1999年、地球終末論があちこちで聞かれた不安の時代。友達ミヌの代理でファストフード店のアルバイト、イェジに告白のメモを渡したジュヨン。ある日、家へ帰る途中にテコンドー部の先輩から暴行を受ける。そこへイェジが、店の景品だったおもちゃのパトカーのサイレンを鳴らして助けに来る。偶然か必然か、ジュヨンとイェジは、ジュヨンの母親が担当する少年院の家庭体験プロジェクトをきっかけに一緒に暮らすことになり…。
20年来の大親友の「ホドゥ」と「イェジ」は、夢も希望も失ってしまった求職者。そんなある日、ホドゥは運良く、格安の家具付き賃貸住宅を手に入れる。実家を追い出されたイェジもそこに居候することに。完璧に思えたその家に、二人は次第に違和感を覚えるようになる。そして、不気味な幽霊に遭遇しパニックに陥る。しかし幽霊より怖いソウルの物価のせいで疲れてしまった二人は行くあてもなく、家を守るために幽霊を退治しようとするのだが...。