自由な働き方を求めて小規模の広告会社を営むダービーは、父ノーランの大手広告会社に唯一の顧客を奪われ、経営難に陥っていた。娘を会社に戻したいという父の思いを汲み、ダービーは自身の社員も雇用することを条件に出戻りをすることを受け入れた。その頃、2億ドルをかけたサントラソフト社の新広告コンペの話が舞い込む。この大型契約を勝ち取りたいノーランから、会社のエースのデリックと2人で企画を考えるよう命じられたダービー。しかしライバル同士の二人は常に張り合うばかりで、各々が直接交渉を試みて、先方の不信感をかってしまう。ノーランに叱責された2人は、ひとまず“休戦”の形を取り、協力してアイデアを出していく。
娘・ダーシャの将来のため、暴力的な夫から逃れようとマッチング・サイトに登録したニーナは、アメリカで暮らす裕福な引退した外科医・カールと出会う。すぐさまロシアからアメリカへと渡った親子は、ささやかな結婚式を行い、幸せな生活を楽しみにしていた。しかし、結婚式の直後から、ニーナとダーシャに不可解な現象が次々と降りかかる。頼りにしていたニーナの親戚は結婚式の帰路で事故死し、ダーシャは屋敷の中で女の幽霊を見るようになる。そんななか、ニーナはカールがコカインを吸っているところを見てしまう。ダーシャの将来を考えやりきれなくなったニーナは、人里離れた屋敷から出ていくことを決意するが…
母親を亡くしたマシュー、デイビッド、ルネの3兄妹は、叔母アリスの家に引き取られることになった。ある日、デイビッドとキャッチボールをしていたマシューは庭で黒い石を見つける。その石をつかむや否や、2人は見知らぬ森の中に飛ばされてしまう。そこで不審な人物を見かけたマシュー2人は命の危険を感じ、再び石を掴んで何とか元の世界への帰還を果たした。こっそり読んだルネの日記に不思議な森の記述があったことを思い出したマシューは、デイビッドと共にルネを詰問。その時、ルネの日記に謎の模様が浮かび上がる。とっさに日記を掴んだマシューたち3人は、再び見知らぬ森の中に飛ばされるが、そこには死んだはずの母親マギーの姿があって…。
高校でバスケットボールチームのコーチを務めるポールは、メンバーの生徒カートから、父親との関係に悩んでいると相談を受ける。話を聞いたポールは祈ることを勧め、カートと一緒に祈りを捧げた。しかし、無神論者のカートの父親は、ポールの行為を“強引に宗教を強要した憲法違反”だと校長に訴え、結果、ポールはひと言の弁解も許されずに解雇されてしまう。突然、職と自身の居場所を失い、激しく落ち込むポールを心配したチームのメンバーらは、ポールの家を訪れ、学校と戦うべきだと彼の闘志を焚きつける。メンバーの言葉に奮起したポールは、バスケの勝敗予想が縁で知り合ったブラウン弁護士のもとへと向かう。
アメリカ大統領のアレックスが急逝し、夫人のキャサリンはファーストレディの座から降りる。だが、暫定的に大統領に就いた副大統領のテイラーは数年前に妻を亡くした一人身。ファーストレディの職務をこなす夫人がいなかったため、キャサリンは職業としてその立場に就くことに。大統領選も彼女の品格や聡明さで、ライバル候補ハロルドの妻で派手なだけのマロリーよりも人気を獲得、テイラーの勝利に貢献する。そんな彼女の活躍を某王国の王マックスが見ていた。昔、キャサリンと関わりがあった彼は彼女に会おうと、孫娘の王女を研修生としてホワイトハウスに送り込み、自分はその警護役でやって来る。だが、すっかり老いたマックスに、キャサリンは気付くことはなく…。
第二次世界大戦後期、ドイツ・ベルギーの国境にあるヒュルトゲンの森。ファルコン、マイケルの2人は他の仲間とともにナチス・ドイツの捕虜として囚われの身となっていた。彼らは強制的に墓穴を掘らされるがナチスの一瞬の隙を見て、反撃に出る。広大な森林に銃声と叫びが響く中、命からがら逃げ出したファルコンとマイケルは負傷した仲間を抱えながら米軍の救護所に身を寄せるが…
美しい人妻と大学生の青年、嫉妬深い警察官の夫が織りなす三角関係の行方を描いた官能サスペンス。車の運転中にパニックに陥ったリサは、近所に住む友人の息子・サムに助けられる。帰り道をドライブしながら話すふたりは、次第に熱いものを感じ始め…。