カート・スローンは闇試合で命を落とした兄の遺志を継ぎ、全米総合格闘技界の覇者となった。しかし、極悪プロモーターの策略にはまり、タイの刑務所に投獄されてしまう。賭け試合への出場を強要された彼は断固拒否するが、最愛の妻が人質にとられたことを知り、愛と自由を取り戻すため出場を決意する。だがその対戦相手は、驚異の遺伝子操作によって造り出された残虐非道な殺人マシーンだった。かつての師匠デュランドのもとで過酷なトレーニングを重ねたカートは、ムエタイ寺院を死闘の場にしたファイナルバトルへ身を投じていく―!!
米軍諜報部から記憶喪失の男(アラン・ムーシ)が連れ去られた。犯人のケウン(トニー・ジャー)は、銃撃をものともせず米兵を鮮やかに倒し消え去っていった。仲間たちの下へと導かれる男。そこには、カルメン(ジュージュー・チャン)、ハリガン(フランク・グリロ)、そしてワイリー(ニコラス・ケイジ)たちが集っていた。ワイリーは、彗星とともに超好戦型のエイリアンが現れ、人類に闘いを挑んできたと語る。受けて立つのは、人類最強の9名。逃亡すれば、人類は滅亡するという…。男たちは、諜報部からの激しい追跡を交わしながら、エイリアンとの決戦に挑む――。
黒い陰謀で消された記憶。一体自分は、何者なのかー叔父と二人で暮らす高校生のディヴィット。過去を思い出せず精神的な問題を抱える彼は、時折見える幻想に悩まされていた。ある日の授業中、武装した軍隊が教室に押し入る。銃口を突き付けられ恐怖にさらされた彼は突如超人的な能力を発し、部隊を一網打尽する。自分の能力に困惑するディヴィットだったが、身を追われるうちに徐々に記憶が蘇りはじめる。それとともに、彼の大切な存在が次々に命を落としていくことに。果たして、彼の隠された過去とは――。