1980年代のアムステルダム。1人の刑事が皇室を狙う悪党を追う。
連続放火事件が村を襲う。次の放火を阻止するため警察と連邦捜査官が動く。
マータン・ル・ケレック警部補がモンブランで発見された遺体の事件の真相を解く。背筋が凍るような殺人事件の真相と窃盗事件の謎に迫る。
熱血刑事フクロンは、仕事も恋もうまくいかず、暴飲暴食の末に体重120kg越えの“デブゴン”になっていた!!だが並外れた身体能力と正義感は消えていなかった。ある任務のために日本へ飛び、巨大な陰謀に立ち向かう!!
香港を舞台に警察とマフィアが10年以上に渡って互いにスパイを送り込み、壮絶な闘いを繰り広げたサスペンス・ドラマ三部作の最終章。ヤン殉職前後の2つの時期に焦点を当てつつ、警察内部に潜伏し続けるラウの、自らの運命を懸けた最後の戦いを追っていく。
「インファナル・アフェア」の続編。中国への返還前、香港が好景気に沸いていた1991年から97年までの7年間を背景に、黒社会と警察、そして彼らを取り巻く人々の交錯する運命を描く。「ゴッドファーザー」を彷彿とさせる複雑な人間模様が展開。
2002年の香港映画賞を総ナメし、ハリウッド史上最高額でリメイク権が落札。警察と犯罪組織それぞれに潜入を命じられた2人の男が、身の危険と心のゆらぎに苦悶しながら10年の時を経て対決の時を迎える姿を緊迫感溢れるタッチでスリリングに描く。主演はアジアを代表するスーパースター、アンディ・ラウとトニー・レオン。
ハロウィンを迎えたロサンゼルス。マスクをかぶり現金輸送車を襲った武装強盗団を追い詰めるなか、ベテラン刑事ジェームズ・ナイト(ブルース・ウィリス)の相棒フィツジェラルド(ロックリン・マンロー)が銃弾を受けて瀕死の状態に陥ってしまう。ナイトは、武装強盗を追い、過去の因縁を持つニューヨークに向かうが…。
国内最大の未解決殺人事件サイトを運営する有名ブロガーであり、プロファイリング同好会の会長でもあるカン・デマン(クォン・サンウ)。しかし、現実は子供の世話やら、サイト運営やら、妻に気を使う日々のせいで“シャーロック・ホームズ”級の推理力を発揮する機会が全くない。彼の唯一の楽しみは、警察署に顔を出し、捜査に干渉すること!“広域捜査隊の人食いザメ”という華麗な経歴を持つにも関わらず、現在は一介の刑事として左遷させられたノ・テス(ソン・ドンイル)は、いつも事件に口を挟んでくるデマンを疎ましく思っていた。そんなある日、デマンの友人である刑事が殺人容疑で逮捕される事態が発生。デマンとテスは、この事件に隠された陰謀を察知する。警察は事件解決と判断する中、真犯人を見つけるために仕方なくふたりは手を組み、ぶつかりながらも捜査を進めていく。そんな彼らの前に新たな殺人事件が起こってしまう…。
実直な刑事のソンヨルは、裏組織の幹部の殺害現場で、犯人の遺留品と思われる証拠品が妻の所持品と同一のものであることに衝撃を受け、咄嗟に同僚のチェ刑事の目を盗んで隠滅を謀った上、さらには重要な目撃者の証言も握りつぶしてしまう。一方、被害者の兄で組織のボス、ジャッカルは、警察よりも先に犯人を見つけて復讐してやると息巻く。次第に追いつめられていくソンヨルは、事件当日に被害者と会っていた男を強引に犯人に仕立て上げようとするのだが…。
テレビ局のニュースキャスター、ハン・ギョンベの息子サンウが、ある日突然姿を消した。そしてかかってくる誘拐犯からの悪夢のような脅迫電話。警察はありとあらゆる手段を尽くして捜査を行うが、誘拐犯はあざ笑うかのようにその捜査網をかいくぐり、執拗に脅迫電話を掛けては次から次へと新しい接触方法を指示する。緻密な手法により正体をつかませない誘拐犯、その唯一の手掛かりは脅迫電話の声のみ。感情がなく、鳥肌が立つくらい冷静な“あいつの声”だけだった。
