5年前のある事件から自宅学習していた喘息持ちのスカイは、大学受験前に優等生コースを履修するため高校へ初登校。そこで幼馴染のマーニーと再会したスカイは、女子バスケ部の記録係に誘われる。その後、マーニーやヘザーら部員たちから、着ない洋服の販売を手伝ってほしいと頼まれ、フリマサイトで出品作業をしたスカイはチームメイトとして扱われるように。しかし売っていたのは万引き品で、記録係の前任者シェリーは行方不明となっていた。女子高生には不釣り合いな洋服の数々を不審に感じてマーニーを問い詰めるも、攻撃的なヘザーから「抜けるなら警察に突き出す」と脅されてしまう。謎の影がつきまとい、両親やバスケ部の顧問もスカイの不審な行動に目を光らせる中、思わぬ真相を知ることになり…。
両親を火事で亡くし、故郷に戻ったバツイチのヘザー。だが、腹違いの姉グウェンはヘザーの帰りを待つことなく葬儀を終わらせ、夫ジェィソンと遺品の整理を始め、家を売却しようとしていた。グウェンは昔から意地悪く、姉妹は不仲だった。ヘザーは気分転換にと街を散策しに出かけるも、急な自転車の不具合により、危うく命を落としそうになる。その時、高校時代の同級生で消防士のベンが彼女を間一髪救う。そんな様子を見物人に撮られ、その動画がSNSで拡散されたことからベンは一躍、街のヒーローに。更にヘザーはそんなヒーローに助けられたヒロインだと、時の人となる。だが、そんなそんな状況をよく思わない人物がいた。それは、ヘザーの別れた元夫リチャードだった。