とある小さな田舎町の父子家庭で育った女子高生の優子。彼女は、何か決断をする事が大の苦手。派手な出来事が起こる事も大の苦手。何も起こらない時間、つまり「普通」が彼女にとって一番心地良いのだった。父親は男手ひとつで、一般家庭と同じように優子の事を大事に育ててきた。しかし、父親は「普通」の親とは違う顔があった。それは、ヤクザを生業にしているという事。そして父親の取り巻きの組員たち。娘を溺愛していたり、いい歳して大学受験に挑んだり、親の介護に苦しんでいたりと、どこか憎めないヤクザばかり。彼らも優子に対して常に優しかった。やがてヤクザ稼業は、時代と需要が遠のいてしまった事で、シノギが大幅に減少してしまい、組は存続の危機に陥っていた。クラスメイトや世間に対して、若干後ろめたい気持ちがありつつも、それなりに楽しく毎日を過ごしていた優子だったが、ほんの些細な出来事の連鎖によって、少しずつ彼女の「普通」が崩れはじめる。
広島県の西部、瀬戸内海島嶼部に位置する江田島市で生まれ、島から出ず生きてきた修司は、家の畑で父親が突然死した事にずっと責任を感じ、母と実家暮らしで、うだつの上がらない日々を送っていた。そんなある日、東京で映画監督として活躍している幼馴染の和也(武田航平)が、故郷の江田島を舞台に映画を撮る事をテレビで知る。そんな頃、二人が好きだった幸恵(咲妃みゆ)は妻子ある男と付き合っていたーー。3人の思いが交錯する中、映画の撮影が始まる
理不尽が蔓延る社会の中で、少女ニコは、雑音から心を閉ざしており、行きつけの喫茶店だけが唯一の心の拠り所となっていた。ある日、ニコは両親から虐待をうけている少年亮太と出会う。自らも虐待を受けていたニコは亮太の両親を許すことが出来なかった。復讐バイオレンスドラマ。
老若男女に大人気、吉本新喜劇の座長でもある芸人すち子。真面目で熱血漢であるが故にいつも捜査に熱が入りすぎてしまう問題の多い刑事・春日。そんな職業も性格もまるで違う二人がふとした偶然からコンビを組み、ある商店街を舞台にした不思議な連続行方不明事件の謎を追う事に。最初はぶつかりあう二人だったが、春日の娘・ゆいとの交流や事件の謎を追っていく中で徐々にお互いを認め合っていく。そして数々の困難を乗り越え、遂に事件の真相にたどり着いた時、想像を絶する地獄のショーの幕が開くのだった…。果たして二人は事件を解決し、無事に生還できるのか?「男同士の絆」を軸に、ハードなアクションと吉本新喜劇ならではの人情喜劇が絶妙にマッチ。誰もが楽しめる痛快娯楽作品となっています。