ある夜、港で3人の人物が生きたまま焼かれるという事件が発生。被害者は20年前に起きた未解決殺人事件の容疑者となった男たちで、彼らが迎えた悲惨な最期も、当の事件を真似たもの。そして地面には「神探」の文字が、これ見よがしに残されていた。神探=神の捜査官――そう呼ばれた刑事がいた。天才的な閃きと推理力を持ちながら、17年前に問題を起こして警察をクビになったレイは、今やホームレス同然の暮らしをしているのだった。やがて、香港では過去の未解決事件を模した猟奇犯罪が立て続けに発生し…。
ミックとジェイミーは元海兵隊の兄弟。2人は軍隊時代の仲間たちと度々銀行強盗を繰り返し、FBI特別部隊の捜査対象となっていた。ある木曜の午後、ミックたちが再び銀行を襲撃する。すると、FBIの部隊が現場に現れ、激しい銃撃戦が繰り広げられることに。その結果、仲間が3人死亡するものの、海兵隊で習得した戦術が功を奏し、150万ドルの強奪にどうにか成功する。その日の夜、FBI特別部隊の指揮者を務めるロス捜査官が、出向先のワシントンDCから現場に到着。彼は、銃撃戦を戦った同僚たちから、強盗団が軍事戦術を用いていたと聞かされる。度重なる犯行の形跡から、元軍人による犯行と推測していたロス捜査官。彼の推測は捜査が進むにつれ、確信へと変わっていく。
ある日、胸にタロットカードがはさまった屍体が発見される。被害者は、強姦殺害容疑で手配されたが、証拠不充分で無罪判決を得た財力家の息子。まもなく殺害場面は、殺人犯が開設したインターネットのホームページ上に公開される。現実の法で制裁が不可能な社会のゴミを自分の法で処断するという、この連鎖殺人犯は、自分の正当性をホームページを使って知らせ、殺人は続くはずだという警告文を残す。問題のホームページは爆発的なアクセス数を記録する奇現象を見せて、対応無策の警察は、ボン刑事が所属する強力班と、ピョ刑事の特捜部を中心に特別捜査班を編成して、キャップに老練な刑事キム班長を任命する。
台風が吹き荒れるある日の夜、遺書を残し離島の絶壁から身を投げた少女。休職を経て復帰した刑事ヒョンスは、少女の失踪を自殺として事務処理するため島に向かう。少女の保護を担当した元刑事、連絡が途絶えた少女の家族、少女を最後に目撃した聾唖の女、彼らを通じて少女がとある犯罪事件の重要参考人だった事実を知ったヒョンスは、たった一人孤独で苦悩していた少女の在りし日に胸を痛める。捜査を進めていくにつれ、自身の境遇と似ている少女の人生に感情移入するようになった彼女は次第に捜査に深入りして行く…。
香港警察の特殊部隊「鷹」の隊長アンディは、ギリシャで友人からクリスタルを預かる。実はこのクリスタルは意思を持ち、不思議な力を持っていて、KGBとインターポールが追うほど重要なものだった。ある日、クリスタルと仲良くなったアンディの甥はKGBにさらわれてしまう。アンディは仲間、インターポールと協力しながら、KGBの隠れ家があるギリシャへと再び足を運ぶ。
1953年パリ。ある日、モンマルトルのヴァンティミーユ広場で、シルクのイブニングドレスを着た若い女性の刺殺体が発見される。血で真っ赤に染まったドレスには5か所もの執拗な刺し傷。この事件の捜査を依頼されたメグレ警視は、死体をひと目見ただけで複雑な事件になる予感がするのだった……。死体に所持品は残されておらず、事件の目撃者も、彼女が誰なのか、どんな女性だったのかを知る者もいない。そんな状況で、身につけていた靴や下着などとは明らかに不釣り合いな高級ドレスが彼女を特定する唯一の手がかりに。メグレ警視は、身元不明の彼女がどうして殺されなければいけなかったのか、彼女はどんな人生を送ってきたのかを明らかにするべく、捜査を進めていく。この事件に異常にのめり込んでいくメグレ。何が彼をこれほどまでに駆り立てるのか……。
