未来(ミキ)と出会う。異国のふたりは互いにないものに惹かれ、求め合う。未来はその瞬間を逃さないように写真を撮り続ける。しかしそれはどこか脆く儚く、季節が流れるように突然の別れが訪れる。そして物語は海を越えフィリピンへ―
匂いに敏感なひのき(17)は、亡くなった父が残した全国のミニシアターで観た映画の感想が書かれたノートを見つける。ある映画館だけ場所がわからず、匂いのメモや、感想だけが書かれていた。コーヒー豆の焙煎店を営んでいた父が残したコーヒー豆を配りながら、父の巡った映画館へと旅にでるひのき。薄れていく父の匂いと、場所のわからない映画館を探しながら、ひのきは少し、大人になっていく。
ひとりご飯、ひとり映画、ひとり旅……ひとりで生きる。ソロ活好きで気ままなシングルライフを楽しむ、カリスマ塾講師で人気インフルエンサーのヨンホ。出版社の有能な編集長だけれど、ひとりでいる事が苦手で恋愛に関しては妄想癖のあるヒョンジン。シングルライフと観光地がテーマのエッセイ「シングル・イン・ザ・シティ」シリーズの作家と編集者として出会ったふたりは、ライフスタイルも価値観も何もかもが違い、本をめぐって事あるごとに対立するが、企画が進むにつれ一緒に過ごす時間も悪くないと思い始める…。
英語の個別レッスンを仕事にしているバイリンガルの真希子(橘メアリー)は、夫の匡史と二人暮らし。匡史は仕事に追われる日々を送りながらも、真希子のレッスン相手の事を毎日のように尋ねてくる。それは彼女が以前、生徒と過ちを犯した過去を抱えているからだった。過ちを許した匡史は、その代わりに妻を束縛し、常に自分の目の届く範囲に置こうとしていた。夫との夫婦生活を窮屈に感じている真希子は休日に親友の瑠夏と会う。瑠夏は、真希子と匡史の最近の関係を心配してくれていた。そんなある夜、寝室で先に寝ていた匡史がふと「瑠夏…」と寝言をつぶやいた…。
天下一の称号を得るため、武術家の道を志す女傑アーシー。彼女を倒して名を上げようとあらゆる武術家や、利権を牛耳ろうと目論む西洋人までもが彼女を狙ってくる。亡き師匠の復讐を果たすため上海灘に戻って来た彼女の前に、龍堂派の金剛龍(ジンガンロン)と西洋人ビジネスマンのハンクスが立ちはだかる。しかも警察署長までもがハンクスと裏で手を握り……。果たして彼女は警察や政治家の腐敗を暴き、亡き師匠の仇を討つことができるのか!?
高校3年生、みんなが進路について焦るなか、上京して演劇の世界に行くことを夢見るサト(片田陽依)は今日も認知症の祖母のシズ(福井裕子)の介護のため、演劇部の練習中に早退する。サトとシズと父の3人暮らし。大変ながらも仲良く暮らしているのだが、最近「旅行」と言って一人でやたらとどこかにシズが行きたがる。危ないと止めるサト、そしてシズがハワイ旅行に行くことが長年の夢だったとわかる。そんな中で、次第にシズの体の状態が悪くなっていくことを告げられたサトは、家族の最後の思い出になるかもしれないと、逗子での『擬似ハワイ旅行』を企画する。
幼い頃、母親・早希の勧めでバレエと出会った美夏。生まれながらのスタイルとバレエの才能に恵まれ、コンクールにも上位入賞し、将来を期待されていた。しかし、怪我に荷まれ道半ばにしてバレエの道を諦めてしまう。全てを早希のせいにして、逃げるように家を出る美夏。女手一つで美夏を育ててきた早希は深く絶望する。自分がなりたかったバレリーナの夢を娘に託し過ぎたのかもしれない…。美夏の気持ちを知るために早希は近くのバレエ教室に通い始める。教室には様々な年代の女性達がバレエを楽しんでいて、早希もバレエを習ううち、少しずつ娘の気持ちがわかってくる。そんな中、教室で発表会が催される事になる。演目はくるみ割り人形の「花のワルツ」。それぞれの思いが交錯し、母娘の「花のワルツ」のステージの幕が今、開く一。
うだつの上がらないサラリーマン健二は、仕事では失敗だらけで課長のヒロシには責められ、恋人のマユにはプロポーズ出来ずとパッとしない日々を過ごしていた。ある日、仕事で失敗した健二は失意の中、満月を見つめていた。すると、月が彼に語りかけてきた!驚く健二だが、アドバイスを送る月に、彼は徐々に心を開き始める……。喋るお月様の正体は?健二の未来はどうなる!?鬼才インタケ監督と多数のお笑い芸人、ニューハーフ、オカマ(!?)たちによる歌あり、お笑いあり、感動あり?のハチャメチャコメディ映画誕生!この予測不能で大爆笑の世界観は見るとクセになるよ!
