シングルマザーの母ペギーに、妹のリジーと育てられた18歳のマギー。彼女は遊びたい盛りだったが、経済的に困窮している母は金回りのいい男リチャードとの交際に夢中で、娘たちのことは二の次だった。そんなリチャードに対して、マギーはうさん臭さを感じていた。ある夜、ペギーがリチャードにプロポーズされ有頂天に。そのまま娘たちに有無をも言わせず婚約してしまう。その後、リチャードの豪邸に引っ越し、マギーは新しい学校に転校することになった。だがリチャードは、ペギーの前では優しい継父を装いながら、陰でマギーを恫喝。力で抑え込むだけでなく、彼女たちの部屋を監視していた。
レアは娘サミーとヴィンテージカーで、何かから逃れるかのように実家へと急いでいた。だが、突如何者かに襲われ気絶したレアは、その後、警官に救い出されるも一切の記憶を失っていた。一方、レアを襲った2人組の犯人は、サミーを乗せた車で依頼主のもとへと戻ってきた。その依頼主こそレアの夫ディーンだった。彼はヴィンテージカーを売り払い、レアを殺して保険金をせしめようとしていた。警察に保護されたレアは、相変わらず自分が何者か思い出せなかったが、娘がいたことを思い出し、弁護士リックにその行方を捜して欲しいと懇願するのだが…。