報道番組「オン・ザ・ストリート」のリポーターを務める記者のスーザンは、双子の妹キャシーが目の前で飛び降り自殺を図る現場に遭遇する。ショックを引きずるスーザンに追い打ちをかけるように、テレビ局は番組を打ち切り、人気の心理士ドクター・ミッチの番組との差し替えを決めていた。そんなミッチのカウンセリングをキャシーが受けていたと知ったスーザンは、すぐさま本人と面会。何度か会ううちに、患者一人ひとりに向き合うミッチに好感を抱き始める。そんな中、またしても若い女性の飛び降り自殺があったとの情報を入手したスーザンは、事件性を疑い独自に調査を開始。後日、ミッチのオフィスで出会った男性患者ケリーが、キャシーと知り合いだったことを突き止める。
とある日。母親と出かけるため実家を訪れた弁護士のサットンが見たものは、血だらけで倒れている母親とナイフを握ったまま茫然とする妹エイプリルだった。母親殺しの容疑者として逮捕されてから1年後。エイプリルは事件当時の記憶を失っていたため、遅れていた裁判が遂に始まろうとしていた。姉として、そして弁護士としてエイプリルの無実を信じるサットンは、彼女を自宅に連れて帰り保護。しかしエイプリルを犯人として報道するマスコミが家の前に群がり、姉妹を追い詰めていく。サットンは、妹の無実を晴らすためには“失われた記憶”を取り戻すしかないと考えるも、エイプリルはPTSDを発症し、精神科医のカウンセリングを拒絶するのだった。
シングルマザーのニッキーのもとに、疎遠だった妹ダニエルが突然、赤ん坊を連れて現れた。「1日だけ泊めて」と懇願されるニッキーだったが、昔から素行が悪く身勝手なダニエルを信用していなかった。案の定、財布を盗まれ、翌朝には姿を消してしまったダニエル。彼女は愛人と逃げるため、夫を殺害していた。しかし間もなくして警察に御用となっていた。残された赤ん坊は、唯一の親族であるニッキーが引き取り、7年が経過。ニッキーは再婚相手ジェイコブと娘たちと4人で幸せに暮らしていた。そんなある日、何者かが家に侵入し、恐怖を覚えるニッキーの前に、模範囚として出所したダニエルが再び現れるのだった。