若き日に自らの手で父親を惨殺、Boca do Lixo(ゴミ溜め)と呼ばれる腐敗した裏町に生きることを決意した男、イロイト。凶暴と堕落が共存する危険な世界で、ストリップバーを経営し、ドラッグ商売に手を染め、遂には警察とも手を組んで裏社会のボスまでのし上がっていく。40回以上もの逮捕暦にも関わらず、その力によって自由と成功を謳歌していた彼だったが、いつしか薬物依存症となり、彼の地位は音を立てて崩れ落ちていくのだった・・・。