モレは優しい夫サンインと幸せな結婚生活を送っていたが、ある日美術館で偶然出会った青年と過ちを犯してしまう。モレがすぐにサンインに打ち明けると、サンインはショックを受けながらも彼女を受け入れる。ところが、フレンチ・レストラン開業の為に夫婦が住み込みで雇った天才シェフ、ドゥレこそが例の青年だった。モレは動揺しつつも、3人の奇妙な同棲生活が始まる。
次回作の筆が一向に進まない悩める脚本家の横田雄二(渡辺いっけい)の元に差出人不明のメールが届く。メールには「退行睡眠 失った記憶を取り戻し現代人のストレスをなくします!」の一文。横田は退行睡眠を使い30年前の自分に会い、助言し鼓舞することで、売れる脚本家へと導こうと試みる。一方、過去の横田(松田凌)は描いていた自分の理想像とかけ離れた自分に当惑するものの、未来から来たと言う自分の勧めに応じ、演劇仲間である峯井(樋口幸平)、中村(福松凜)と固く結んだ約束や、自分のファンである麻美(新谷ゆづみ)との出会いを契機として分岐する新たな世界線を辿ることになる。選ばなかった選択を過去の自分に選ばせることで、物語は追想の域を超えて展開し始め、クライマックスへと向かっていく。果たして横田は自身の手で未来を変えることができるか?
継母と義理姉による虐待に苦しんでいたシンデレラは庭で不思議な本を見つける。そして本を読んだ彼女の前に“フェアリーゴッドマザー”が出現し魔法の力によって憧れの王子とダンスする夢が叶う。しかし王子や継母たちはシンデレラのドレスを剥ぎ取り、全裸にして嘲笑。その瞬間「復讐したい」と願ったシンデレラはガラスの靴を凶器に変え、邪悪な人間どもを残虐な手段で次々と血祭りにあげていく――!!
ある晴れた朝。ラジオ体操をする大勢の作業員たちが向かったのは、広大な遺跡発掘現場。そこで発掘されたものは「落し物」として警察に届けられるらしい。そんな古代人の落し物を探し続ける女性たちがいた。長野県の山中。星糞峠の遺跡発掘現場で調査員として働く大竹幸恵さんは、そこに30年間通い続けてきた。大昔、同じ場所で縄文人たちは天然ガラスの黒曜石を掘っていて、その遺跡が出てくるのだ。小学6年生の時に土器を拾って以来、大竹さんは考古学一筋の人生。今では10名の作業員を率いて、毎日、泥まみれになって遺跡を掘る。でも、今年いっぱいで発掘は終わり、定年を迎えることになっていた。
心霊ドキュメンタリーといえば、他の追随を許さない『ほんとにあった!呪いのビデオ』!日本全国でほん呪フリーク増殖中!20周年を記念したオールナイト上映会では、テアトル新宿200席が即日完売!ヴィレッジヴァンガードでコラボグッズ販売!Base Ball Bearの小出祐介氏がラジオでほん呪愛を語るなど、アニバーサリーは大盛りあがり!この勢いは止まらない!25年目に突入し、ますます進化し続ける心霊ドキュメンタリーの金字塔、最新作!一般投稿による心霊映像を集めた人気シリーズ!全国から続々と寄せられている新規投稿も満載!ナレーションは「お分かりいただけるだろうか…」「…とでも、いうのだろうか…」でおなじみの中村義洋監督!衝撃映像の連打にあなたは眠れない!
