1992年夏。ミーナは恋人リースに誘われ、ある屋敷に侵入。そこに家人が現れ、リースを撃ったことから、ミーナはそばにあった角材で家人を殴り、殺してしまう。その罪をリースがかばってくれたことから、ミーナは逃亡を果たす。22年後、ミーナは過去を隠しながら福祉士として、保安官の夫ベンと思春期の娘ヘイリーの三人で、幸せに暮らしていた。一方、ミーナと家族を持つという妄想に取り憑かれていたリースは仮釈放され、22年前に事件が起きた家に侵入。不法占拠すると、自分の妄想を現実にしようと計画していく。そうとは知らないミーナはリースの呼び出しに気軽に応じ、貸しがあるからと脅されていく。
20年間行方不明になっていた兵士アーロンが突然町に帰ってきた。ところが彼は記憶と言葉を失っており、その姿は失踪当時から全く歳をとっていなかった。かつての友人だった保安官デービッドはこの不思議な現象を探り、アーロンの記憶を取り戻そうとする。そんな彼の前に謎の女が現れ、「彼の時間は限られている」と言うのだが…。
ニューヨークの地下には忘れ去られ廃墟となった地下鉄とインフラのトンネルが広がっている。そこは暴力とドラッグがはびこる無法地帯となり、危険で廃退した世界となっていた。エンジェル(ダニー・トレホ)は圧倒的な暴力で地下社会を制圧し君臨する存在だったが、元警官のジェイクが地下トンネルのパトロールを始めたことに加え、若いドキュメンタリー映像作家のチェルシー(キンガ・フィリップス)がカメラを持ち込み取材を始めたことでバランスが崩れ始める。エンジェルは地下社会を引き裂こうとする”外の世界”に対して宣戦布告し、壮絶な男達の闘いが幕を開ける。