水咲つかさは20歳の短大生。大学進学を控えた弟の勇介と父親との3人暮らし。亡くなった母親の代わりに日々家事に奮闘する毎日だが、家族の協力のもと、好きな美術の道を進み始めた。ある日、つかさは自転車から転倒してしまい、通りがかりの男に助けられ、家まで送ってもらう。その男は偶然にも勇介が通う学習塾の講師、村上だった。村上は塾の講師の傍ら小説家を目指している。そんな村上に密かに想いを寄せる同僚の千佳。何も知らないつかさは、勇介の忘れ物を届けに塾へ。村上と再会し、急速にその距離を縮めてゆく。やがて似た者同士の二人は結ばれることに…。そんな時、健気な千佳は村上の為に塾長と関係を持つ。3人の揺れ動く愛の結末は?―
水咲つかさは20歳の短大生。大学進学を控えた弟の勇介と父親との3人暮らし。亡くなった母親の代わりに日々家事に奮闘する毎日。幼馴染の勇介の同級生、翔太はそんなつかさにずっと恋心を抱いている。ある日、つかさは父親の代理で、勇介の三者面談に行くことになった。教室に入るとそこには、高校時代から想いを寄せる教師の小田切が…。偶然の再会に夢見心地のつかさ。思い切ってデートの約束を取り付ける。つかさの悩みに親身に答える小田切に熱い想いが溢れる。しかし、小田切には同僚の教師で恋人の詩織の存在があった。その存在を知り、やり場のない気持ちを翔太にぶつけるつかさ。たまらなくなった翔太はついにつかさを押し倒してしまう。…交錯する恋の結末は―?
同級生のほのか(朝日奈あかり)に思いを寄せつつも、ほのかの後輩・彩(恵けい)と付き合っている佐倉圭太。ある日圭太は、ほのかが男と仲良く歩く姿を見てしまい、ほのかへの思いを断ち切ろうとする。実は男は大学のミスコンの実行委員で、ほのかにミスコン出場を勧めていたのだが、ほのかは自分の代わりに彩を推薦する。ほのか、圭太、そして彩の三人の想いが交錯する中、彩はミスコンで優勝。喜びを共有し、誤解の解けた圭太とほのかは、ついに互いの気持ちを確かめあうが・・・。
さえない大学生の佐倉圭太。彼女もいないままにすごしていた彼が、同級生の美女・栗宮ほのか(朝日奈あかり)と運命的な出逢いを果たす。ほのかに想いを伝えられないまま、ひょんなことから後輩の穂波彩(恵けい)と付き合うことになる。しかも彩はほのかの後輩だったのだ!ほのかを想いながらも彩に振り回される圭太。友達の結婚式のために上京してきた従姉・純(星野あかり)の悪巧みもあり、ほのかに想いを告げようとするが、逆にほのかに彩を頼まれる始末・・・。果たして3人の恋の行方は!?