オーフェン一行は領主アルマゲストに招かれて≪最接近領≫を訪れる。≪最接近領≫は人間種族を守るため、ドラゴン種族の≪聖域≫に攻め入ろうとしていた。だが貴族連盟傘下の魔術士集団≪十三使徒≫は、双方とも危険視して滅ぼそうとする。そして迫り来る大陸滅亡の時。これを回避するため、アザリーが、全ての関係者が≪聖域≫に集う。大陸の命運を賭けた、オーフェンたちの選ぶ結末とは――。
キムラック教会総本山での戦いは、オーフェンの義姉アザリーの犠牲によって終結した。行方知れずとなったアザリーを探すため、オーフェンの旅は続く。道中、オーフェン一行は謎の女剣士ロッテーシャと出会い、彼女を巡る騒動に巻き込まれてゆく。ドラゴン種族の≪聖域≫からの暗殺者との衝突。かつての兄弟子との再会。やがて明らかになるロッテーシャの正体とその目的。オーフェンの新たな戦いが始まった。
「私と決着をつけたいのなら、キムラックに来なさい」義姉・アザリーの残した言葉を追って、オーフェン達は魔術士と激しい対立を続けるキムラックへと向かう。突如、悲鳴が聞こえ駆けつけると、おびただしい死体の山の中、果敢に敵と戦う女剣士メッチェンと遭遇する。オーフェンは彼女に加勢するのと引き換えに、キムラックへの案内を依頼する。敵を壊滅し、やがてキムラックにたどりついたオーフェン達を待ち受けていたのは、クオを首長とする魔術士の暗殺を担う≪死の教師≫たちだった。オーフェンが最後にたどり着く《天使と悪魔の真実》とは。アザリーがこの地に誘った本当の意味とは?様々な思惑が交錯し、壮大な物語が動き始める!
「見ないで、お願い・・・」「彼女は必ず俺が守る!」義姉のように慕い《天魔の魔女》と呼ばれるアザリーや仲間と共に、魔術士養成機関《牙の塔》で修行をするキリランシェロ――。ある日、彼は見た。異形の姿に変容するアザリーを。そして、運命を変えるという一本の剣を奪い失踪した彼女を救う為に、キリランシェロはオーフェンと名を変え、《牙の塔》を出奔し旅に出る。それから五年……、ついにオーフェンはアザリーとの再会を果たす――。一方、かつての師であり、大陸最強と謳われる黒魔術士チャイルドマンとかつての仲間、ハーティア、コミクロン達は姿を変えたアザリー討伐に向かっていた――。様々な思惑が交差する中、おしかけお嬢様クリーオウ、弟子の少年マジクとの旅の中でオーフェンは一体何を想うのか。
ハッピーを広めるため地球に降り立ったハッピー星人のタコピーは人間の女の子しずかと出会う。ピンチを救ってもらったタコピーはしずかの笑顔を取り戻すため不思議な力を持つハッピー道具で奔走する。しかし、しずかはおうちと学校で何か事情を抱えているようで…。これは、ぼくときみの最高にハッピーな物語――
山田きょうと山田あすは、ふたりっきりで暮らす中学生と小学生の姉妹。父はギャンブルで借金を作って蒸発、母とは死別という困難のなか、決してふさぎこむことなく元気に毎日を送っています。きょうは中学校に通いながら、新聞配達や家庭教師、時には臨時のバイトを入れながら家計を支えています。あすはお家でご飯をつくったり、お掃除をしたり、家事全般を担当してお姉ちゃんを支えています。そして二人の周囲には、見守ってくれる人たちがいます。辛いこと、困ったこともたくさんあるけれど、お互いがそばにいれば、きっと大丈夫。築40年で風呂なし1K、家賃2万6000円のアパートで生きる姉妹の、優しい物語が始まります。