20世紀末のヨーロッパ。フィッシャーはかつての恩師オズボーンを訪ねる。彼の著作「犯罪の原理 (エレメント・オブ・クライム)」は、捜査官が犯罪者の視点に立って事件を追体験しながら解決へと導く方法論で、フィッシャーは自身の捜査哲学の中核を為すほどに影響を受けていた。しかしオズボーンは、かつて掲げた自らの理論を危険なでっち上げだと激しく否定する...。ある日、港で殺人事件が持ち上がり、フィッシャーはこの捜査を受け持つことになるが....。
サイバー犯罪対策ユニットの捜査官ゾーイは、夫で刑事のバリーと同じ警察署で働きながら、小学1年生になる息子ティミーを育てていた。ゾーイは、女性を狙う連続強姦犯を追うせわしない日々で、交代でバリーにもティミーの面倒を見てもらっていた。だが、いつしか夫婦の間はギクシャクし、ある夜、彼を尾行したゾーイは若い女性とキスしているバリーの姿を見てしまう。「潜入捜査だった」と言うバリーと一時的に関係は修復したものの、夫の裏切りを許せないゾーイは裁判所から接近禁止命令を出し、家からも締め出すことに。そんなある夜、就寝中に火災が発生し、息子ティミーが犠牲になってしまう。悲しみに打ちひしがれるゾーイだったが、現場の証拠から火事の原因はゾーイとされ逮捕されてしまう。
2022年、フィリピン マニラ。現地で逮捕された犯罪者たちを乗せた貨物船“フロンティア・タイタン号”が釜山港に向けて出航した。長年、凶悪犯罪を担当してきたベテラン刑事の約20人が護送官として乗船。釜山では、海上交通管制センターで海洋監視システムを設置。万全な体制により、韓比共同護送計画(プロジェクト名:オオカミ狩り)が進められた。監獄化した貨物船には、13名に対する殺人および殺人教唆、強姦罪に問われ第一級殺人犯として国際手配されたジョンドゥ(ソ・イングク)、特殊暴行17件で赤手配者のドイル(チャン・ドンユン)など極悪非道な犯罪者たちが収容されていた。その夜、密かに脱走を企てていたジョンドゥと刑事として紛れ込んでいたジョンドゥの一味により暴動が勃発。船上は武器を手にした犯罪者たちで溢れかえる。仲間以外は誰であろうと容赦なく殺める犯罪者たちと彼らに立ち向かう警察。そこに、眠っていた“怪人”が目を覚まし、熾烈な戦いが幕を開ける。地獄の航海から生き残るのは誰か……。
名脇役イ・ムンシクの初主演映画。ゴン・ピルドゥはレスリングで銅メダルを獲得するなど運動神経の良さを評価され、刑事に特別採用された。しかし、活躍する機会は少なく、加害者の代わりに被害者を検挙するミスを起こし、済州道への左遷しろと言われてしまう。
犯罪都市ノーマンズランドで育った女刑事ライリー・パーラは、この街を守るため日夜犯罪者と闘い続けていた。そんなパーラに、殺人事件発生の連絡が入る。背中を大きな刃物で切断され死んでいた被害者を見たパーラは、4年前に自分の命を救ってくれた男だったことを思い出す。だが捜査は一向に進展せず、苛立つパーラに自らを天使だと告げる男サマエルが接触を図る。彼は事件の黒幕はノーマンズランドに蔓延る悪魔マルコシアスだということ、パーラが天使側の“チャンピオン”として悪魔との戦いに選ばれた人間だと明かす。突然告げられた事実を飲み込めないパーラだったが、サマエルに奇跡を見せられ、マルコシアスと戦う決意を固める。
メルボルンの連邦警察官として働くアーロン・フォークは、家族を惨殺した後、自殺したとされる親友ルークの葬儀に参列するため、20年ぶりに帰郷した。ルークの両親にせがまれ、親友が犯した事件の真相を調べることになるが、その事件を追うことは同時に、17歳の頃、自分自身が殺人犯と疑われた同級生の少女の変死事件をめぐる記憶と対面することでもあった。過去と現在の事件に振り回されながらも、次第に親友の事件は単なる自殺ではないことを突き止める。さらに過去の少女の死の真相も知ることになる。
