人気シェフのデイブは、料理評論家に酷評されたことで暴力沙汰を起こし、新店オープンの計画が頓挫。評判もガタ落ちしたが、レシピ本の出版で人気を挽回し、友人のクッキングスクールで講師を始めた。一方、医師として多忙な日々を送るニナは、上司からチーフレジンデント候補に推薦される。しかし、承認の決定権を持つ理事会のビバリーを取り込むため、病院専属の栄養士にデイブを雇うというビバリーの希望を叶えることが条件だと指示される。早速、彼のスクールに通うニナだったが、料理は苦手で同僚のオリヴィアに任せっきり。更には性格的にもデイブと全く反りが合わなかった。そんなニナの魂胆を知ったデイブは、無事にクラスを修了することができたら、栄養士の仕事を受けると約束するのだが…。
叔父の遺産相続のため、NYからカリフォルニアへ呼ばれたキャリアウーマンのダイアナ。弁護士の事務所へ行くと、そこにいたのは叔父から畑の管理を任されていた元カレのセスだった。しかも叔父の遺言書には、「ブドウ畑とワイナリーはダイアナとセスで折半、相続する条件は二人が一緒にブドウを収穫すること」と書かれていた。戸惑う二人だったが、叔父の最後の望みを叶えるため、共同でブドウの収穫を行うことに。意見の対立やケンカをしながらもブドウの世話をする二人だったが、実業家ジェリッツェンが相続後のブドウ畑の買収を提案。断固として拒否するセスに対し、ダイアナはNYでの仕事を捨てることに迷いを見せていた。
大学時代、キャンプ場でバイトをしていたアリソン。一緒に働いていたコディと恋仲だったが、バイト最終日、彼が他の子とキスしている現場を目撃し、失意のまま別れてしまった。あれから10年。アリソンはマーケティング会社で重要な仕事を任されていた。しかし上司を前にしたプレゼンで、ライバルのヴァネッサに手柄を横取りされ、実力を今一つ発揮できずにいた。そんなある日、年に一度の野外研修を、例年のリゾート地ではなく、キャンプ場で開催することに。そこはアリソンがバイトしていたキャンプ場だった。しかも、現在のオーナーはコディ。研修には同僚で恋人のブライスも一緒だったが、コディとの気まずい別れが忘れられず、アリソンは何かと動揺してしまう。
恋愛映画が大好きなマットは今夜、恋人アレクシスにドラマッチクなプロポーズをしようと、仕事もうわの空で浮かれていた。周囲の友人たちはそんなマットを呆れながらも温かく見守っていた。レストランでプロポーズするマットに対し、アレクシスの答えはまさかの“ノー”。茫然自失で帰宅するマットを見かねた女友達のリズは、彼に付き添い慰める。しかし、1ヵ月後の高校の同窓会にアレクシスを婚約者として同伴させようと考えていたマットの心の傷は、思った以上に深く、その後も堕落した日々を送っていた。そんなある日、マットの家を訪ねたリズに、彼はある計画の協力を仰ぐ。