5年前のある事件から自宅学習していた喘息持ちのスカイは、大学受験前に優等生コースを履修するため高校へ初登校。そこで幼馴染のマーニーと再会したスカイは、女子バスケ部の記録係に誘われる。その後、マーニーやヘザーら部員たちから、着ない洋服の販売を手伝ってほしいと頼まれ、フリマサイトで出品作業をしたスカイはチームメイトとして扱われるように。しかし売っていたのは万引き品で、記録係の前任者シェリーは行方不明となっていた。女子高生には不釣り合いな洋服の数々を不審に感じてマーニーを問い詰めるも、攻撃的なヘザーから「抜けるなら警察に突き出す」と脅されてしまう。謎の影がつきまとい、両親やバスケ部の顧問もスカイの不審な行動に目を光らせる中、思わぬ真相を知ることになり…。
医師のボブとライザ夫妻には、まもなく19歳になる一人娘メイがいた。ある朝、ボブの車のフロントガラスに“彼女はお前の娘ではない”という、匿名の異様な手紙が挟まれており、続けざまに携帯に脅迫電話がかかってきた。電話の主に言われるがまま目的地に赴いたボブは、ジルと邂逅。彼女こそがメイの実の母親だった。ジルは口止め料として50万ドルを要求するが、実は彼女の姉フェイに言われるがまま脅迫を強いていたのだった。一方のライザは、ボブから18年前に自身が生んだ子どもは死産で、昏睡状態時にボブが病院にいたジルの赤ん坊とすり替えていたという真実を聞かされる。やがてメイにも真実がバレてしまうが、その時はまだ暴走状態にあるフェイによってメイが誘拐されるなど、知る由もなく…。
心臓移植から2ヵ月、画家のハリーとジェームス夫妻の幼い娘エバは消えかけていた命を繋ぎとめることができた。ハリーは愛しい我が子が生きている喜びを感じるものの、いつかこの幸せがなくなってしまうのではないかという不安に苛まれ不眠に陥っていた。そんな妻を心配するジェームスによって義母リンによる育児サポートが始まるが、リンの私生活を嫌悪していたハリーの不安はますます募っていく。そんなある日、エバとの散歩中に財布を忘れ困っていたハリーは、アートの広報をしているメーガンという女性に助けられる。彼女と意気投合したハリーは、自分の絵を取り扱いたいというメーガンの申し出を快く引き受けるが、そんな自分の姿を見つめる不審な男の存在に気づく。
女子高生のセイディは、大学合格と奨学金獲得の通知を受け取り大喜び。だが、一緒にその喜びを分かち合うはずの恋人ジャックは、予定とは違う大学への進学を決めていた。口論となり、ジャックの本音を聞いたセイディは、彼に別れを告げるも落ち込みを隠せないでいた。そんな時、友人に誘われたパーティーで、他校生のギャビンと運命的な出会い果たしたセイディ。しかし、パーティー会場がジャックの家だったことから、男同士のケンカが勃発。彼女の機転で大ごとにならずにケンカは収まるも、帰宅したセイディの携帯に、“ギャビンとは関わるな”と、差出人不明の忠告メールが届く。
妊娠38週目を迎えたアンナは、夫ジョンの優しい心遣いで開かれたサプライズ・パーティで、仲間からのプレゼントにあったクマのぬいぐるみに顔色を曇らせる。彼女は16歳の頃、優秀なベビーシッターとして評判だった。しかしほんの不注意で、生まれて2ヵ月の赤ん坊・バイオレットを死なせてしまうという苦渋の過去があった。そんな15年前の自身の罪をSNSで懺悔するアンナ。しかし、その動画を今は亡きバイオレットの母親ラケルも、クマのぬいぐるみを抱きながら視聴していた。まもなくしてアンナは女の赤ちゃん・サラを出産。ラケルはローズ・カーと名前を偽りアンナの産後ドゥーラになるため、母子に接近していく。
ある時、母ジョアナが目を離した隙に3歳の愛娘クロエが姿を消した。1週間経っても何の手がかりもつかめず、両親は2万ドルの懸賞金を用意し情報提供を呼びかけた。そんなかつて起きた事件の悪夢にうなされ飛び起きたジョアナ。現在のクロエは18歳。明るく健やかに育った彼女は、クラスメイトでもある隣人カイルとも仲が良い。だが、カイルの母マンディには再婚した飲んだくれの夫クレイグがいた。そんな折、かつての事件の担当刑事から、誘拐犯のブリタニーが出所するという知らせが届く。胸騒ぎを覚えるジョアナは、クロエにすぐ帰宅するよう連絡するも、夜になっても返事はなく、焦りを隠せないでいた。一方、マンディの家を訪れたクロエは、変わり果てたクレイグの死体を発見。しかしその直後に彼女は姿を消してしまう。