炭鉱の町の冬。彷徨い混沌とした80年代に抗議運動を扇動した疑いで逃亡中の大学生ギヨンは、キヨンという偽名で閉鎖の危機に瀕している炭鉱の町に忍び込み、練炭工場で便利屋としての仕事を得た。政府は安価な原炭を輸入しており、ほとんどの鉱山が閉鎖の危機に瀕し、鉱山労働者は仕事を求めて他の都市に逃げることを余儀なくされる中、彼らは海外の悪徳勢力を異常に警戒していた。仕事を得たギヨンは町に身を潜め、未来を失ったかのように生きる練炭工場の労働者たちの謙虚な現実があった。それはギヨンが解決したかった現実だが、今は身を潜めるしかない。しかし、練炭工場社長の一人息子イ・ソンソンと、町の喫茶店で生きるソン・ヨンスクとの出会いが、ギヨンの運命を大きく変える。ここ一帯の富を握る練炭工場のオーナーの一人息子、ソンチョルはギヨンに恋心を抱く。そんな中、喫茶店で体を売って生活しているヨンスクもまた、ギヨンの人間性に恋をし体を売ることをやめる。労働者のストライキが激化する中、彼らの愛は大きくなってゆく。しかし、母の死を聞いたソンチョルは、ヨンスクに暴行を加える。ギヨンは喧嘩に巻き込まれ、捜索中の刑事に捕まり拷問を受けるが、起訴されずに釈放されたが、正体がバレたギヨンはヨンスクと共に炭鉱の町を離れるのだった…。
医大生のミンウ(カン・ソグ)と音大生ダヘ(イ・ミスク))は、ミヌの先輩ヒョンテ(アン・ソンギ)の仲介で互いに愛し合うようになったが、ミヌは病気の父を守るために傷害事件を起こし大学を除籍処分となる。それ以後、ミヌの身辺には次々と不幸が訪れ、ミヌは自分の出生の秘密を探ろうとして米軍相手のバーを経営する叔母のヨンスク(キム・ヨンエ)に会いに行き、そこで米軍基地の歓楽街の悪の世界に引き込まれていく。
1年間の刑務所生活を終えて出所したムルセは、かつてスリをしていたジスクと一瞬すれ違う。彼は奪われた縄張りを取り戻した後、ジスクと再会し、彼女を自らの組織に引き入れながら徐々に愛を感じ始める。ムルセに同情を抱きながらも、彼の粗野さと卑しさを受け入れられず距離を置くジスク。彼女はホテルでジョンマンの財布を盗むが、過去を思い出して返却する。一方ジョンマンはジスクの生意気な明るさの中にある孤独を感じ、彼女に真心と確信を持って接する。その姿に危機感を覚えたムルセはジョンマンを暴行するが、それによってジスクとジョンマンの距離はさらに縮まる。
<第1部>東学を起こしたチェ・ジェウ(崔済愚=スウン)が死刑に処せられ、2代目教主のチェ・シヒョン(崔時亨=ヘウォル)は、朝廷からの逃亡者となる。テグ(大邱)のパク捕校に追われたヘウォルは、チュクビョンに潜伏して組織を再建し始めるが、そこでパク捕校による襲撃にあってまた身を隠す。東学は、丙寅洋擾(江華島事件)によってより一層苛酷な弾圧を受けており、道人(天道教徒)たちは、スウン先生の4周期追慕式で東学をより一層確固たるものとして組織を育てる。ヘウォルは、イ・ピルジェから東学の乱を起こす勧誘を受けるが、これを拒んで教祖の伸寃(恨みをはらすこと)を嘆願するというイ・ピルジェの誓いで道人の通院を許諾する。しかし、イ・ピルジェは、むしろ乱を起こし、東学の根を揺さぶろうという。パク捕校は、密偵として乱に参加するが、官衙の拷問を受けて亡くなり、彼の息子は、ヘウォルの死を誓う。イ・ピルジェの乱で、ヘウォルの夫人と子供たちは官衙に捕まり、拷問を受けてばらばらに散在するようになる。大院君は、辛未洋擾で鎖国政策を繰広げ、イ・ピルジェは処刑される。ヘウォルは、テベク(太白)山の赤潮岩で隠遁生活をするが見つけられて逃亡し、露宿を求めた家で越冬したり、いろんな地域を巡たりして、東学を伝播し開闢を知らせる。そして、ヘウォルは、道人たちのために2人目の夫人を迎える。<第2部>ヘウォルは、道人たちのおかげで第1夫人に会い、家族の消息を聞く。第2夫人が亡くなり、第1夫人を訪ねたヘウォルは、病気看護をしながら東学を伝播する。そして、62歳の時に3番目の夫人を迎え、第1夫人の病気看護を任せてホナムを訪ねる。東学の組織は、民衆の信頼を得て、より一層大きくなり、東学の指導部は、教祖伸寃を要求して光化門で複合上訴をする。その上疏文は受入れられるが、腐敗した朝廷と蛮夷が闊歩するソウルを正しいと思わない東学の指導部は、3月11日に集会を強行する。ヘウォルと指導部の開闢には、意見の相違が存在するようになり、ヘウォルは、朝廷の官僚と交渉をするが、朝廷の腐敗と逼迫した生活で不満が溜まった民衆は、乱を起こす。日本軍のソウル進入で始まった日清戦争で朝廷は敗れ、日本軍と官軍は、東学を弾圧する。これに対し、チョン・ボンジュン将軍は動員令を訴えるが、ヘウォルは、東学の本来の意味を抜け出すという理由で蜂起を命じない。しかし、進退両難に陥ったヘウォルは、時代の流れを拒めず、蜂起を命じる。日本軍と大々的に戦った東学軍であったが、新式武器のため完全な敗北を味わい、東学の指導部たちは、逮捕されて処刑される。そして、ヘウォルも東学人の密告により捕まり、絞首刑に処せられる。
インドの山奥。小さな村に暮らす青年ハヌマントゥは、気の強い姉アンジャンマにどやされながら、定職に就かず日々を過ごしていた。ある日、幼馴染のミーナークシを助けようとして海に転落し、海底で不思議な力を持つ宝石を見つける。その石は、ある条件下で彼を無敵のスーパーヒーローに変えることが分かり、ハヌマントゥは一躍、村の救世主となるが、謎の男が石を狙いに彼のもとへやってくる…!
