幼き日に自分が強盗を見過ごしてしまったことから父が破産し、ついには自殺するさまを目の当たりにしたヴィンセント。やがて成長した彼は神父となり、弟のマイケルとともに車の移動懺悔室で布教活動を行うように。しかしヴィンセントは罪を犯して懺悔に訪れた者たちを殺害することで許しを与え、マイケルとともにその遺体をバラバラにしては捨てていくサイコパスと化していた。ヴィンセントは強盗が奪っただけのお金を献金で集め、亡き父に懺悔しようとしていた。だが、兄の異常な行動にマイケルは嫌気がさしていた。そんな兄弟のもとを、男女を問わずベッドを共にしては殺害を繰り返す女メアリーが訪れ、助手として働かせてほしいと近寄ってきて…。
4年前に母親を亡くして以来、その悲しみから立ち直れず、自暴自棄になっている少女アリー。微罪で逮捕された彼女は、18歳になっていることから成人として裁かれるも、判事の温情で刑務所ではなく、150時間の社会奉仕を命じられる。そして、老人ホームでの仕事に就くことになるも全く反省の色を見せず、その態度は褒められたものではなかった。そんな最中、アリーは入居者で世話をする予定だったフォスター夫人を怒らせてしまう。その後も渋々ながら仕事をこなす彼女だったが、ホームのお楽しみ会の司会を任された際、フォスター夫人が急に倒れてしまったことから、少しずつ夫人に寄り添っていくのだが…。