ある夜、一人の警官が殺害された。裏で糸を引く人物として浮上したのは、出処不明の莫大な後援金を受け、高い検挙率を誇る広域捜査隊のエース刑事パク・ガンユン。彼を内偵調査するのは、殉職を隠蔽された警官の父を持つ原理主義者の新人刑事チェ・ミンジェ。広域捜査隊に配属されたミンジェが目の当たりにしたのは、裏社会に精通しながら違法捜査を繰り返すガンユンの姿だった。ミンジェはガンユンのやり方に戸惑いながら捜査をともにすることで、警察内部の秘密組織やその裏に隠された不正行為、そして父の死の真相にたどりついていく。ある日、情報員から高額で情報を仕入れたガンユンは、警官殺しの犯人を逮捕する。しかし、都合よく手柄をあげるガンユンの疑いは解けないままだ。そんな中、二人は新種の麻薬捜査をするも、捜査費が足りず、ガンユンは暴力団から多額の借金までして逮捕に力を入れる。そして、ガンユンは遂に警官として越えてはならない一線を越えてしまい……。
ソウルで発生したある怪死事件。身元不明の遺体は指紋が奪われ、体中傷だらけの状態で発見された。ソウル警察の刑事ジノは事件解決の手がかりを探るにあたり、シンポジウムのため来韓していた法医学者のアリスに協力を要請する。遺体の身元が容易に特定できず、臓器が違法な手術によって抜き取られていたことを知った2人は、背後に蠢く組織を追い詰めるべく捜査に挑む。しかしそこには、想像を絶する凄惨な事件の真相が隠されていた―。
伊勢署の生活安全課に勤める見城陽介(正木蒼二)は前科者の面倒を見る風変わりな刑事。そんな彼の元に県警の特捜本部から一本の電話が入る。面倒を見ていた女が連続猟奇殺人事件の被害者として全裸死体で発見された。すでに同様の手口で4件目。被害者は全員が前科持ち。共通する手がかりは全裸死体、ばらまかれた写真、そして15桁の数字。それは「イヤータグ」と呼ばれる牛の管理札に印刷されていた。見城は死体発見現場で県警のキャリア刑事高杉末治(高橋将仁)と出合う。4件目にいたるも犯人の目星すら立てれていない高杉率いる捜査本部に苛立った見城は単独で捜査をはじめる。捜査を進めるうちに事件と携帯電話の関連性に気づきはじめるのだが……。
過去の未解決事件を専門に扱うコペンハーゲン警察の部署「特捜部Q」。ある事件の逮捕直前に犯人の自殺を目の当たりにした警部補・カールは、6週間仕事から離れ休養するように指示されていたが、早々に現場に復帰していた。カールと相棒のアサドは、小児性愛者の疑いのある公務員・ヴィルヤム・スタークの失踪事件を調査していた。ある日、デンマークの国境警察により、スタークのパスポートを所有する少年・マルコを拘束したと連絡を受け、駆け付けることに。しかしマルコは口を閉ざし警察に話そうとしなかった。
「特捜部Q」のカールとアサド、そしてローセの3人に託された20年前の事件ファイル。それは名門寄宿舎学校の近くでおきた兄妹惨殺事件だったが、犯人は事件発生直後に逮捕され“終わった”案件。だが、あらためてファイルを見返すと、特定の人物に対する捜査が不十分なまま打ち切られ、事件の夜に通報してきた少女キミーが失踪するなど不審な点も多い。カールとアサドは事件の鍵を握るキミーの捜索を開始するが…
名画を模した猟奇殺人。事件を追う2人の捜査員。スペイン、マドリードの一角で不可解な猟奇殺人事件が発生した。名匠ゴヤの版画に模された遺体、現場に残された大量の不気味な仮面と漂白剤の不快な臭い、そのどれもがこの事件のかつてない異常さを物語っていた。捜査に乗り出したのは、優秀なベテラン捜査員のカルメンと、同じ部署に異動して間もなく未熟なエヴァの2人組。カルメンの鋭くも型破りな捜査の仕方にエヴァは戸惑い、時にぶつかり合いながらも事件を追い続ける2人だが、それを嘲笑うかのように凄惨な見立て殺人が続発する。様々な犠牲を払いながらも、やがて2人はすべての事件を繋ぐ驚愕の事実にたどり着くのだが…。
