第二次世界大戦後、富裕層の家庭で生まれたある若い女性が戦争で傷を追った兵士と恋に落ちる。偏見から逃げ、ゼロから2人の生活をスタートさせる。
1962年、夏。プロボクサーのオリ・マキは、世界タイトル戦でアメリカ人チャンピオンと戦うチャンスを得る。ヘルシンキの明るい陽射しの中、お膳立てはすべて整いあとは減量して集中するだけ。周囲の期待を一身に背負い、フィンランドの誇りのために闘うはずだった。そんな時、なんとオリはライヤに恋をしてしまった!国中の期待を背負う周囲が勝手に盛り上がり、赤の他人に期待される中、自分なりの幸せをつかむために彼が取った行動とは?
外科医師のユハは夏の休日を、家族とともに湖畔の別荘で過ごしている。この日も、釣りを楽しみ、妻、娘と優雅でのどかな一日を過ごすはずだった…。うたた寝をしていたある日の午後、妻が湖の底に沈んでいた網に足をとられ、水死してしまう。不慮の事故により、突然訪れた失意の日々。以来、ユハは、妻を救えなかったという自責の念から、毎日を無気力で死んだように過ごしていたが…。