吉積めぐみ、21歳。1969年春、新宿のフーテン仲間のオバケに誘われて、“若松プロダクション”の扉をたたいた。当時、若者を熱狂させる映画を作りだしていた“若松プロダクション”。そこはピンク映画の旗手・若松孝二を中心とした新進気鋭の若者たちの巣窟であった…。1969年を時代背景に、何者かになることを夢みて若松プロダクションの門を叩いた少女・吉積めぐみの目を通し、若松孝二ら映画人たちが駆け抜けた時代や彼らの生き様を描く。
東京を中心に全国展開している一流ホテルチェーン<HOTELアストンヴィラ>で、フロントに務める女性職員【大庭早紀】が、密室で上司【熊中】によりセクシャル・ハラスメントを受けた。事件は瞬く間にホテルの内外に知れ渡り、SNS上で誹謗中傷を浴びて炎上する事態に発展する。暗い職場の空気にげんなりしたホテルスタッフたちは、あるとき湘南の海辺にある社員用保養所へ2泊3日の小旅行を企画した-。皆が働く職場を守るため、皆が善意で話してきたのに、なぜ食い違い、対立し、バラバラになってしまったのか…。バカンスに来たはずのホテルスタッフたちは、自問自答するのだった…。