ライアンは殉職した父の遺志を継ぎ警官となったが、臆病な性格が災いし仕事ではいつもドジばかり踏んでいる。その日も取り逃がした犯人を追っている途中にゴミ箱に突っ込み、おまけにネズミに噛まれてしまう。噛まれた跡を医者に看てもらうと、ネズミから感染する珍病にかかっており、なんと余命が残り30日だと告げられる。今まで真面目に生きて来たライアンは残り少ない人生を楽しむため、麻薬組織のボスであるテディから金をだまし取りラスベガスで豪遊する。しかし、父を死に追いやったのがテディだとわかり、ライアンは職場に復帰。テディへの復讐を誓い、文字通り命知らずのハチャメチャ捜査で麻薬組織を追い詰めるが―。
ある事件をきっかけに酒に溺れ、刑事を休職していたプロファイラーのラッセル。職場に復帰した早々に殺人事件が起こる。早速現場に向かったラッセルが見たものは、顔に仮面を被せ、天井に縛り付けられた女性ダイアンの遺体だった。さらに現場の敷地には切断されたダイアンの片腕が埋められていた。そんな時、捜査を進めるラッセルをジョン・タイラーが訪ねてくる。彼の妻レベッカは1年半前に何者かによって拉致され行方不明となっていた。突然届いた妻からのメールを差し出し、ジョンは捜査の再開を懇願する。レベッカ生存の可能性はないと告げながらも、ダイアン殺害事件とのつながりを疑うラッセル。そんな中、第2の殺人事件が発生してしまう。
1960年、ン・サイホウ(ドニー・イェン)は仲間と共に、中国本土・潮州から不法移民として香港に渡って来た。香港でも貧困に苦しむサイホウたちは高額な日銭が得られると聞きつけマフィア同士の暴動に加わる。暴動の鎮圧に来た警官に追いつめられたサイホウは現場の指揮官である英国人警司ハンター(ブライアン・アーキン)に暴行を加え拘束されてしまう。警察に連行後、怒りのおさまらないハンターは署内でサイホウに酷い暴行を加えていた。サイホウの身に危険を感じた香港警察のリー・ロック(アンディ・ラウ)は、彼を助け保釈した。サイホウはロックに恩義を感じる。その後、仲間のカジノでの不正行為の落とし前として黒社会に身をおくことになったサイホウ。数年後、長年に渡り対立していた警察幹部のトン・ガン(ケント・トン)とマフィアの陰謀により追いつめられたロックは、サイホウに助けられた。しかし、ロックを救う際にサイホウは、親分のチウ(ベン・ン)に足を砕かれてしまった。ロックの為に、裏切りの制裁として自らの足を犠牲にしてしまったサイホウ。ここで2人の間には友情と信頼が生まれた。当時の香港は、警察と黒社会が結託し汚職が横行していた時代であり、2人は手を組み、サイホウは麻薬王として、ロックは警察上層部へ出世し、互いに更なる権力を手に闇の世界へのし上がって行く。
スティーブ警部補の相棒トニーが何者かに殺され、目撃者のマディソンも被弾し、巨大救急病院に搬送された。スティーブが捜査を進めると、事件には警察の銃が使用されており、警察内の組織犯罪であったことがわかる。しかし、不幸にも証拠の銃弾はマディソンの身体の中に…。汚職警官たちは、警察の立場を利用して病院を占拠し、マディソンの命を狙う。今、相棒の復讐のため、目撃者の命のため、そして、刑事の掟の為、男は警察に戦争を仕掛ける!
ロンドン。大手銀行から7億ポンドを着服した男が逮捕され、イギリス初の国家警察・英国犯罪対策庁BCAは、容疑者の恋人で重要参考人エマの行方を追っていた。警察の気配を感じたエマは北へ北へと逃亡を図り、やがて芸術家の老人ロジャー宅に辿り着く。偽名を使い無給の労働と引き換えに居候するエマだったが、次第に傲慢で高圧的なロジャーの人間性に嫌悪感を抱くようになっていた。そんなある日、ロジャーに身元がバレたエマは沸き上がる怒りで彼を殺害。指紋1つ残さず完全犯罪を成し遂げ、次の雇い主の元へと行方をくらますのだった。一方、BCAの心理捜査班に新人のガブリエルが配属された。彼は色を聴き、音を見ることができる“共感覚者”で、その能力を生かし一連の捜査を開始するのだが…。