昔々、遠く遥けき地に二つの国ありて――。世界は「内」と「外」に分断、呪いをもたらす異形が棲まう地は“外つ国”と呼ばれ、人々から恐れられていた。ある日、人住まう地“内つ国”との国境で一体の異形が打ち捨てられた死体の中から一人の少女を拾う。少女は自らを「シーヴァ」と名乗り、自身を拾った異形を「せんせ」と慕った。相容れぬ者同士が出会ったのち紡がれる、密やかな調べ――。これは朝と夜、その宵に佇む、ふたりの為の物語。
バーテンダー・佐々倉溜は六本木で修行後に単身フランスへ渡り、ヨーロッパのカクテルコンテストにて優勝。それ以降、彼が作るカクテルは「神のグラス」と呼ばれるようになる。パリの一流ホテルにてチーフバーテンダーを務めていた溜だったが、理由は不明ながら日本に帰国し、プライベート・バー“イーデンホール”で働き始める。バーにやってくるお客さんの様々な悩みや問題に対して、特別な一杯を提供する溜。一方、東京に開業したホテル・カーディナルでは、オーナーの来島泰三がカウンターバーに立つバーテンダーの人選に拘り、相応しいバーテンダーが見つからずカウンターバーをオープン出来ずにいる。泰三の孫・美和を含む営業企画部のメンバーはバーテンダー探しに奔走。佐々倉に出会い、彼こそが相応しいとスカウトするが、はぐらかされてばかり・・・。はたして、カーディナルのカウンターバーはオープンできるのか、溜の決断とは・・・。
堀口元気5歳、母の命とひきかえに生まれた彼は、父の手で育てられた。父シャーク堀口、今は落ちぶれて旅回りのボクサーをしているが、元気は父が今にチャンピオンになる強いボクサーだと信じきっている。そして元気自身も、父のような強いボクサーになるのが夢であった。父の死後も世界チャンピオンになることを固く決意した元気は、祖父母の反対を受けながらも密かにボクシングの練習を続ける。母のような面影のある芦川先生、元学生チャンピオンの三島、元気を取り巻く色々な人々の影響を受け、プロボクサーへの道を進む時がきた!!
時は今より少し昔…、昭和の時代。長崎のとある廃坑街に、人並み外れた巨体を持つ一人の若者がいた。その青年、姓は坂口、名を松太郎という。のたりのたりと日がな一日遊び回って、誰が呼んだか、のたり松太郎! もう成人しているというのに留年を繰り返し、未だ中学生をやっているというフダツキの暴れん坊だ。今日も今日とて学校を勝手に早退し、ぶらり気ままに街を行く松太郎。そのうちに腹が減って家に帰ってみても、母は仕事でメシはナシ。仕方なく松太郎は、未だに石炭を掘って生計を立てている変わり者・西尾のじいさまの元へと向かうが…。
事件はある夜、突然起こった。善波七五十(ぜんばないと)率いる『輪蛇(りんだ)』のメンバーが謎の一団に次々と襲撃されたのだ。犯行は、いずれもメンバーが一人でいる所を狙った計画的なものだった。その一方『輪蛇』の新入りメンバー・春間の前に、中学時代の友人・天野が現れる。思い出話もそこそこに、春間に『輪蛇』の内情を尋ねる天野。実は天野は『輪蛇』に敵対するグループ『夜行蟲(やこうちゅう)』の一員であった。一連の事件は『夜行蟲』副総長・知地岩(ちじいわ)の仕業だったのだ。徐々にエスカレートしていく『夜行蟲』の襲撃。そして遂に、天野の魔の手が春間の友人・小梅にまで伸びる…!(「新・湘南爆走族 荒くれナイト」第1話より)
手芸と喧嘩がめっぽう得意な中学生・江口洋介は、手芸店へ買い物に行く途中、桃山麻子(マコ)という女性に出会う。彼女こそ、小規模ながらも気合いの入った走りで海岸線にその名を轟かせている暴走族「湘南爆走族」のリーダーであった。彼女に請われ、江口は湘南爆走族の二代目リーダーを襲名することに。ダチのため、惚れた女のため、自分の大切なモノを守るため…。江口洋助が高校三年間を全力でつっぱらかる!!個性派揃いのメンバーが駆け抜ける、たった一度の青春爆走ロード。ここに開幕!
