山田きょうと山田あすは、ふたりっきりで暮らす中学生と小学生の姉妹。父はギャンブルで借金を作って蒸発、母とは死別という困難のなか、決してふさぎこむことなく元気に毎日を送っています。きょうは中学校に通いながら、新聞配達や家庭教師、時には臨時のバイトを入れながら家計を支えています。あすはお家でご飯をつくったり、お掃除をしたり、家事全般を担当してお姉ちゃんを支えています。そして二人の周囲には、見守ってくれる人たちがいます。辛いこと、困ったこともたくさんあるけれど、お互いがそばにいれば、きっと大丈夫。築40年で風呂なし1K、家賃2万6000円のアパートで生きる姉妹の、優しい物語が始まります。
海皇ポセイドンとの戦いも終わり、世界はひと時の平穏を取り戻していた。だが、大地を狙う邪悪の影は、すぐそこにまで忍び寄っていた。聖域(サンクチュアリ)にある聖闘士たちの墓が荒らされ、白羊宮を守護する黄金聖闘士(ゴールドセイント)・牡羊座アリエスのムウの前に、謎の侵入者が現れたのだ。そのうえ、かつての戦いで死んだはずの黄金聖闘士が、黒き鎧をまとった敵となって姿を見せる。すべては死者の世界である冥界をつかさどる、冥王ハーデスの仕業だった!冥王に忠誠を誓った黄金聖闘士たちは、冥衣(サープリス)を身に着けて冥闘士(スペクター)となり、アテナを狙って十二宮を駆ける。星矢たちは彼らを食い止めるため、ポセイドンとの激戦の傷が癒えぬまま、小宇宙(コスモ)を燃やして立ち上がるが…。
超お金持ちのご令息・ご令嬢が通う名門校・桜蘭学院高校に、奨学特待生として入学した庶民の藤岡ハルヒ。母を亡くし男手ひとつで育てられたハルヒは、おしゃれに興味がなく、何事にも無頓着で男の子のような格好で学校に通っていた。ある日、ハルヒは、ホスト部の部室に迷い込み、部室内の800万円の花瓶を割ってしまう。部員からその代金を請求されるが、庶民のハルヒは払えるわけがない・・。ところが、ホスト部部長・環は「100人の氏名客を集められたら800万円はチャラにしてやる」と宣言。こうしてハルヒは、7人目のホスト部員として、女性とたちを接待することになる。