筑摩むねとしは優しいが要領が悪くいつも仕事では失敗ばかり、幼なじみのとしお、年下の仕事仲間あざみにいじられ、密かに思いを寄せていた盲目の女性、仁科ありすに声をかけることすらできない。うだつの上がらない日々を送っていたが、身体のある部分に異変が現れ世界は一変する!
大学生の明子は友人たちといわくつきの廃屋に肝試しに行くことになり・・・(第1話 ブラックルーム)恋人の朱里と待ち合わせをしていた、幸一。寒空の下、街頭アンケートを呼びかける少女と出会い・・・(第2話 街頭アンケート)など、総勢17名の女性が織りなす恐怖物語!!
エピソード1「ロータスの剣」平凡なサラリーマンの木村卓也は夜中に無意識に徘徊していることを占い師の南洋子に相談する。すると、呪いがかかっているせいだと言って、妹のきららを紹介される。半信半疑の卓也だったが・・・。黒魔術と戦う白い魔術師を描く伝奇ホラー。 エピソード2「呪いのかまいたち」交差点で信号待ちをしているOLの脚が突然、鋭利な刃物のようなもので見えない何者かに切りつけられる事件が続発する。被害にあった山本深雪と栗栖秋の依頼できららと洋子が調査に乗り出す。事件はいずれも夕方の時間で、被害者は脚を露出した女性ばかり。きららと洋子は女装させた元神父の助手、江口要を使って犯人をあぶり出そうとするが・・・ホワイト・ウィザードシリーズ第2弾。 エピソード0「ビギニング」きららの姉洋子は志紀太郎に呼び出される。太郎は幼い頃に両親を亡くしたきららと洋子の育ての親で、ある理由から二人に白魔術を伝授していた。太郎の依頼で洋子は同行することになった奥村とともに黒ミサが行われている山間の村に向かう。そこには失踪した妹のみどりを探しにきた神父の要の姿もあった・・・・・・きららと洋子の過去。要との出会いを描くホワイト・ウィザードすべての始まりの章。