望美(柴崎はる)は派遣OLとして、安月給ながらコツコツと働いている。彼女の同棲相手の年下彼氏は現在就活中のニート。結婚や出産といった将来の夢は彼女にとっては遠いものであり、最近では彼との別れを真剣に考え始めている。ある日、同僚の頼子が会社に内緒で副業をしていることを聞く。頼子は驚いたことに「シルバー風俗」で働いていることを望美に打ち明けたのだ。「シルバー風俗」は60歳以上のシニアを対象とした新しい風俗で、ソフトなサービスが中心らしい。頼子は望美も副業として働いてみないかと誘う・・・。
かつて女優として一世を風靡したスヨンだったが、飲酒運転で事故を起こし活動休止に追い込まれた。その後、再起を図るために地道に活動を始めるが、世間の反応は冷ややかだった。事務所が用意した住居では、後輩女優のガヨンと同居させられ、断ったはずの酒をあおる日々が続いていた。その夜も酒に酔い目を覚ますと、包丁が突き刺さったガヨンの死体が横たわっていた。言い争いの末に殺してしまったのか、それとも事故なのか、記憶が全くない。どちらにしろ、事件が明るみになれば再起の道は完全に断たれてしまう。スヨンは、事件を隠ぺいしようと決心するが、その時、何者かが玄関のチャイムを鳴らした―。
年の瀬の迫った嵐の夜、男女7人の仲間たちが荒涼とした山中のロッジに集まり、パーティーを楽しもうとしている。近隣地域では殺人事件が立て続けに起きているが、保安官も荒天のため捜査まで手が回らない。パーティーを楽しむ7人のいるロッジには、失踪した弟を探す謎のバックパッカーがやってきて、かつてこのロッジで殺人事件があったことを伝えるが、彼らは全く意に介さない。やがて、覆面を被った殺人集団が彼らに牙をむく。
銀河系からやってきた宇宙ガニが地球へと飛来した。しかしファーストコンタクトした人類はおバカな学生たち。その場のノリでコカインを吸わされクラクラとする中、カニは勢い余って学生たちの喉元をハサミでチョッキン!辺りは血の海と化してしまう。そうとは知らないリース刑事が現場に到着。捜査を進める内に薬物の存在と、カニによる犯行を疑い始める。ただ、“メザメ容疑ガニ”による犯行説を訴えても上司は一切信じない。裏付けのため水生生物の専門家に助けを求めるが、地元で最高の知識を持っているのはペットショップ店員のベイリーだけだった。2人は“キマってしまったカニ”の捜査を始めるのだがー。 ※本作はコカインを始め薬物を推奨する作品ではありません
台風ハイエンが街を襲った影響で、宗教狂信者、自暴自棄者、犯罪者、逃げ惑う動物たちが街に野放しになった。ミゲルは無気力な青年であったが、恋人アンドレアと母ノーマという2人の女性を探し出すために廃墟を歩き回る。二人を見つけるとミゲルは、この街は危険だから去ろうと説得をする。嵐の到来という新たな噂が浮上し、脱出のための時間が徐々になくなっていく中、彼は愛する二人を説得するために留まるか、自分ひとりで町を出るかの決断を迫られる。
台北に住む17歳の女子高生バイ(ルゥルゥ)は、離婚した母と祖母との3人暮らし。学園生活を明るく満喫していたが、最近、親友ウエンと男友達イエとの関係に心を痛めていた。そんなある日、母のワン(アリッサ)が交通事故で意識不明の重体に。悲しみに暮れる中、バイは母のパソコンから、偶然、初恋の相手リン(リッチー)に宛てた未送信メールを発見。そこには、自分と同じ17歳だったころの思い出が切々と綴られていた。遠い日の母の青春に思いを馳せるバイは、彼女に代わって「会いたい」とリンにメールを送る…。
工作員の父親が汚名を着せられた上に殺害されたため、ミョンフンとヘインの兄妹は北朝鮮の収容所に監禁される。妹の命と引き換えに韓国での暗殺活動を命じられたミョンフンは、身を隠すために通い始めた高校でヘインという少女と出会い心に安らぎを得るのだったが…。
ホテル勤務に嫌気がさしたアナは現実から逃避するように、とある浜辺にたどり着いていた。そこでは潜水艦に住み着いたマーシャをはじめとした少女兵士たちが生活をしており、アナもまたそのグループの一員となってゆく。少女たちにはミッションがあり、それは無線を打診することで戦場の兵士たちを巧みにおびき寄せ、死に至らしめるというものだった――。
近未来を舞台にカニバルゾンビがはびこる街で、誘拐されたおばあちゃんを救うため、ゾンビポルノが大好きなカール、レスリングに夢中なフレディ、カールの異母姉マギーたち3人が、極悪大企業コールマン社と戦う。
