裕福な主人ウィリアムと、双子を妊娠中の妻ロクサーヌの家に、メイドとして雇われることになったデイジー。夫婦の幼い娘ナミは、子供好きなデイジーに少しづつ心を許していく。そんなある日、一家とデイジーは郊外の別荘で休暇を過ごすことに。ロクサーヌが眠りについた晩、デイジーの部屋を訪れたウィリアムは、彼女を誘惑し、デイジーは求められるままにウィリアムと肉体関係を結んでしまう。ウィリアムと関係を持ちながらも、何も無かったかのように妻ロクサーヌに接するデイジーだったが、身の回りに次々に不可解な出来事が起こりはじめ、同時に自分がウィリアムの子供を妊娠していることにも気づく。物語は誰もが想像できない衝撃的な結末へ、、
ローサはマニラのスラム街の片隅で小さな雑貨店を家族で営んでいる。家計のため、少量の麻薬も扱っていたが、ある夜、密告からローサたち夫婦は逮捕される。麻薬売人の密告要求、高額な保釈金。警察の要求は恐喝まがいだ。この国では法は誰も守ってくれない。ローサたち家族は、彼ら自身のやり方でしたたかに、汚職にまみれた警察に立ち向かうのだった。