ソウルの中心、華やかな江南地区の動画制作会社で働くヒョンソクは、かつてはテコンドー韓国代表の控えとなるほどの実力の持ち主だった。そんなヒョンソクは密かに同僚のミンジョンに思いを寄せていた。ある日、会社に半狂乱の男が乱入し、人々を襲いだした。噛まれた人々が次々とゾンビ化、爆発的に増えていくゾンビ集団に街は占領されてしまう。周りが次々とゾンビ化していく中、残された数少ない生存者たち。ヒョンソクはテコンドーで習得した超高速回し蹴りを武器に襲い来るゾンビどもをぶちのめしていく!!
女子高へ転校したユジンはクラスメイトからいじめにあっていた。ある日ユジンは、友人と深夜の教室で、“コックリさん”で自分をいじめたクラスメイトに呪いをかける。いたずらのつもりだったものの、翌朝呪いをかけられた一人が変死体で発見され、その後も次々とクラスメイトが悲惨な死を遂げる。“コックリさん”によって呼び起された怨霊はやがて、村全体へ広がっていきユジンは事の重大さに恐怖するが――。
韓国はソウル、その街角にひっそりと佇む伝統菓子店・牡丹堂。フード・ルポライターの井坂順(斎藤工)が偶然出会ったその店は、寡黙だが腕の良い職人・サンウ(チェ・ソンミン)が一人で切り盛りしていた。サンウの人柄と牡丹堂の味に魅了された順はこの店で取材をすることを決めるが、牡丹堂は地元のヤクザから立ち退きを迫られていた。そのいざこざからサンウが怪我をしてしまう。そこに次男・サンヒョク(John-Hoon)が現れる。ミュージシャンを夢見ていたのだが、音楽への夢は破れていたのだった。初めは反発しあう順とサンヒョクだっが、次第に不思議な友情が芽生えていく。