何世代にも渡り宿敵同士だった吸血鬼と魔女。だがある時、吸血鬼の息子トードルと、魔女の娘バランティーナが恋し、2人の間に吸血鬼と魔女のハイブリッドの子ども誕生した。だが、トードルたちは子どもたちを城の外に出そうとしなかった。ティーンに成長した息子ブラースは、外の世界に憧れて、フロリダの大学に行きたいと夢見ていた。それは、映画学科の紹介動画に出ていた女子生徒マリアに一目惚れしたからだった。ブラースは妹のベラナを連れフロリダへ。大学に入ったブラースは、彼女の映画制作を手伝うように。ベラナもパブでバイトを始め、外の世界を満喫していた。そんな2人を捜すため、トードルとバランティーナは、険悪な仲の両親たちの力を借りようとするのだが…。
母親の仕事の都合で、魔法学園ヴィンターシュタイン・スクールに転入することになったイーダ。転校早々いじわるなクラスメイト・ヘレーネとその取り巻きに目を付けられるし、出迎えてくれた園長もどうやらわからずやのよう。そんな中、担任の先生がマジカル・アニマルを探して世界中を旅しているモーティマー・モリソンを連れてくる。クラス全員が、自分だけの相棒となるマジカル・アニマルの登場を待ち焦がれる中、イーダと変わり者ベニがマジカル・アニマルと出会うことに!ベニとは長寿のカメのヘンリエッタが、イーダには賢いキツネのラバットが、相棒として姿を現した!そんな中、学校で物が次々と消えていく事件が発生。はたしてイーダとマジカル・アニマルのラバットたちは、泥棒の謎を解き明かすことができるのだろうか?
母親と二人で暮らす少年ルーカスは、ある日、母親が運転する車で事故に遭う。母親は意識不明になり、足を負傷したルーカスは初めて会う変わり者の叔母アガタに引き取られた。新しい生活は田舎にある古びた屋敷で始まった。「ドアを開けるときは2度ノックしろ」と叔母に忠告されたルーカス。ある日、青いドアを叩き続けると、不思議な現象が起こりドアの向こうに異世界が広がっていた!
これはとある小さな村の魔法のお話。1年で最も心が温まる喜びに満ちた季節。世界中でどの町や村も人々はクリスマスの飾りつけに大忙し。しかし、ある小さな村だけは違った。この村の人々はみんなすぐに物事を忘れてしまう。誰かが忘れるとほかの人も同じことを忘れてしまう。寝る場所を忘れてしまい納戸で目覚めたり、学校が休みだったことを忘れて登校してしまったり、バルコニーがないことを忘れて毎朝窓から何度も落ちたり…。この村に住むのは大変なことだった。明日は12月24日クリスマス・イブ、この喜びに満ちた素敵な日を誰も覚えていなかった。しかし、幼い少女エリーサだけは違った。朝、目を覚ますと不思議な感覚に陥る。彼女は家族や友人に、この日は他の日とは違うことを説明しようとするが誰も覚えていない。エリーサは手遅れになる前に、村人たちにクリスマスを伝えることができるのか…。