1974年、フランコ政権末期のスペイン。バルセロナを追われた料理人フェルナンドとアルベルトの兄弟は、友人フランソワの伝手でサルバドール・ダリの住んでいる海辺の街カダケスに辿り着く。彼らを迎えたのは魅力的な海洋生物学者のロラ、そしてその父―ダリを崇拝する、レストラン「シュルレアル」のオーナーであるジュールズだった。「いつかダリに当店でディナーを」をスローガンに、ありとあらゆる無謀な試みに奔走しながら、情熱を謳い続けるジュールズ。やがてそのカオスはフェルナンドの料理に新たな風をもたらし、世界規模の革命的シェフの誕生を呼ぶことになる。
雇い主から依頼された殺しの仕事に失敗した3人の殺し屋と1人の妊婦は、銀行強盗を起こして逃走。しかし、砂漠の真ん中で車がエンストしてしまい、仕方なく近くの寂れた街に身を潜める。翌朝目が覚めると、銃を片手に珈琲をたしなむ異様な集団と遭遇する。そう、この街は血の気の多い無法者たちが取り仕切る危ない街だったのだ。一触即発、殺し屋と無法者たちの命をかけた銃撃戦が始まろうとしていた。
ある晴れたバレンタインの日に、彼女たちは姿を消した―― 1900年、2月14日。セイント・バレンタイン・デイ、寄宿制女子学校アップルヤード・カレッジの生徒が、二人の教師とともに岩山ハンギング・ロックに出かけた。規律正しい生活を送ることを余儀なくされる生徒たちにとってこのピクニックは束の間の息抜きとなり、生徒皆が待ち望んでいたものだった。岩山では、磁力の影響からか教師たちの時計が12時ちょうどで止まってしまう不思議な現象が起こる。マリオン、ミランダ、アーマ、イディスの4人は、岩の数値を調べると言い岩山へ登り始めるが、イディスは途中で怖くなり悲鳴を上げて逃げ帰る。その後、岩に登った3人と教師マクロウが、忽然と姿を消してしまう…。
霊が全く視えないインチキ祈祷師のチョン博士(カン・ドンウォン)は助手のインベ(イ・ドンフィ)と共に言葉巧みに依頼人を騙し、除霊と称した儀式でお金を儲けていた。ある日、ユギョン(イ・ソム)という若い女性から悪霊に取り憑いた妹(パク・ソイ)を助けて欲しいという依頼を受ける。いつものように偽の除霊を行おうとすると、妹の人間離れした動きと気配からチョン博士の持っていた鈴と七星剣が反応する。実はチョンは伝統ある祈祷師の末裔で、過去に起きた忌まわしい出来事により素性を隠して生きていた。チョンとユギョンはさらわれた妹を取り返す為に悪霊と対峙するが、霊の正体は古くからいる悪鬼で人間を器(うつわ)に次々と憑依して襲い来る。いつどこで誰に憑依するか分からない恐怖のなか、やがてチョン自身にまつわる重大な秘密も明らかとなり…
今回心霊調査に潜入したのは宗教団体「大輪仁」ここには数年前行方不明になった桃果の妹ゆづきがいた。愛するものを守るため心霊調査ビッグサマーの夏目と桃果は命を懸けて戦うことを決意するのだが…
夢の多い大学時代、ハヨンのそばには暖かい感性を持った在民がいる。孤児のハ・ヨンは学費を稼ぐために家庭教師に入った家でいろいろな不和に耐えられず、家庭教師職を辞めたハ・ヨンはある日、軍で懐かしい寮の兄であるキフンを知り、二人は近づき始める。
西山庵の沙彌僧チメ(沈海)は、高齢の老師祖室ボビョンの身の回りの世話をしているが、隣山の尼僧ミョフン(妙渾)の姿に揺れる。ある日の明け方、訴願堂の月明台で対面した彼らは、お互いに対する懐かしさを大事に保管する。
高校2年生で苦痛な思春期を送っているヘリンは、ある日、救いのように現れたミョンジュンが国語先生に赴任すると、番号付きの詩を送り、こっそり愛を燃やす。少しずつ愛を完成していきながら愛を告白しようとするヘリンに明ジュンは過去大学時代の友人の死とソンヒという女性との愛情から抜け出せない自分を話して行方を隠す。破壊的生活を乗り越えて大学に入ったヘリンは、同じ学校への喜びの愛を無視したまま、まだ明準への愛を忘れずに執拗に追跡しようとする。ある日、セミナー会で再会するヘリンとミョンジュン。しかし、ミョンジュンはソンヒという女性の妄想から別れないことを直視し、愛を昔の恋人のために譲ろうとする。結局、ヘリンは記憶喪失症にかかって自分も調べられない明準を見て最後まで絶対的な愛を送ることになる。
