幼馴染みのスカイとルーシーは高校3年生。親友の2人はいつも一緒にいるが、スカイの家が住宅開発会社社長の父、母、兄と暮らす裕福な家庭であるのに対し、ルーシーは酒浸りのシングルマザーが男を連れ込む複雑な家庭だった。そのためルーシーはスカイの家に憧れがあり、彼女が卒業後、地元を離れて大学に進学するのを寂しがっていた。そんなある日、ルーシーは「あなたと一緒にママになりたい」とスカイに詰め寄る。スカイは困惑しつつも先の話として約束するが、それから間もなくして初めてできた彼氏との初体験で、ピルを飲んでいたにも関わらず妊娠してしまう。一方のルーシーもスカイの兄アーロンと交際をはじめ、直後に妊娠が発覚、それぞれの親に知らせることになる。
新進気鋭の画家エレンは、100パーセントの成功率で理想の相手が見つかると噂のデート相手紹介サービス“エタニティ”から招待を受ける。会員は理想の相手が見つかった後に他の誰かを会員に推薦できるが、推薦者は永遠に秘密で、その招待も一度きりという規則があった。しかしエレンに紹介されたのは、仕事先で会った企業弁護士ウィルだった。彼はエレンが描いた絵を飾るビルのオーナー一族の1人で、芸術を理解せずに嫌味な態度を取った嫌な感じの男性だった。30分以上デートする規則を最低限守るも噛み合わずに別れた2人は、翌日エタニティに返金を迫ろうと向かうが、そこに会社の実態はなく…。騙された2人は、協力してエタニティを探す中で次第と惹かれ合うのだが、ウィルはエレンに重大な秘密を隠していた。
卒業まであと4ヵ月を迎えた高校3年生のソフィーは、妊娠したというデマが学内に広まって心痛めている親友のエマを慰め、励ましていた。噂を流した張本人はキャロリンで、彼氏のジャックが自分を振ってエマとつき合い始めたことに対する嫌がらせであった。そんな中、ソフィーが25万ドルの奨学金をもらえるウィルソン賞を受賞したことに対して激しい憤りを感じた次点のキャロリンは、イジメのターゲットをソフィーに変更。その煽りを喰らってエマが重傷のケガを負う。それでもイジメは収まることなく、あらぬ噂が次々と裏サイトなどを通して拡散。やがては周囲からも白い目で見られるようになっていき、ソフィーは精神的に追い詰められていく。
1年ほど前に海でサメの群れに襲われ、姉ペイトンとボーイフレンドのセスが犠牲になって以来、リズは悪夢に毎夜悩まされつつ、カウンセリングを受け続けていた。現在は女性の恋人ロベルタの存在が唯一の救いではあるが、彼女と最後の一線を超える勇気も未だに出ない。睡眠不足も手伝ってか頭痛は収まらず、次第に悪夢は幻覚となって昼間にも見るようになってしまう。ついには死んだ姉とセスまでもが、目の前に現れるようになるが、彼女らはなぜか“ロベルタは災厄を呼ぶ”と警告するのだった。そのペイトンとセスは生前、密かな関係にあったことをリズは知っていた。やがてペイトンはロベルタを“排除”するよう、リズに強要し始めていく。
ミシェルは成績優秀な生徒6人だけが参加できる学業的十種競技の選考試験を受け、トップ成績でメンバーに選出される。これで結果を出せば大学進学や奨学金の獲得が有利に運べることから、母の応援を受け、より一層勉強に励んでいた。競技チームを担当するルー先生の厳しい指導に応えながら、勉強に打ち込むミシェルたちだったが、成績最下位のメンバーの点数がチームの点数になるルールから、次第とサラが落ちこぼれ始める。そんなサラをチームの面々は責め立てるも、ミシェルはたった1人でサラをかばっていた。しかしプレッシャーに耐えきれなくなった彼女が教室を飛び出した時、あとを追ったミシェルが目にしたのは、意識を失い倒れているサラの姿だった。
豪華なディナーを楽しみながら推理ゲームを行う体感型イベント列車“殺人ミステリー急行”。このツアーに初めて参加するイヴリンや、家政婦と同乗した10代のアビゲイルらを乗せ、出発の汽笛と共にゲームの幕は上がった。しかし、物語を進行させる一部の役者らが、演技ではない本当の強盗を企て、乗客の数名が犠牲となり車内は大パニックに陥ってしまう。そんな中、スピードの異変を察知した車掌は、後ろの車両へ乗客らを移動させようとするも、加速した列車は急カーブを曲がり切れずに脱線し、崖から川へ転落してしまう。その後、奇跡的に一命を取り留めたイヴリンやアビゲイルたちは、過酷な状況下で更なる信じがたい現実に直面するのだった…。