生命保険代理店を訪れた老婦人ミミ。その会社には、友人ボビーの亡くなった娘の元夫がいた。閉店直後にオフィスへ乗り込んだミミは、ジムに銃を突きつける。ボビーは居住中の自宅を生前の娘に贈与していたが、それをジムが相続。彼がボビーに立ち退きを要求してきたことに憤慨したミミは、契約書を取り返そうとしていたのだった。しかし、銃を奪われ揉み合ううち、ミミはジムを撃ち殺してしまった…!ミミの電話で現場に駆けつけたボビーほか、親友のコラリーとバージニアは遺体を運び出し、ミミの家で遺体を解体。バラバラにしてから冷凍庫に隠すも、その後、ジムの借金取りがボビーを誘拐し、ジムの行方を聞き出そうとして…。
余生をゆっくりと過ごすためシニアタウンに引っ越してきたマーサ。しかし、お節介焼きの隣人シェリルに、「昔、チアリーダーになりたかったの」とこぼしたところ、「夢を叶えるのは今からでも遅くない」と焚き付けられ、チアリーディング・クラブを結成することに。オーディションに集まったのはチア未経験どころか、腕も足も上がらない8人。周りには絶対できっこないと笑われながらも、お互いを励まし合って練習に打ち込み…。
1975年大晦日。レンゾ・ウェズが経営するクラブでは、盛大なパーティーが行われていた。影からその様子を伺う女性刑事ウォマックと相棒のデュプレ刑事。レンゾの裏の顔は、この地域一帯を支配する凶暴マフィアの首領(ドン)であった。過去に最愛のパートナーだったウィリアム刑事をレンゾ一味に惨殺された過去を持つウォマックは、レンゾのしっぽを掴むために決定的な証拠を追い続けていた。が、レンゾ一味のやりかたは巧妙かつ狡猾で、法的に逮捕する事がなかなか出来ない。ジレンマと憎しみとで苛立つウォマックは刑事という立場から次第に逸脱した行動をとるようになる。法に忠実であろうとするデュプレ刑事は彼女を制しようとするが、自分の婚約者があろうことかレンゾの姉であることを知り、愕然とする。一方、不動の地位を得たはずのレンゾは、次第に仲間でさえも次々と手にかけていくようになる。耐え兼ねた部下たちの心は離れていく。はたして、レンゾが向かう先にあるものとは―。