ペク・ホビンはアメリカという巨大な国で富と機会を夢見る野望の男だ。彼は永住権を得るためにジェーンと契約結婚をする。ジェーンは切膜して利己化された米国という文明社会で孤独に疎外された女性だ。ペク・ホビンと同居人で結婚生活をしている間、ジェーンはホビンに彼女の人生の中で最後に訪れた光と同じ愛を感じる。移民国職員の厳しいインタビュー危機を乗り越え、ホビンは米国市民の資格を得る。結婚契約が終わる頃、ホビンの欲望とジェーンの愛がぶつかって対立する。ジェーンは契約に違反してホビンに愛を訴えるが、ホビンは本国の婦人と子供に対する一念だけだ。結局ホビンの隠された秘密が明らかになり、狂的な乱暴性が爆発ジェーンの人間性を襲ってしまう。ついに二人は離婚旅行の道に上がり、死のような砂漠の上に許した人間の欲望と死の結末が見られる。
スターをめざすオ・ユラ(カン・リナ)と恋人のカメラマン、ジュン(俊:キム・ジュスン)は、成功を夢見て2人で倉庫で暮らしている。モデルクラブでも芽がでないユラは、シャネルラインのピョ社長に身体を投げ出してステージのチャンスをつかみ、一気にスターの道を歩んでいくが、政界の最高実力者に気に入られてしまう。
チスは、地方の有力者の家の養子になり、新しい妹チヘとの生活は、彼を反抗的で鋭敏な青年にする。そして、チスは、改新教長老の養父の思い通り神学大学に入学する。冬休みに家に戻ったチスは、チヘとの微妙な関係のために友人と争うようになり、養父母から叱られ寄宿舎に追われるように戻る。地方の美術大学に入学したチヘと離れている間に、チスのチヘに対する愛はより一層切実になるが、ギョンエの登場で波乱が生じる。
すべてを失った青年に残っていたのは“記憶”懐かしい匂いに導かれて、自分を取り戻す旅が始まる- 骨董屋を目指し、四畳半のアパートに住みながら路上で古物を売って暮らす大貫大。ある日、看護師をしながら夜学に通っている佳奈と古書店ですれ違い一目で恋に落ちる。人生に新たな意味を見出したかと思った矢先、広場で警察の取り締まりに遭い、警棒でひどく頭を殴られ意識を失う。その後、大の人生の“何か”が狂っていく―。先輩商人の国男に誘われ山奥で開催されている骨董の競り市場に参加した帰り道、いつしかこの世の境目を抜け、黄泉の国に迷い込んでしまうことに。人の膵臓を笑いながら喰らう異形の餓鬼、絶世の美貌で黄泉と常世の関所を司る如意輪(にょいりん)の女、夜に輝く月も深紅に染まり、あの世とこの世を行きつ戻りつしながら、大はやがて自身の人生を生き直し始める。
首相の息子が病に倒れてしまった。治癒するために取られたのは、縮小したサメを血管内に送りこみウイルスを駆逐させるというトンデモ作戦。そんな“縮小ザメ”を体内から除去するには、“縮小潜水艦”による除去が必要だという。制限時間は36時間。脱出できない場合は、サメも潜水艦も元のサイズに戻ってしまうという悲劇が待っている。しかし縮小ザメは、間違って清掃員キースの体内に送り込まれてしまい、さあ大変!前代未聞の珍作戦は果たして成功するのか―?
牙をむき出しにした権力に、“自由”は傷だらけになって立ち向かう。衝撃の158分――自由とアイデンティティーをめぐる、絶望と希望の物語!2019年、香港で民主化を求める大規模なデモが起きた。飛び交う催涙弾、ゴム弾、火炎瓶……。この最前線に立った若者たちの姿を中心に、約180日間に及ぶ壮絶な“闘い”を多面的に描いたのが『時代革命』である。カンヌ国際映画祭でのサプライズ上映で国際社会にインパクトを与えた衝撃作は、2022年8月から日本公開され、大きな話題を呼んだ。デモの発端は、犯罪容疑者の中国本土引き渡しを可能にする逃亡犯条例改正案が立法会に提出されたことだった。映画は、デモ活動が活発化してゆく19年6月頃から、撮影が開始された。間もなく、デモの参加者は香港の人口の約3割となる200万人に膨れ上がり(※主宰側発表)、警察との衝突も徐々に激しさを増す。カメラは、中核となるリーダー不在で始まったデモが、SNSを媒介として統制され、次第に大きなうねりとなっていく様や、青年が警官に銃撃される姿をとらえたショッキングなシーンを記録していく。そして、映画の終盤では香港理工大学でのデモ隊の敗北が、重苦しく描かれる。本作は、香港の自由と民主主義を守るため、抗争の最前線に立った若者たちの180日間の闘いを記録した、傑作ドキュメンタリーである。
陸上部に所属するシーヘルは、チャンピオンシップ大会に向けて結成された強化チームに選ばれ、同じく選手として選ばれた自由快活で爽やかな少年マークと出会う。ある日、練習の後、チームメイトと泳ぎに出かけ二人きりになったシーヘルとマークとはお互いに引き寄せられるようキスをしてしまう。たった1度の15歳の眩しい夏、美しい時の中で少年は本当の恋を知る・・・
