ジャーナリストの母セリーヌと、小さな町に越してきた少年エリオット。カメラが趣味の彼は、レンズ越しに魔女らしき女の姿を捉えたことで、この町はどこか奇妙さが漂うと察知。そんな最中に魔女だと自称する同世代の少女ウィローと出会い、彼女の写真を撮ると、背景に幽霊のような白いもやが映っていた。翌日ウィローから、「邪悪な魔術師がこの町を破壊しに来る」と聞かされたエリオット。その日の真夜中、彼女に導かれるまま既に閉鎖されているウィッケンズバーグ駅へ。すると到着した蒸気機関車から、怪しい男が降りてくるのを目撃する。一方、母セリーヌは、新たな職場の新聞社に出社。町に物流施設ができるとの情報を入手し取材したいと上司に申し出るが、取り上げるなと一喝されてしまう。しかしジャーナリスト魂に火がついたセリーヌは、核廃棄物投棄の資料を見つけ、町に隠された謎を明かそうとするのだが…。
両親を亡くしたフェニックスは、アメリカから伯母サラが住む南アフリカに身を寄せる。遠い異国の地で感じる孤独と、両親を失った寂しさで涙をこぼすフェニックス。そんな彼をサラの夫ジャックがサファリへと誘う。動物好きのフェニックスは初めてのサバンナに大興奮。休憩中に見かけたミーアキャットを追いかけ、ジャックたちから離れてしまう。そして戻った時には、大人たちを乗せた車はすでに出発したあとだった。途方に暮れるフェニックスが草原を彷徨うなか、罠にかかった一頭のゾウと遭遇。罠を外して助けたことで絆が芽生え、“インドラブ”と名づけたゾウと行動を共することに。しかしサバンナでは、象牙の密猟者たちが標的を探していた。
19歳の時に工兵として赴いたアフガニスタンで爆撃に遭い、視力を失ったロイス。2年前に妻をガンで亡くし、現在は姉スーザンの助けを得ながら息子マックスと娘エリンと暮している。ある日、姉の愛犬チヌークとともにボートに乗せられ、入り江に向かっていたロイスだったが、船長が運転中に心臓発作で倒れたことから遭難。携帯電話の電波は繋がらず、陸との連絡が取れぬまま夜を迎えてしまう。事態を察知した陸側は、捜索救助隊を要請。しかし悪天候に見舞われ、捜索は明朝からの開始となる。ロイスはチヌークを連れ、なんとか自力で岸辺へ到着。船長の窮状を伝えるべく家に向かおうとするが、森の中に迷い込んでしまう。やがて一向に進展がない捜索に居ても立っても居られなくなったマックスは、父を救出しようとエリンを連れ、大人たちに無断で森の中へ入り込む。
FBIの特殊任務チームで通信分析官を務めていたマークは、保護するはずだった亡命希望女性が殺害された作戦の責任を取らされ、解雇されてしまう。職場恋愛中のディランにも距離を置かれ、バーでヤケ酒をあおっていたマークは、国防総省にツテがあるというケーヒルから声をかけられる。彼によれば作戦の失敗はマークのミスではなく、内部スパイから情報流出したせいだという。さらにケーヒルは、ある任務を成功させれば復職させると持ちかけてくる。迷いながらもマークはケーヒルが用意した家を防犯性の高い家に改築する極秘任務を引き受ける。しかし、少ない予算と短期間での業者探しに苦戦。そんな中、女性土建業者ゾーイが仕事を受けてくれるが、口が悪く自由奔放な彼女と度々衝突してしまう。
アフリカ南部の鉱山に勤める父親のもとへ、エマとライアンの幼い姉弟が訪ねることになった。2人が乗る鉱山への定期飛行機便には新社長の大型犬チヌークも乗っていた。2人は空中からゾウやキリン、シマウマの群れを眺めて楽しんでいたが、天候が急変。コースを変更し、紛争地域に入り込んだ飛行機は撃墜され墜落してしまう。パイロットは重傷を負い、猛獣たちがいるサファリの中に取り残された姉弟は、救いを求めるためにチヌークを連れて父がいる鉱山を目指して歩いて行くのだが…。