ある朝、ぼんやりとする頭で目覚めたローズが周りを見渡すと、そこは見知らぬ部屋のベッドの上だった。起き上がろうとするも、なぜか足は動かず、そのまま落下。混乱して助けを求めるローズに見知らぬ老女が近寄ってきた。そして彼女はローズの母親であること、交通事故に遭い、6週間も昏睡状態にあったことを伝えられる。しかし、事故の後遺症で記憶喪失になっていていたローズは、自身に婚約者がいたことすらも覚えていなかった。その後、断片的に記憶を取り戻したローズは、次第に母親の発言や不審な行動に疑念を抱き始める。母親が出かけた隙に家の中を探り始めたローズは、タンスの中からスマホと数枚の写真を発見。その写真の裏に名前が書かれていたクララに電話をかけてみるが…。
イギリスの田舎町リトル・ピッチフィールド警察署に赴任してきたプロディ。警察学校を出たばかりの彼はやる気満々だったが、村は平和そのもの。犯罪と言っても、立ちションをしている村人を注意するぐらいしかなかった。しかもベテランのクーパー巡査部長は映画オタクで、仕事のことよりも映画のギャグを口走るばかり。だが、彼らの知らないところで異変が起きていた。村に遊びに来ていた男女のカップルが、森でゾンビのような男に出くわし、とある建物に逃げ込んだ。それを見ていた建物の所有者は、ライフルを持ってカップルを追いかけ、不穏な空気に。そこにブロディとクーパーが駆けつけるのだが、やがてゾンビのようになった奴らが建物に押し寄せてきて…。
貧乏生活から脱し、テレビ番組のスターとなったスージーとピート。今日の二人の仕事は“恐怖の館”というアトラクションの30分間ツアーを体験して写真を撮れば、1000ポンドのギャラが入るおいしい仕事だった。ところが、アトラクションの役者たちが素人集団と知ったスージーは、周囲に不満をまき散らす始末。案内係のキャシーに連れられ、“ピエロ・ルーム”や“ボクシング・ルーム”、“マフィア・ルーム”を見学した後、”エスケープ・ルーム“へと案内された。ところが、突然部屋の扉が閉まり、噴出したガスによって意識を失ってしまう。目を覚ますと、全員がイスに縛られ、「真実を話さなければ地獄を見ることになる」と、謎の男に告げられるのだった。
ロンドン郊外の団地に住むジャスティンは、父親が年中、母親に暴力を振るう姿を見て育っていた。同じ団地に住む友人エディは、そんなジャスティンの境遇を心配して、団地から出て自活するようアドバイスする。ジャスティンは仲間のケビンらとサッカーの試合に行き、相手チームのファンと小競り合いを起こし、その後はバーで酒を飲み喧嘩を売り、女を抱く。そんな週末を繰り返すことがジャスティンの全てだった。ある日、ケビンにマンチェスターに乗り込む覚悟の証明として、「男に印をつける」ことを提案されたジャスティンは、ケビンらと共に通りすがりの男に暴行を加える。しかし、ジャスティンたちが襲った男はエディで…。