1944年、ソウル近郊のバラム橋で謎の爆破事件が起こる。この事件を捜査する社会部記者イ・バンウだったがある日、長年音沙汰が無かった地元の後輩ユンが現れ、この事件は操作されたものだと訴える。事件の真相を暴くために同僚記者たちと特別チームを組みバンウだったが、取材の邪魔が入り危険にさらされる。
記録的猛暑のスペイン、マドリード。気温は上昇を続けている。ある日、ナイアの祖父・マヌエルの目の前で祖母のロサはバルコニーから飛び降りた。その日を境にマヌエルの様子はおかしくなる。事故のショックだと悟った息子のマリオは妻の反対を押し切ってマヌエルとの同居を試みるが容体は日々悪化し、ついには家族に殺意を向けるのであった。一方その頃、ついに最高気温を記録した街は奇行を繰り返す老人たちで溢れかえっており……
ホラーDVD「本当にあったガチ恐投稿映像」シリーズを制作する編集マンの江尻とオカルトライター鬼頭の元に様々ないわくつきの映像が届く。倒産した映画会社の倉庫で発見されたいわくつきのDVD。自称、世直し系動画が迷惑者を懲らしめるという名目で廃ビルを探索する生配信。お笑い芸人とグラビアアイドルによるどこか奇妙な街歩き番組。編集マンとしての知識や持ち前の洞察力で、動画の裏に隠された秘密を推理していく江尻とそれを見守る鬼頭だったが…。
トランシルバニアの森で、エリートの狩猟隊が地元の住民を誤って撃ち殺し、残されたことで恐ろしい事態に陥る。
裕福な夫婦が、若い売春婦暴力を振るわれている現場を目撃し救い出すことを決意する。田舎の家に彼女を泊めるが、予期せぬ出来事が家庭の平和を乱す。
タームは出家した兄のティーに会うために旅に出て、ドンシンタム島の寺院にたどり着いた。タームは、ティーが前の僧院長を殺して逃亡したという噂を聞くが、ティーが人を殺すことができるとは思えない。この村でタームは身寄りが無く、寺に住んでいる純粋な青年、テと知り合った。この村では“ポープー”という人の形をした像が信仰されていた。またこの島では人が死ぬと遺骨の一部を入れ、土の像(フンパヨン)を作って拝む習慣がある。ジェットはフンパヨンの作り手だ。タームは村人たちの信仰に疑問を抱き、村を守る霊的な存在というよりも、盲目的な迷信だと考える。ある夜、タームは怒りに任せて“ポープー”への供え物を壊してしまった。その後、恐ろしい出来事が次々と起こり、村は恐怖に包まれる。女性が行方不明になり、死人が続出し村人たちは怒りに燃える。闇夜に人の形をした“フンパヨン”像が森の中を彷徨う。人形師のジェットは呪文を唱えて、皆の身を守ろうとするのだった。
仏・マルセイユの自宅で回想録を執筆しているガルー。かつて外国人部隊所属の上級曹長だった彼は、アフリカのジブチに駐留していた。暑く乾いた土地で過ごすなか、いつしかガルーは上官であるフォレスティエに憧れともつかぬ思いを抱いていく。そこへ新兵のサンタンが部隊へやってくる。サンタンはその社交的な性格でたちまち人気者となり、ガルーは彼に対して嫉妬と羨望の入り混じった感情を募らせ、やがて彼を破滅させたいと願うように。ある時、部隊内のトラブルの原因を作ったサンタンに、遠方から一人で歩いて帰隊するように命じたガルーだったが、サンタンが途中で行方不明となる。ガルーはその責任を負わされ、本国へ送還されたうえで軍法会議にかけられてしまう…。
慶長3年、日本が朝鮮半島に出兵して7年。太閤・秀吉が没し、政権運営を引き継いだ五大老は全軍の撤退を通達する。要衝・順天を守る小西行長は、明軍に賄賂を贈って退路を確保しようとするが、朝鮮水軍を率いるイ・スンシンはこの機に乗じて日本軍を殲滅する決意を固めていた。包囲された小西軍の窮地に島津義弘率いる薩摩軍が救援に向かい、朝鮮・明の連合軍と日本水軍との最終決戦の火蓋が切って落とされる。
結婚生活10年目の紀香(木下凛々子)は会社員の夫と二人で暮らしている。紀香は平凡な毎日の中、パートに行く道すがらスマホで風景写真をSNSにアップすることが最近のちょっとした楽しみだ。ある日、同級生のヒロシが海外に転勤することになり仲の良い仲間で送別会を開くことになった。紀香はヒロシから彼女のSNSを見ていると言われびっくりするも嬉しくなる。ヒロシは日本での最後の思い出に一度だけデートをしてほしいと紀香に言う・・・。