亡き祖父譲りのあやかしを見る力を持っていた女子大生・津場木葵は、突然、あやかしの棲まう隠世(かくりよ)の老舗宿「天神屋」へと攫われてしまう。戸惑う葵は、祖父の残した膨大な借金と、そのカタとして鬼神の大旦那に嫁入りをしなければならない約束が交わされていたことを知る。納得がいかない葵は婚姻をはねのけ、起死回生の策として、天神屋で働いて借金を返済するとあやかし達に宣言するのだが……。
とあるマッドサイエンティスト夫婦が屋敷にて違法研究に取り組み逮捕される。罪状は自らの子供たちへの遺伝子改造実験の実施であった。5人の子供たちの中で、唯一「普通の人間」として養育された末の弟、タニス。彼は一夜にして5人の兄弟姉妹たちのリーダー的存在となり、異なる個性を持ち合わせる兄と姉らの面倒を見ることに。そして両親の残した実験データを完成させる任務をも、一身に背負うこととなるのであった。
力石徹の死後、逃げるようにリングを離れ、街から街へ流れ続けた矢吹丈。しかしかつてのライバルたちに出会うことで、再びリングに立つことを決意する。カーロス・リベラ、金 竜飛といった数々の世界ランカーと死闘を繰り広げ、遂にチャンピオンに君臨するホセ・メンドーサとのタイトルマッチにまでたどり着く。ボクシングに青春をかけたハングリーな生き様を描いた不朽の名作。真っ白に燃え尽きる感動のラストシーンは、見る者の心に深い感動を焼き付ける。
泪橋と呼ばれる橋を渡ると広がる下町のドヤ街に、ある日フラリとひとりの少年・矢吹丈が訪れるところから物語は始まる。生まれついての風来坊である彼は、そこで喧嘩の腕を披露して、ヤクザにからまれている少女・サチを助ける。それを見ていた拳闘狂の丹下段平から、丈は、ボクシングヘの道を勧められるが、その申し出をあっさりと断る。ところが、慈善家の財閥令嬢・白木葉子からお金を騙し取ったことが原因で丈は少年院に送られ、そこで後のライバル・力石徹と出会うことに。力石のパンチに沈み、初めての敗北感を味わった彼は、俄然ボクシングに対する興味を燃やし、段平の特訓を受けることを決意する。かくして、ふたりの若者の想像を絶する闘いの日々は始まった。
「約束だ。俺らは二人で宇宙飛行士になるぞ。」 幼い頃に誓った、宇宙飛行士への夢。兄・南波六太と弟・日々人は、二人揃って月に立つために幾多の苦難を乗り越え、果てしない夢に一歩ずつ近づいていく。そんな兄弟の夢の「原点」とは―。弟・日々人は、憧れの宇宙飛行士ブライアン・ジェイが搭乗する月面着陸ロケットの、バックアップクルーに選ばれる。新人としては異例の大抜擢ながら実力不足を感じて悩む日々人と、先輩として導くブライアン。だが任務からの帰還時に不慮の事故でブライアンは命を落とし、日々人とブライアンの再会は二度と叶わなくなってしまう。一方で兄・六太は、自動車会社のサラリーマンとして新車種の開発に携わっていたが、現実味のない夢物語ばかり語り会社から愛想を尽かされ片田舎への出向を命じられる。そして勝手の違う職場で戸惑う六太のもとにも、ブライアンの事故の知らせが届く。宇宙飛行士として大成した弟とは対照的な今の自分に、兄としてどん底の弟にかけられる言葉など、あるのだろうか。無力感に打ちひしがれる六太だったが、ふと幼い頃の日々人とのある思い出が脳裏に蘇り―
幼い日。宇宙飛行士になると星空に約束を交わした兄弟、六太と日々人。そして、2025年。弟・日々人は、夢を追い、宇宙飛行士となっていた。日本人初となる、月でのミッションクルーに選ばれた日々人は世界中から注目を浴びる。一方、日本の自動車メーカーに勤める兄・六太は、上司とのケンカで頭突き、見事にクビとなり実家に強制送還…。そこへ、六太に日々人から一通のメールが届く。「二人で宇宙へ行く」。心の奥から呼び覚まされた幼い日の約束に突き動かされるように、六太は再び宇宙を目指す。星の数ほどのライバルと厳しい試験のその先に―待っとけ、宇宙!宇宙飛行士となった弟、無職の兄。約束をかなえた弟、約束を思い出す兄。約束の宙(そら)を目指す、宇宙兄弟の物語が始まる。
帝愛グループ兵藤会長とのギャンブルに破れ、1000万近い借金だけが残ったカイジ。行き着いたのは、どことも知れぬ地中の底の底、帝愛の強制労働施設。自分の為、仲間の為、圧倒的な絶望的状況から抜け出すべく、カイジはギャンブル「チンチロリン」「人喰いパチンコ沼」に手を出す!!
