ミルトンは科学工学専攻の優秀な大学生だったが、卒業直前に麻薬密造がバレて、薬物治療のリハビリ施設に入れられていた。ある日、その施設でミルトンはスカイラーという女性に出会う。彼女はある成分が入った風邪薬から、覚醒剤を精製できる料理人を探していた。スカイラーの謎めいた魅力に抗えず、薬物精製を成功させたミルトンは、彼女と一夜をともにする。だがスカイラーには彼氏のラッセルがいて、明日、大量の薬物精製作業を行うため迎えに来るというのだ。ミルトンとスカイラーは、ぶっ飛んだ危険な性格のラッセルの手引きで、施設から抜け出し、狩猟小屋を訪れるのだが…。
医科大学院進学を目指しながら緊急医療センターに勤務する救急救命士のリリーは勤勉で仕事熱心。ある日、スーパーに買い物に行ったところ、駐車禁止ゾーンに車を止めた大富豪の長男ジェフに遭遇する。彼に「そこは緊急車両用よ」と注意しても、数分だからと聞く耳を持たず、高級車だから許されると思っている態度に憤慨したリリーはレッカー車を依頼。お互いの印象は最悪だった。その翌日、ジェフの父が自宅で転倒。救急救命士として駆けつけたリリーのプロ意識と迅速な対応に感銘を受けたジェフは食事に誘うが、即断られてしまう。その後も花束やチョコを贈り続けるも、リリーは完全無視。そこでジェフは医療センターに寄付し、彼女の上司に救急車に乗りたいと申し出るのだが…。