家庭では、良き夫、警察署内では情報班の班長であるエスピノは、情報屋イライジャの手引きで、麻薬組織の大物アベルを逮捕すべく、SWATと共に現場に乗り込む。激しい銃撃戦の末、組織は壊滅。しかし、エスピノは別の顔があった。証拠品の覚せい剤入りバッグを横取りすると、それをイライジャに闇ルートで転売させていたのだ。やがて、紛失に気付いた署内では、証拠品捜索が始まり、エスピノは追及から逃れるためにさらなる悪に手を染めてゆくが――
京極さくら(松本莉緒)は、高級クラブ「京桜」のママで黒不二組若頭 京極龍一(真木蔵人)の妻であり、警視総監直轄警視庁総務部統計課特別室室長付きの隠密捜査官でもある。警視総監直轄警視庁総務部統計課特別室室長 天神恭一(中村橋之助)は、さくらの義侠心とクラブのママ、極道の妻としてのネットワークを利用する為、夫の刑期短縮を餌に特別捜査官をさせる。事件は、新生の麻薬取引に関する組織の捜査のため、天神が送り込んだスパイが虐殺されてしまったことに始まる。警察内部に密通者がいるらしいとのことで、新しいS(スパイ)が必要となり、その矛先がさくらに向けられた――。
クリスマスの早朝に、山奥のコテージで男が刺殺される事件が発生。ゴフスタウン警察の刑事ブラッドリーは現場へ急行した。犠牲者は、海兵隊の相棒を殺した罪でノースサイド刑務所に10年服役し、先週釈放されたばかりだった。しかし無期懲役にもかかわらず、なぜ釈放されたのか?疑問を抱くブラッドリーは調べを進めると、冤罪だったことが判明する。数日後、同じ刑務所から釈放された別の男の遺体が、またしても発見されてしまう。あまりにも酷似した状況に、ブラッドリー刑事は更なる事件の可能性と、一連の黒幕の存在を独自で捜査し始めるのだが…。
売れない俳優の海野龍助(窪塚俊介)は、ミュージシャンの弟・虎太(RUEED)のいる故郷の横須賀へ数年ぶりに帰ってくる。彼らは、亡くなった父親の手紙を彼の友人マックスに渡そうとロサンゼルスからやって来たハーフの女性ナオミ(AISHA)と出会う。所在不明のマックスを捜す手伝いをする龍助と虎太は、その過程で幼いときに死んだと聞かされていたナオミの母親ヨーコの生存にまつわる情報もつかむ。彼らはマックスとヨーコの足取りを追うが、その前にヤクザや元海軍のアメリカ人らが立ちはだかる。
ロサンゼルスで5人のロシア人女性が相次ぎ殺害される事件が発生。遺体の口元には黒いバラ、胸元にはロシア語で書かれた謎のメッセージが残されていた。ロス市警は難航する捜査の打開策としてモスクワ警察から、荒々しくも迅速かつ確実に事件を解決に導く敏腕刑事であり、元特殊部隊出身のカザトフ少佐を招集。プロファイラーのスミス刑事とコンビを組ませ捜査を開始するや否や、6人目の更なる犠牲者が出てしまう。大胆な犯行で警察を挑発し続ける犯人を一刻も早く逮捕するべく、2人は被害者の共通項を探る中で、売春を斡旋していたクラブに辿り着くのだが…。
ユリ子は裏社会で名の知れた女。高いヒールで歩く姿から、「デカオンナ」と言われている。警察はユリ子の裏社会ネットワークに目をつけ、別件逮捕し、新人刑事・小山田孝美と共に、裏の組織壊滅に向けて潜入捜査をさせる。しかし、捜査の中で、ミスをした二人は警察から見捨てられ、さらに裏組織の追っ手たちも彼女たちに迫っていた。裏組織と警察、二つの巨大組織から追われる立場になってしまったユリ子と孝美。二人はどうなってしまうのか・・・・
ニューメキシコ州アルバカーキ。酒とカントリー音楽をこよなく愛する警官のテリー(アレクサンダー・スカルスガルド)は、おしゃべりで皮肉屋な相棒のボブ(マイケル・ペーニャ)と、日々、街の“ゴミ掃除”<パトロール>に励んでいた。悪人を見つけては脅迫し、殴り、くすねたドラッグを嗜む……バッジを盾に独自の流儀で仕事を行う彼らは、犯罪者顔負けのワルなのだ。ある時二人は、街の悪人共が企む100万ドルの強盗計画を嗅ぎつけ、捜査を開始。しかし、計画のバックに裏社会のドンが潜んでいたことで事態は思わぬ方向へ――!エスカレートする暴力。追って追われての追跡劇。果たして二人は、絶体絶命のヤマを切り抜けられるのか!?
