45歳の恋愛依存症のアリスは、既婚者のマイケルとの先の見えない関係に終止符を打とうと、グループカウンセリングに通っていた。連絡を疎遠にして何度もマイケルから離れようとするが、なかなか想いを断ち切れず、ズルズルと付き合ってしまうそんなある日、アリスが部屋に帰ると浴室から物音が聞こえてくる。恐る恐る覗くと、そこには顔にひどい火傷の痕がある見知らぬ女性が立っていた。シェリーと名乗る彼女は、アリスが依頼した浴室の修理に来た掃除婦だった。アリスは個人的に自分の部屋兼仕事場の掃除をシェリーに依頼。その後、週2回アリスの部屋に通うことになる。部屋の掃除から解消され自宅でくつろぐアリスだったが、そんな彼女をシェリーはじっと見つめていて…。
スーパーマーケットの駐車場で拉致・誘拐されたロリアンは、人里離れた牧場の中に建つ豪邸に連れて行かれる。目覚めると怪しげな男女にクスリ漬けにされていた。窓から脱出を図るも足の指を切られ、言うことを聞かなければ、次は脚を切断すると脅される。怪しげな夫婦は夫ハインリックが主導権を握り、女性たちを捕まえてきては拷問し、洗脳し、性の奴隷として闇組織に売り飛ばしていた。町の保安官も彼らとつながっており、ロリアンは凌辱されてしまう。全くもって救いがなく、次第にマインドコントロールされていくロリアン。さらに、ロリアンに執着するハインリックに妻のミーシャは嫉妬し、ロリアンはますます危うくなっていく。
タイラーは恋人のチェルシーとLAを離れ、叔母の遺産として受け継いだ家に引っ越してきた。田舎暮らしに不安を感じながらも生活を立て直すため、職探しを始めるタイラー。しかし、近くにある原子力発電所の影響で自宅では携帯電話の電波が届かない始末。しかたなく家に設置されていた固定電話を使い始める。その夜、タイラーが履歴書を作成していると非通知の着信が入る。ひどいノイズの中、“エリック”という人物の行方を尋ねる女の声に対し、間違い電話だと伝え電話を切るが、再び電話が鳴り出す。苛立ち、強引に電話線を引き抜くタイラーだったが、翌朝、間違い電話の女から36件もの留守番電話が録音されていて…。