突如として地球全土を襲う、原因不明の宇宙電磁波。都市は壊滅し、通信網も遮断され、世界は終末へと突き進んでいく。そんなタイムリミットが近づく混乱の中、ビデオ店のオーナーでSFオタクのオーウェンたちは、人類を救う計画を実行しようとする。誰からも相手にされなかった“オタク知識”が、現実の危機を切り抜ける唯一の手段となり、彼らは迫り来る地球崩壊の連鎖を止めるため、命を賭けた奇策に挑むのだったが…。
世界最高の技術を誇るホルター石油会社の海洋原油掘削装置リグが、大爆発を起こした。その頃、学生たちを連れてマイアミの湿地帯を訪れた地質学者アントワネットは、周囲の異変に気づく。湯だって死んでいるワニ、二酸化硫黄の匂い…。原因はホルター社のリグが溶岩の流れる場所を掘り起こしてしまったものだったが、違法掘削事業が公になるのを恐れる同社は、そのまま内密に事を進めていく。しかし、そのせいで大量のマグマが地中の溶岩トンネルを通過。マイアミ沿岸へ到達したことから、超高温の蒸気が津波のように発生し、100人以上の死者が出る事態に。一方、自分の研究がホルター社に盗用されていると睨んだアントワネットは、独自の調査を開始する。