クリスマスまで間もない時期。何をやってもツイてないアメリカ人のケインは、母親の家系の英国船長の資産を相続する権利があることを知らされ、イギリスのコーピングウェル村へ赴くことに。資産とは、古い教会とその土地。管理する村民で強欲な老人スリーに、資産の売却を持ちかけられ、一時はそれに承諾しようとしたケインだったが、不思議な少年ディギティと出会ったことを機に、売却の話を先送りにする。一方、村では年に2回、教会で祭りが催される伝統があることから、村民たちはスリーとは別に教会を守るために資産を買いたいとケインに相談していた。しかし教会の地下に宝が隠されていることを知ったスリーの悪手により、ケインは調印を余儀なくされるのだが…。
デヴィッドは同居人のドリューと麻薬の密売に手を染めていた。ある日のこと、デヴィッドが家に戻ると玄関先でドリューが何者かに撃たれ死亡していた。しかも家の中から発砲され慌てて逃げ出したデヴィッドは、ドリューの車で逃走。車内で見つけた大金が入ったバッグを手に、ミシガン州の小さな町に辿り着く。一息つこうとモーテル近くのバーへ入ると、今度は女店主のマディソンと、客のエリンがいきなり揉め出す事態に遭遇。エリンをなだめ、店から追い出したデヴィッドは、マディソンに気に入られ、互いに惹かれあった二人は一夜を共にする。その翌朝、エリンを見かけたデヴィッドは彼女に仕事を持ちかけるのだが…。