原作:安部譲二・柿崎正澄。昭和30年。罪を犯し「湘南特別少年院」・二舎六房に堕ちた水上真理雄(通称マリオ)たち6人の少年。ケンカ、リンチが繰り返される毎日の中、彼らは同房にいた年上の桜木六郎太(通称アンチャン)の教えを胸に、不条理と向き合い、強く生きていく―。2001年より「週間ヤングサンデー」で連載され、2009年6月に「ビッグコミックスピリッツ」にて連載再開。コミックスは第22巻(2月27日発行)で、総計330万部の大ヒット作。2006年第51回小学館漫画賞を受賞。
伊藤開司=カイジは定職に就かず、自堕落な生活を送る青年。ある日カイジの元に遠藤と名乗る男が訪ねて来る。カイジが保証人となった友人が逃げたため、債務の取り立てにやってきたのだ。その額385万円。そんな大金を返せないというカイジに、遠藤は「大金を手にするチャンスがある」と誘いをかける。それを罠と知らず、カイジはある豪華客船に乗船する。その船は借金を背負った「負け犬」たちを乗せたギャンブル・クルーズを主催する船だった……!
木村の日本J・ライト級王座への挑戦が決まった。相手はあの怪物王者・間柴だ。木村は唯一間柴のフリッカージャブを封じたジムの後輩・宮田に弟子入りする。プライドを捨てて年下に教えを請い、その上負けたら引退する決意まで固める木村。そしてある日、木村は自分の飼っている熱帯魚から必殺技のヒントを得る。木村の必殺ブローは間柴に炸裂するか!?それとも間柴のフリッカーが木村の夢を打ち砕くか!?日本J・ライト級王座の行方は!?
壮絶なる戦いの末、千堂を破り日本フェザー級チャンピオンの座を手に入れた幕之内一歩。その一歩の初防衛戦の相手が決まった。挑戦者の名は真田一機。二階級制覇を目指しジュニア・フェザー級のタイトルを返上した強敵だ。 人体の弱点を知り尽くしている現役医大生でもある真田は、トレーナーに鴨川会長の現役時代のライバル・浜団吉を迎え、必殺技「飛燕」も伝授されているという。はたして一歩は初防衛戦のプレッシャーに打ち勝ち、勝利を飾れるのか?また、団吉の言う2羽目の燕とは!?
主人公幕之内一歩は、母親と二人暮らしの高校生。小さいころから実家の経営する釣り舟屋を手伝う、健気な孝行息子である。やさしい性格だがいじめられやすく、帰宅途中はいつもいじめに合う。しかし、ある日偶然通りがかったプロボクサー「鷹村守」に助けられ、ボクシングの魅力にとりつかれてしまう。日ごろ、「もっと強くなりたい」と願っていた一歩は、ひたすらに努力を重ね、プロボクサーになっていく。ボクサーは、いろんな事情を抱えている人が多い。そのために、1戦1戦にかける意気込みが様々である。たった一人の肉親である妹のため、いつも応援してくれるジムの仲間のため、祖国に残してきた肉親のため、そして、たくさんの人間の目標でありつづけるチャンピオンの重い拳…。「はじめの一歩」は、ボクシングを通して様々な人間模様も描かれ、その厳しさもリアルに描かれている。一方、いつもおどおどしていたいじめられっこ一歩にとって、「鴨川ジム」の先輩たちと、今まで闘ってきた様々な対戦相手はかけがえのない仲間になっていく。鷹村を始め、先輩である青木・木村や、すでにおじいさんである鴨川ジムの会長らとの毎日の掛け合いは、漫才のように面白い。また、最初はいじめっ子だった梅澤も、一歩のひたむきさに感動し、やがて一歩の釣り舟屋を手伝い、一歩のよき理解者となって一歩を支えていくようになる。「はじめの一歩」は、幕之内一歩という一人の人間を通して、ボクシングだけでなく親子愛、兄弟愛、友情、様々な魅力と爆笑を与えてくれる作品です。