国際テロを未然に防ぐ為に組織された外事警察。ある日、朝鮮半島から濃縮ウランが流出したという情報が入る。 同時期に軍事機密データも消え、日本での核テロの可能性が高まった。“公安の魔物”と畏怖される住本(渡部篤郎)ほか外事四課は、日本に潜伏する工作員らしき男<奥田正秀>に目をつけ、妻の果織(真木よう子)を≪協力者=スパイ≫に取り込むと決めた。
男勝りの女刑事マリコ。痴話喧嘩の仲裁に恋人の村木刑事と向かうが、油断したため村木と喧嘩していたカップルが死亡、さらに村木の拳銃が行方不明になるという大事件へと発展してしまう。自らも負傷しながら、責任を取り謹慎処分を受けたマリコ。だが、謹慎が明けるのは突然だった。ある日新しい相棒・実加が、マリコに事件を持ってきたのだ。その事件とは、紛失した村木の拳銃による連続殺人事件だった!村木を想い、事件捜査にのめり込むマリコと、その手綱をうまく取ろうとする実加。事件を追ううちに浮かび上がったのは、一人の女の悲しい過去だった―
「黒川コンサルティング」営業課の派遣社員として就業している、鈴木京子(26)。実は彼女は、警視庁警視の松沢亮司(42)の特命を受け、潜入捜査中の捜査官・夏川麗美(26)である。警視庁の刑事で麗美の恋人の桐野雅人(当時29)は、潜入捜査中に正体を見破られ、ひどい暴行を受けた後、銃弾数発を浴びて殺害されていた。派遣社員として潜入し、亡き恋人の仇を取るため、自ら潜入捜査を志願した彼女の行く手に立ち塞がった意外な人物とは…。
港ヨコハマ署。地元のヤンキー上がりの女刑事、須藤暁美(23)と県警から移ってきたエリート警官、大島レイ(24)はコンビで捜査を担当している。真逆のタイプの二人だったが、悪を憎む気持ちは同じだった。横浜の街では“白い天使”と呼ばれるクスリが出回っているとの噂が流れていた・・・。真相を暴くべく二人は調査に乗り出す。ある日街を牛耳る飯島組の長男飯島翼に出会うことで事態が急展開していく。
犯罪組織からも恐れられる脅威の戦闘能力と暴力性、そして完璧な肉体と容姿を兼ね備えた刑事ユン・ジウク。しかしそんな彼にも人に言えない秘密が一つだけあった。それは<女性になりたい>という願望を持っていること。長年そのことで葛藤を続けてきたジウクだったが、ある出来事をきっかけにして遂に、自分の心の声に従う決意をする。だがその時、容赦無い暴力と悪意が、その運命をあざ笑うかのようにジウクの身に迫っていた…
“検挙率100%、未解決事件ゼロ”を誇る専門プロファイラ-、イ・ホテ。今回の容疑者は世界的に有名な美術品を盗んだ伝説のカリスマ泥棒ユン・ジンスク。ホテは偶然、ひき逃げ車両の持ち主を探す途中にジンスクの所在を知り、彼女の家を尋ねるが何とジンスクは他でもない、10年前に別れたホテの初恋の彼女だったのだ。“イ・スクチャ”という名で記憶している、甘いキスだけを残して去ってしまった初恋の彼女。
香港郊外の小さな島に辿り着いた殺し屋・ブルース。島を拠点に暗躍する巨大マフィア組織のボス・馬爺を暗殺した彼は、馬爺の頭部を鞄に詰め島を出ようとする途中でひょんなことから女性警官・ホリーと出逢う。彼女とともに訪れた食堂で強盗団と遭遇したブルースは彼らを一網打尽にする。台風に見舞われ島を出れなくなったブルースだったが、ホリーと警官たちからの熱烈な歓迎を受けそのまま警察署に留まることになる。大きな事件もないこの島の警官たちは皆ブルースを受け入れ、彼らはつかのまの楽しい時間を過ごす。ボスの死を知り、マフィア組織はブルースを追っていた。深夜の見回りで偶然に首なし死体を発見したホリーたちは手下たちに襲われるも、暗闇から突如現れたブルースらしき人影に救われる。一方、ブルースが警察と一緒に居ることを知った一味は警察署を襲撃するのだった。この一大事件に、本島から大勢の警察隊が島に上陸。ホリーたちを横目にブルースに殺人容疑をかける。マフィア組織と警察から追われる身となったブルースの、真の目的とは?三つ巴の戦いが今、始まる。
外界から隔離された精神病棟で、大規模な暴動が発生!通報を受けた警察は、あまりに陰惨な現場の状況を察知し、S.W.A.T.の出動を要請。同時に、ベテラン交渉人マガヒーが、暴徒たちを鎮めるために派遣された。しかし、到着した彼らが目にしたのは、想像を絶する、地獄のような光景。電気も消え、不気味に静まり返った病棟に響くのは、この世のものとは思えない、悪魔の咆哮だった・・・。1人、また1人と、姿を消して行くS.W.A.T.隊員。生きてこの場所を抜け出すため、マガヒーと戦闘エリート達による、正体不明の敵との全面戦争が始まる!!
