盲目の雀士、雨宮。見えない目で相手の牌を読み切る、その凄腕は伝説と化していた。裏麻雀の世界とは縁を切った雨宮だったが、娘のユメがチャイニーズ・マフィアに騙され多額の借金を背負ってしまい、ヤクザの代打ちを引き受けることになる。パートナーは若手雀士の次郎。だがマフィアの卑劣な罠により、雨宮は無残に殺されてしまう。復讐を誓う、ユメと次郎。ユメを愛してしまった次郎は、雨宮の《闇打ち》を会得するため、ある壮絶な賭けに出るが…。
“イカサマがバレた時は、ハンマーで手を叩き潰す”、それが裏麻雀の掟。凄腕の女雀士レイカは、数々の男たちを打ち負かし、《潰し屋》として怖れられていた。しかしヤクザの代打ち、清水の卑劣な罠にはまり、レイカは右手を潰されてしまう。そして1年後、彼女は帰ってきた。裏麻雀で借金を作り、レイプされ身体を売らされている女たちを救うために。その前に立ちはだかったのは、因縁の宿敵、清水。そして、負けた方が全てを失う、最後の大勝負がはじまる!
花山学園《脱衣麻雀部》に入部してきた、転校生の宮坂美咲。彼女は麻雀中に性的絶頂に達すると、相手の役が見えるという特殊能力の持ち主だった。ある日、学園を揺るがす大事件が発生。理事長が阿倍野組から多額の借金をし、学園の経営権を渡すよう脅されたのだ。学園の平和を護るため、美咲たちはヤクザ相手に、脱衣麻雀勝負を挑むことになる。負ければハダカにされるだけでなく、性奴隷として売られる運命。すべてを賭けた大勝負の行方は?
突然!?1945年の《戦後》から【東京■リン■■■】が中止となった2020年の新たな《戦後》へ“奴”はやってきた。その男の眼に映るのは、彼の知る戦後とは別の意味で壊れ果てた、驚くべきニッポンの姿。人口減少、マイナンバーによる過剰な管理社会、AI導入がもたらした無感情政策、共謀罪による暴力的統制・・・国が掲げた輝かしい明日はなく、まるでジョークのように危険なディストピアだった。この禁断の未来に現れた“奴”の名は――――“坊や哲” (ボーヤテツ)!二十歳で童貞ながらフンドシを晒すイケメン男子。彼こそは、幾多の激戦を制してきた若き天才ギャンブラー。なぜ、彼は《戦後》からタイムスリップしてきたのか!?そして、この未来世界は、彼に一体何と闘わせようとしているのか!?
優勝賞金1億円、アマチュア女子麻雀日本一決定戦。1週間ぶっ続け168時間、休憩時間は各人2時間ずつの計8時間のみという地獄の決勝戦に駒を進めたのは、恋人に捨てられてグラビアからAVに売られた人気セクシー女優の麻央。彼女は大会の運営をしている広告会社からイカサマを強いられており、ブラジャーの中に牌を隠している。そして、両親を自殺で失った七海。自分を捨てた顔も知らない父親を捜している希。七海と希は以前同じ刑務所に入っており、そこでは犬猿の仲であった。最後に母親が刑務所に入っている凛。それぞれに暗い過去を背負いながらも、大会で優勝して1億円を手にし、未来に希望を見出さんとしている。168時間ぶっ続けという過酷すぎる麻雀レースで最後に微笑むのは、果たしていったい誰なのか!戦いの火ぶたが今切って落とされる!
優勝賞金1億円を賭けた、7日間(168時間)一本勝負の麻雀王者決定戦。この前代未門の大会の決戦の地に集った4人の猛者たち。プロ麻雀界のトップに君臨する「日本麻道連盟」代表の上原昭光(58)。全国2百数十名の女性雀士の頂点に立つ女流雀士代表・二木京香(24歳)。“プロ麻雀界の沖田総司”こと「日本プロ麻雀合同会」代表の沖田二郎(19歳)。そして、「日本麻雀連合」代表の鬼島雄吾(36歳)。それぞれの過去や因縁と向き合いながら、己の体力・知力の限界と格闘する世紀の一戦に挑む!!
孤独なスリ師だった女が、信頼できる“仲間”と出会い、人生を賭けた大勝負に挑む-。新城真理は、手先が抜群に器用な女スリ師。現行犯で逮捕しようと目を付けている捜査3課の刑事・白石にも、決して尻尾を掴ませない。一方、師匠亡き後、業界から全く相手にされず、トーナメント成績も全く振るわない、解散寸前の麻雀団体「雀虎(じゃんこ)会」のリーダー・有田裕二は、会の復活を願っていた。そんなある日、駅前広場で偶然真理のスリ現場に遭遇した裕二は、真理の類まれな指使いに雀士として天下を獲る才能を見い出し…。
すべての物事を麻雀対決で決める村雨家。父・元道は麻雀界では伝説の雀士。母・律子もかつて元動と同等に闘った女流雀士。そんな麻雀一家のもとに生まれ育った根っからの麻雀子・葵(あおい)は、大学卒業を目前にして、ある差し迫った問題を抱えていた。それは父が取り決めた許嫁との結婚であった。村雨家の跡取は凄腕の雀士でなければいけないという伝統のもと、父は本場中国で麻雀修行を積んだ仙道を呼び寄せていたのである。
亡き夫の仇を討つため、氷の女雀士が復讐の牌を打つ!!夫を殺した闇の代打ち組織【蛇の牌】の刺客《牧村》に勝った【氷の女】水無月冬子は義弟・和也と組み、金子組の賭場を麻雀の勝負で次々と奪っていった。一方、卍山会の2大勢力《常盤組VS金子組》の抗争は激化の一途をたどり、抗争に乗じて卍山会の乗っ取りを企む金子組の若頭・鬼頭と【蛇の牌】の《頭》は、ヒットマンを雇い常盤組長の命を狙う。
亡き夫の仇を討つため、氷の女雀士が復讐の牌を打つ!!夫の敵であった、闇の代打ち組織【蛇の牌】の刺客《京墓・幽谷》に勝った【氷の女】水無月冬子は、二人の他に《牧村》という男の存在を知る。夫を殺した犯人が牧村だと確信した冬子は麻雀での復讐を誓うが、【蛇の牌】には牧村をも操る《黒幕》の存在があった・・・。
亡き夫の仇を討つため、氷の女雀士が復讐の牌を打つ!!卍山会の芥川善二は、大平会との勝負の代打ちとして、かつて【氷の女】と呼ばれた水無月冬子に白羽の矢を立てる。夫・和馬が死んでから牌を持つこともなかったが、対戦相手が夫の死の真相を知る人物だと聞き、7年ぶりに牌を打つ決意をする冬子。そして、再び麻雀に魅せられた冬子の前に、闇の代打ち組織【蛇の牌】の刺客《牧村・京墓・幽谷》が立ちはだかる!
一生懸命、打たせて貰います!万年ハコ下、全くセンスがないくせに無類の麻雀好きの大学生、博。彼は今日も麻雀同好会の仲間と一局打とうと、張り切って部室に駆けつける。だが、そこには見知らぬ青年が仲間たちに睨みを利かせていた。「俺は遊びじゃ麻雀を打たねえ。189万円、今すぐ払え!」そう恫喝する青年、城島はプロの雀士。博は仲間たちの期待を一身に集め、借金をチャラにすべく勝負を挑んだ。しかし・・・完敗。賭けの代償として、彼女の亜子までも奪われた博は、失意の中で“麻雀王”と呼ばれた亡き父を思うのであった-。2010年製作。