医師のボブとライザ夫妻には、まもなく19歳になる一人娘メイがいた。ある朝、ボブの車のフロントガラスに“彼女はお前の娘ではない”という、匿名の異様な手紙が挟まれており、続けざまに携帯に脅迫電話がかかってきた。電話の主に言われるがまま目的地に赴いたボブは、ジルと邂逅。彼女こそがメイの実の母親だった。ジルは口止め料として50万ドルを要求するが、実は彼女の姉フェイに言われるがまま脅迫を強いていたのだった。一方のライザは、ボブから18年前に自身が生んだ子どもは死産で、昏睡状態時にボブが病院にいたジルの赤ん坊とすり替えていたという真実を聞かされる。やがてメイにも真実がバレてしまうが、その時はまだ暴走状態にあるフェイによってメイが誘拐されるなど、知る由もなく…。
母のシンディが薬物依存症を治すため、リハビリ施設に入ることになり、叔母のもとに預けられることになったディラン。16歳の誕生日も近かったディランは抵抗したものの、高校も転校するハメになってしまう。登校初日にジュリアという子と親しくなるが、その一方で化学の授業中、教師に注意されたことをディランのせいだと逆恨みした学校の女王ティファニーに目をつけられてしまう。しかもティファニーの彼氏ジョナが「化学を教えてほしい」とディランに頼んだことが気に入らないティファニーとその取り巻きによって、露骨なイジメを受けるように。さらに母が薬物依存でリハビリ施設に入っていることをつかまれたディランは、ティファニーから更なる悪巧みを仕かけられる。
ある時、母ジョアナが目を離した隙に3歳の愛娘クロエが姿を消した。1週間経っても何の手がかりもつかめず、両親は2万ドルの懸賞金を用意し情報提供を呼びかけた。そんなかつて起きた事件の悪夢にうなされ飛び起きたジョアナ。現在のクロエは18歳。明るく健やかに育った彼女は、クラスメイトでもある隣人カイルとも仲が良い。だが、カイルの母マンディには再婚した飲んだくれの夫クレイグがいた。そんな折、かつての事件の担当刑事から、誘拐犯のブリタニーが出所するという知らせが届く。胸騒ぎを覚えるジョアナは、クロエにすぐ帰宅するよう連絡するも、夜になっても返事はなく、焦りを隠せないでいた。一方、マンディの家を訪れたクロエは、変わり果てたクレイグの死体を発見。しかしその直後に彼女は姿を消してしまう。