化粧品会社エラヴェル社の販売員を務めるシングルマザーのシャーロット。彼女は高校生の娘ジョーダンに、修了すれば名門大学への合格が確実といわれる教育プログラムを受けさせるため、郊外にある閑静な住宅地に越してきた。シャーロットが引っ越し作業をしていると、隣人のボニーが引っ越し祝いを持って訪ねてくる。しかし、彼女にとってそれは見慣れたエラヴェル社の試供品だった。偶然にも同じ会社に勤めていることが判明し、勤続3年目のシャーロットは、売上げ1位のトップセールスマンで、勤続2年目のボニーは売上げ2位だった。そんな時、シャーロットとジョーダンは、この町で過去に、1人の女性が殺された悲しい強盗事件が起きていたことを知る。
フロリダ州デイトナ。女子大生のローラは下着姿のビラをキャンパスにばら撒かれ、元カレのベンの嫌がらせに違いないと抗議。ベンは一貫して否定するものの、ローラはまったく信じられず、怒りと悔しさですっかり気落ちしていた。そんな折、父親の再婚の結婚式のために実家へと戻ったローラは、新たに雇われた家政婦のコリーンと初対面する。不祥事を起こした前の家政婦に代わりやって来た彼女は、父親の再婚相手と少し距離を置きたいローラに何かと気を遣ってくれた。そんな見た目も優しい彼女だったが、一人息子を交通事故のひき逃げで失っていた。すると突然ゾッとするような表情で、息子を殺した犯人にはきっと天罰が下ると語り始めるのだった。