ベーカリー店“カップケーキ・パレス”を営むトリシュ。2号店出店の資金を工面するため、カップケーキ大会での優勝を目指して試作品作りに奮闘する日々。そんな時、放置状態の恋愛を心配する姉クロエの勧めで、弁護士アダムとブラインド・デートをすることに。しかし当日、寝坊でレストランに少し遅刻したトリシュは、クロエから教えられた“緑の服を着てくる”との情報をもとに、その男性がいるテーブルへ。謝罪しつつもマイペースに食事の注文を始めた。しかし実は今日からサマータイムがスタート、実際は1時間以上もの遅刻で、アダム本人はすでに帰っていた。一方、緑の服を着た救急救命士のパーカーは、トリシュとの会話が弾み人違いだとは言い出せないまま、1日のデートを楽しんだ。互いに好印象を感じつつも翌日、人違いに気づいたトリシュは、改めて挨拶しようと店を訪れたパーカーを冷たく追い返してしまう。
監視カメラが屋内外を問わずあらゆる場所に設置され、すべての行動が記録される近未来のアメリカ。ある日、女が目覚めるとそこは病室のベッドだった。記憶を失い、自分の名前すら思い出せない。病院を抜け出すが、待ち構えていた集団に拉致され、アジトへと連れて行かれる。果たして自分は誰なのか?彼らは何者なのか?何の目的で自分を捕えるのか?隙を見つけて脱走に成功し、警察に駆け込む女。身元引受人として現れた恋人を名乗る男に引き渡されるが、その時、自分の首に奇妙な数字の刻印があることに気付く。男の寝室には自分に刻まれた数字が書かれた謎のノートと銃弾入りの拳銃。混乱を深める中、自分と同じく刻印を持つ少女と出会ったことから事態は想像を絶する展開を迎える。
時は第二紀。激化する神々の戦いにより世界は荒廃し、わずかに生き残った種族が散在していく中、人間はエルフとドワーフと騎士団を結成。オークとダークエルフを荒地に追いやり、戦いは終結したはずだった。しかし古代の悪魔が蘇ってしまう。シャドウと呼ばれる陰謀団の勢力が噂されるようになり、荒廃した辺境の地では、シャドウの手下が暗躍していた。その頃、オークとの争いで家族や仲間を失ったエルフのネミットは、たった一人で生き延びていた。そんな時、ネミットは多額の懸賞金がかけられたオークのファントーとの戦いに勝利したものの、死に逝くファントーにオークの呪いである刻印を手首に刻まれてしまう。
母を病気で失ったケラーとブロック姉弟。父はケラーが5歳の時に出て行ったと聞かされており、身寄りもなく姉弟が離れ離れに暮らすことを拒んだケラーは、福祉職員に黙ってかすかに記憶がある、音信不通だった父の妹がいるユタ州の牧場へと向かった。突然の訪問にも関わらず、叔母たちは快く出迎えてくれるが、家のすぐ近くの森に、古代と現代が同時に存在する不思議な空間が存在し、そこで父の名前が刻まれたライフル銃を発見したことで、父が何らかの理由で古代の世界に捕らわれているのだとケリーは気づくのだが…。
ホワイトドラゴンとの戦いで、唯一生き残ったドラゴンハンター、エハブの伝説を追い旅を続ける若者イシュマエルと友人クイークェグ。ある日、辿り着いた場末の酒場でドラゴン狩りに参加する契約を結ぶ。その夜明け、もり撃ちとしてエハブの船に乗り込んだ2人は、その養女レイチェルや、腹心の部下スタッブスを始め、命知らずの荒くれ者たちと共に壮絶なドラゴンとの戦いの日々を送り、一生金持ちでいられるほどの竜油を手にするのだが…。
離婚手続き中、事故で歩けなくなった夫に多額の扶養料を払うことになったヘイリー。仕事をかけ持ちし娘と暮らしているが、離れて暮らす夫はギャンブルでお金を使い果たすたびに脅迫まがいの電話をかけてくる。ある夜、送迎ドライバーの仕事中にかかってきた夫との電話。それを聞いていた乗客のケビンとメラニーから、一緒に飲みに行こうと声をかけられる。ケビンは年下の女上司からの嫌がらせで左遷。劇場を運営するメラニーは叔母に罵られる毎日。散々な一日の愚痴を吐き出そうというのだ。するとメラニーは、互いの人生のために協定を結ぼうと提案。メラニーはケビンの上司を、ケビンはヘイリーの夫を、ヘイリーはメラニーの叔母を葬ることを提案。だがそれは、酒の席での話だと思っていたのだが…。