妻子ある男性パトリックと別れを決めた夜、車で送ってもらう途中、交通事故に遭ったグラフィックデザイナーのエイプリル。自身は幸いにも軽いケガで助かったが、パトリックはICUに収容されたままで、退院前に見舞いに行った彼女は彼の妻スーザンに罵倒される。退院後、エイプリルは自宅療養しながら仕事を再開することに。ある時、カフェで薬を飲もうとしてパニックを起こした際、ジミーと名乗る男性に助けられ、それを機に親しくなっていく。自宅で世話をしてくれていた看護師キャシーが大ケガをしたこともあり、ジミーに料理を作ってもらうなど親密になっていくが、彼に不自然さを感じた同僚のマリーがジミーについて調べ始めると、思いがないことが発覚する。
企業イベント・プランナーとしてキャリアを重ね、シアトルの新事務所に昇進の誘いもあるなど順調そのもののエマ。そんな彼女の姉ミランダがビジネス・パートナーのブレットとの結婚を6週間後に控えた頃、双方とも急きょ仕事で結婚式の3日前まで長期出張しなければならなくなった。代わって結婚式の準備を進めてほしいと、花嫁付添人のエマと、花婿付添人であるサイクリング・ショップを営むリアムともども頼まれてしまう。かくしてエマとリアムのデコボココンビは新郎新婦の代役として花や装飾、料理の数々、テーブル・セッティングなど、多少ギクシャクしながらも結婚式の準備を進めていく。しかし式の直前になって、配管トラブルで予定していた会場が使えなくなってしまう。
キャリーは夫ルークの協力を得ながら、父の跡を継ぎ競走馬を育てる牧場を経営。長年仕えるメイドのマリアとソフィア母娘ともに、家族同然のつき合いで暮らしていた。ある日、父が亡くなった寂しさを紛らわすため旅に出ていた母グレースが、予定を早め帰ってきた。突然の帰国に驚くキャリーだったが、母はさらなるサプライズを告げる。なんと旅先で出会った若い男性リードと電撃結婚したというのだ。父の死からわずか約2年半。しかも自分と歳の変らないルークが継父となる事実に戸惑いながらも、母の財産目当ての結婚ではないかと、キャリーはリードを警戒していた。そんな矢先、リードと共に乗馬に出かけた母が落馬し、意識不明の状態に陥ってしまう。
生花店を営むジョシーの前に、3年前に別れた夫マイケルが現れた。彼は大手企業のCEOになり、ジョジーの生花店を共同経営し事業拡大を申し込む。かつての遺恨を捨てジョシーは彼を信じることにするが、その頃から彼女は何者かにつきまとわれるようになる。それはマイケルと離婚調停中の再婚者ローラの指示によるものだった。獣医のローラは共同経営者デニスに裏切られてから心を患うようになり、そのデニスは数週間前に殺害されていた。一方、マイケルも何者かに毒を盛られ倒れてしまう。すべての犯行はローラによるものなのか?ジョシーはローラの職場へ赴くが、「危険なのはマイケルのほうだ」と突きつけられ、どちらを信じればいいのか迷うジョシー事態に。そこにさらなる追い打ちをかける事件が起きてしまう。
オレゴン州ポートランドで、ビジネスパートナーのニックとブライダル会社を経営するゾーイ。事業は順調だが、心身ともに疲れを感じていた。そんな折、父親が骨折したことから、ゾーイは故郷の町ロマンスへと帰省する。手伝いを申し出るゾーイだったが、両親が経営するカフェには臨時コックとして、旧友のウィルが雇われていた。突然の再会に動揺するゾーイ。10代後半から意気投合し交際していた2人だったが、進学でゾーイが町を離れたことから別々の道を歩み、疎遠になっていた。昔に比べて寂れた町となってしまったことに心痛めたゾーイは、売り出されていたウィルの両親の農場を結婚式場に再生させるプロジェクトを思いつく。しかし保守的なウィルは、ゾーイの計画を一蹴。地域再生に燃えるゾーイは、市長への直談判に挑むのだが…。
エバはこれまで、人生のすべてを自分の思い通りにしようとしてきた女性。高校時代の恋人ブレッドと復縁した彼女は、1000日記念日に彼からプロポーズされるはずと、ゴージャスなレストランを予約、プロポーズされる瞬間を録画するためにカメラマンまで仕込んでいた。見事、計画通りにプロポーズされたエバは、挙式もハネムーンも自分の思い通りに計画中。しかし突然、ブレッドから婚約破棄を言い渡されてしまう。ショックで引きこもるエバを、姉のボニーがキャンセル不可だったハネムーンに連れ出すことに。カップルばかりのリゾートホテルでの滞在を当初は嫌がっていたエバだったが、3年前に夫を亡くしているボニーはエバに人生を楽しむべきだと、新たな出会いを勧める。
建築家のソフィアは自身が設計し建てた家で娘のエマと、別居していた夫カイルとよりを戻し、人生の再スタートを切ろうとしていた。だが、新居への引っ越しを明日に控えた矢先、「隣人クレアと一夜の過ちで彼女を妊娠させてしまった」と、カイルから衝撃の事実を告げられてしまう。怒りを抑えきれないソフィアは、カイルとの同居を保留することに。その後、クレアはソフィアの前にも姿を現すようになり、身に覚えがないにも関わらず、「ソフィアに暴行された」と警察に通報されたり、クレアが仕掛けた怪メールや盗撮騒ぎなどで犯人扱いをされようになる。そんなソフィアを心配した親友のレイチェルがクレアの正体を調べると、思いがけない真実が浮かび上がり…。
救命救急士のミランダは、7歳の娘アンジェラを抱えるシングルマザー。娘の誕生日の朝、いつものように彼女を預けて出かけていた。だが、公園で遊んでいたアンジェラはスミスと名乗るマジシャンに連れ去られてしまう。その男は、ミランダが縁を切っていた元警官の実父ルークで、当時、ミランダの恋人を無理やりに逮捕した過去があった。その恋人は拘留中、何者かに殺されたことで、ミランダは父と疎遠に。そして現在、ルークは汚職罪で服役し出所したばかりだった。娘を探すミランダは、幼い頃の記憶を辿り、かつて家族で住んでいた家へ。そこは宿泊施設に変わり、幼馴染のキーランがオーナーになっていた。ミランダはキーランを頼りながらルークを探し、娘を取り戻そうとするのだが…。
目を離した隙に、8歳の娘メーガンを事故で亡くしたイヴォンヌ。その時一緒にいた息子のトムを責めながら生きてきた彼女は、精神を病んで精神病院に入っていた。大人になったトムは、妻のメリッサと娘のアニーの3人で幸せに暮らしていたが、ある日突然、疎遠だった母親のイヴォンヌが訪ねてきて驚く。トムは母を追い返そうとするが、詳しい事情を知らない妻と娘に懇願され、優しく振る舞う母を居候させてしまう。アニーの世話や家事を率先して引き受ける義母に、自宅でジュエリー職人の仕事をするメリッサは喜ぶのだが、そんなさなかに、ナニーのヘイリーが自宅で死亡していた事実を知る。