飲んだら、無敵!――月曜日の朝、ホテルの一室。黒いスーツを着た男が目を覚ます。しかし、彼自身、ここが何処なのか、何故ここにいるのか分からず、頭を抱え懸命に思い出そうとする。そして、気を静めるため胸ポケットから取り出したタバコと一緒に床に落ちた”お浄めの塩”。突然、男の脳裏に断片的な記憶が次々に浮かび上がる。「葬式・・・喫茶店・・・BAR・・・ヤクザ・・・えっ!?」。果たしてそれは悪夢なのか、それとも・・・・・・!?真面目で平凡なサラリーマンが、酔った勢いで事件を起こし、ヤクザや警察から追われる姿をコミカルに描く。
犯罪の増加に手を焼く東京都は、警察の手が回らない軽犯罪を取り締まるため、善良な一般市民だけを選出し、犯罪検察組織「市民ポリス」を誕生させた。選ばれた市民には、任期の1ヶ月間、身分証でもある覆面と、麻酔銃が与えられる。そんなある日、家庭でも仕事でも居場所をなくしていた気弱なサラリーマンの芳一に、69人目の市民ポリスに任命するとの通達が。最初は任務を恐れ逃げ回ってばかりの芳一だったが、仕事で立ち寄ったコンビニで働く美少女・桃との出会いが、彼の運命を180°変えてしまう。桃はマジメな芳一の優しさに心動かされ、誰にも話したことがないという、ある相談を持ちかけたのだ・・・。
カルラと名乗る時間犯罪者に襲われた光四郎と玲菜。カルラを追い詰めた玲菜の目の前で、時空特捜サリーがカルラを逮捕し・・・。サリーの正体は玲菜の親友さりあだった。しかし、さりあは玲菜を知らないと言い、光四郎に襲い掛かる・・・。
22世紀からやって来た時空刑事・オリオンとレナリーが事務所を構える探偵事務所に、ある日、兄を探してほしいとひとりの女がやって来る。2人は早速捜査を開始するが、突如カルラと名乗る謎の女に襲われる。その正体は22世紀のバイオテクノロジーで自らを改造した時間犯罪者だった・・・。
折尾光四郎は助手の冬木玲菜と共にヨコハマの片隅で事務所を構える、自称“名探偵”。彼らの正体は、22世紀から時を越えてやって来た時空刑事オリオンとレナリーだった。ある日、「兄を探して欲しい」という美女が折尾探偵事務所を訪れた。2人は早速捜査を開始するが、突如カルラと名乗る謎の女に襲われる。
長引く不況で刑事にもパートタイム制を導入した近未来。日雇いデカの通称“日雇い”と、ヤクザの新入組員となった東大出のヤスが出会い、奇妙な交流が始まる。
世界一ヤバイ場所で、デカイヤマを踏め!マフィアから大金を強奪した通称“ドライバー”は、アメリカからメキシコへと国境を越えて逃亡を図るが失敗。逮捕され送還された先は史上最悪の刑務所“エル・プエブリート”。常識もモラルも通用しない世界で、凶悪な囚人、マフィア、悪徳所長、地元警察、など有象無象の輩を敵に回す。狙いはもちろん、盗んだ大金!果たして彼は大金を取り戻し、脱獄することが出来るのか!
法律を守るだけが正義やない、時には人のために法を破ることも必要なんや…!警察庁から大阪・新世界署に赴任してきた真上は、警察らしからぬ雰囲気に加え、貧乏人がバカを見るようなことがなければ大抵のことは見過ごすというこの署の方針に呆気にとらえる。さらに、署内も街も変わり者がゴロゴロ!むっちりボディの胸キュン刑事、余命短いシンナー中毒者、とっても素直な穴売り娘…。
誰も知らない、知ることはできない。鋼鉄のベールに包まれた組織がいま、その姿を現そうとしている。各地で続発する爆発事件。日本の中枢にも爆弾テロの影が忍び寄っていた。一体誰の手によって…、何の目的で…。警視庁公安部に異動となった狩場健は欧州での日本人集団拉致疑惑を追う過程で、アフリカのハキラ共和国が捜査線上に浮上する。しかし、拉致されたのではないかと思われた行方不明の日本人の一人が現れて帰国をする。ところが、帰国者の荷物が東京駅で火を噴く。狩場はCIAのナオミと共に行動し、一連のテロで使用された爆弾が中東のものであることを突き止める。一方、公安の嶋村は、中東のテロリストの隠れ蓑となっている劇団に捜査のために潜入していた。その劇団はアフリカと通じたNPO団体とも関係があることを突き止める。爆弾テロ、集団拉致疑惑、中東のテロリスト、劇団、NPO、そしてハキラ共和国が線上に並んだと同時に、更なる巨大な陰謀が炙り出されようとしていた。