1940年、ソ連・スターリンの恐怖支配に巻き込まれ無実の罪で囚われたポーランド人兵士ヤヌシュ(ジム・スタージェス)は、極寒のシベリアにある矯正労働収容所へ護送された。そこはすべての生命をのみこみ凍てつかせる不毛地帯・・・。20年の懲役という途方もない刑を言い渡されたヤヌシュは、ある猛吹雪の夜に6人の仲間と共に収容所を脱出する。雪と闇にまぎれなんとか追っ手はまいたものの、この先彼らが進まねばならない道のりは実に厳しいものだった。食糧も装備も殆どなく目指す方向も不確かな中、凍てつく森を抜け灼熱の大地をわたる6500kmの旅路。想像を絶する苦難に直面する彼らがした事はただひとつ。歩いて、歩いて、歩き続ける事だった・・・。
舞台はニューヨーク。お手軽な仕事だけを請け負う、ティーンエンジャーの殺し屋バイオレットとデイジーは仕事仲間から”報酬アップの楽な仕事”を依頼される。一度は断るものの、彼女たちのアイドル”バービー・サンデー”の新作ドレスに惹かれて仕事を引き受ける。2人はあっさりとターゲットの部屋に侵入。そこには無防備に眠るターゲット、マイケルが居た。目を覚まし、早く殺して欲しいと願うマイケルに動揺する2人。時を同じくして、別の殺し屋がその部屋に向かっていた―