かつてメドウ・リッジの町で、ローラという老婦人のもとで一緒に菓子作りをしていたパティシエのアリーとマリリー。しかしローラ亡き今は仲が悪く、道を隔てて別々のショップを開くライバルとなっていた。そんな2人の前に、サマビア王国の第二王子ジェームズが現れる。新国王の戴冠式のケーキに、子どもの頃にローラの店で食べた“イチゴのシャーロット”を出したいと言う。そのケーキは2人でなければ作れず、仲違いした今は作れないことから、ケーキ対決を行い、どちらかを王室専用のケーキ職人として採用するかを、ジェームズが判定することになる。ジェームズは植物学者としての顔も持ち、偶然にも植物好きなアリーと打ち解けていくが、そんな彼らを横目にマリリーは、仕事もジェームズの心も奪おうと策略をめぐらせる。
クレアはマイアミ美術館に勤める優しく生真面目で古典美術を愛する学芸員。しかし、マイアミ美術館は財政難により閉館の危機に直面していた。そんな中、館長代理としてマイアミ出身で現代アートの芸術家デヴァン・コールの展覧会に出席したクレアは、本人とは知らずにデヴァンの作品を酷評してしまう。その後、展覧会から戻ったクレアに館長から最悪の知らせが…。頼みの綱だった大人気の巡回展が偽物騒動の影響で中止に追い込まれてしまったのだ。予想外の事態に頭を悩ませるクレアは翌日、替わりの展示会を提案するが、館長は独断でデヴァンの展示会を開催することを決定。前日の失態の気まずさから彼の展示会開催に反対するクレアだったが…。