記録的な猛暑が襲った夏の日、人々のイライラは頂点に達していた。夫ソング(イ・ジェラク)から虐待を受けて団地(チャンミ・アパート)の広場に逃げてきた女性ジョンヒ(ハ・ユミ)。これを目撃した同じ団地の女性たちは、ジョンヒを助けようと加担し、勢い余ってその夫は、死んでしまう。やがて警官隊が出動し、彼女たちは、団地の屋上に籠城せざるを得なくなる。そして、女性の権利を守るための戦いが始まる。
母親の小百合の入院日。手術しても助からない可能性があると知っている雄晃は若さ故に、その現実を受け入れきれずにいる。死んだらどこに行くのか?死んだら、今いる人達とか、この世の全てと二度と会えなくなる。それなら、生きることに意味がないのじゃないのか。何の為に僕らは産まれてきたのか?そんな想いに苛まされる雄晃は、自傷行為として、髪を染め上げ自分の殻に閉じ籠る。子供を身籠っている姉の樹莉は、父親になる相手が蒸発したため、自分一人で子供を育てようと決意している。父親の正晃は、妻がいなくなってしまうかもしれないという現実を未だに入ることができず、子供達と衝突を重ねる。家族それぞれが、自分のことだけしか考えられずに、バラバラになってしまう中、母親の小百合だけが家族のことを想っており、その想い、愛情を知った夫の正晃の心に、小さな変化が起こる。生きる事の辛さ、孤独、意味を、死という基盤を軸に、家族の破壊と再生を通じて描いた、愛の物語。
伝統的な焼き物の街。そこに14歳の結衣(中島セナ)は、父 信夫(大迫一平)と祖母と三人で暮らしている。美しいと感じたものを、自分の色使いで絵に描くことが唯一の楽しみで、時間があればスケッチブックに絵を描いている。放課後には美術教室に通うが、自分の個性を出すのではなく基礎の知識や技法を重視する指導には馴染めずにいる。
豊かな自然に畏敬の気持ちを抱きながら、森から海へ、また森へとめぐる自然の恵みを感謝と共にいただき、古来、自然と折り合いをつけてきた日本人。その心と暮らしの原型を伊勢神宮に見出した写真家・宮澤正明は、ここに私たちの未来への一つの答えがあると直感し、4Kカメラを手に伊勢の森から各地の森へ、点と点を結ぶ旅をつづけました。やがて見えない糸で人と人がつながり、言葉が響きあい・・・。この映画を観終わったとき、新しいあなたは何を思うでしょうか。答えは、きっとあなたの中にあります。美しいものをより美しいと感じられる心を耕しに、鎮守の森へ旅に出かけましょう。
本作は、チョコレートの原料である“カカオ”の歴史、栽培する農家の現状や、カカオの可能性に魅せられて、彼らの労働環境の向上やカカオのビジネスモデル構築に奔走する日本人の活躍を追ったドキュメンタリー映画。監督は多様性について考えるドキュメンタリー「であること」の和田萌。ナレーションを歌手でタレントの堀ちえみが担当している。
坂本龍一、蜷川実花、ボストン・バレエ、ジュネーブ大劇場・・・世界のトップアーティストたちとコラボレーションを実現してきたデザイナー 中里唯馬。2008年にベルギー・アントワープ王立芸術アカデミーを卒業し、2009年に「YUIMA NAKAZATO」を設立。日本人では森英恵以来の2人目となるパリ・オートクチュール・コレクションの公式ゲストデザイナーに選ばれ、継続的にパリで作品を発表している。デザイナーとして衣服に向き合ってきた中里は、「衣服の最終到達点が見たい」とアフリカ・ケニアに渡り、世界中から衣類をゴミとして押し付けられた現実を目にし、打ちのめされる。そして帰国し、中里は革新的なアイディアとチャレンジ精神で、未来へ繋がるデザインのあり方と共に、パリコレに挑む。
元カレの植木ヒロシを忘れることができない桜井三枝子(坂本憲子)。そんな彼女のもとに C800 星雲から宇宙人の犬塚チャコ(田口夏帆)が訪ねてくる。彼女の目的は宇宙中の女を泣かせてきた、スチャラカ宇宙人のヒロシ(田中陸)を母星に連れ帰ることであった。かくして、三枝子とチャコ、そして三枝子の婚約者である石橋和之(古矢航之介)の一行は、ヒロシを探す旅に出る。道中、危うく移ろう三人の関係性。そんな中、三枝子はついにヒロシを発見する。しかし、彼には同棲する谷栞(小板橋みすず)という別の女性の存在が。しかも栞は......。
“サメの噛み付き”から広がったウイルス「SHVID-1」により世界は荒廃した。選抜された科学者たちは老朽化した海底研究施設で、治療法を見つけ出すために日夜奮闘していた。遂に感染したサメから血清を作りだすことに成功し、万事解決に向かうと思われていたが、血清をめぐって科学者同士による権力争いが勃発。そんな中、研究施設の崩落が始まり、封じ込められていたサメも逃げ出してしまいー。